マクロレンズ『SEL90M28G』ショールーム展示レポート
ようやく先行予約販売が開始になったマクロレンズ「SEL90M28G」が早速、銀座ソニービルショールームで展示をスタートしています。
CP+2015で参考出品されていたので、それをご覧になっている方もいらっしゃると思いますが、いよいよ製品版としてあと1週間ちょっとで出荷が始まります。直前の実機の様子をレポートです。
ところで、昨日、当店は特別延長営業で22時までお店を開けていました。お客様が全然いらっしゃらなかったらどうしよう?とか思っていたんですが、おかげさまでたくさんのお客様がお越しになり、また、21時過ぎになってからお仕事を終えてやってくるお客様も多数いらして驚きました。
これからは、こういう大注目製品の発売の時は、延長営業を考えなくちゃいけないですね! ご来店&お買い上げいただいたお客様、ありがとうございました。(ちなみに、昨夜はW杯予選の第1戦があったので、その観戦でも盛り上がりましたが。)
できれば実機の展示も特別にしたいところなんですが、発売までは販売店にはレンズは来ませんからね。すみません。
ということで、日本でも3カ所でしか展示されていない未発売レンズを銀座ソニービルショールームで拝見してきました。
レンズにいろいろスイッチがついていますが、これはAF距離の制限をかけたり、手振れ補正のオンオフをしたりするスイッチです。
マクロレンズは最短撮影距離も短く、また無限遠まで撮れるので、フォーカスレンジが広くて全域をAFで使うと無駄に時間がかかるんですが50cmを境に無限遠までと、28cmまでのエリアに制限をすることでAFのスピードを上げることができるスイッチになります。
手振れ補正は常時オンで良いんじゃないの?という方もいるかもしれませんが、三脚を使う際は基本的にオフにします。オンのままでも影響はなさそうなものですが三脚で固定されていますので無駄に手振れ補正がされないようにオフにして使うみたいですね。
Gレンズロゴの下の丸いボタンはフォーカスロックです。フォーカスが合って、そのまま動かないようにするときに親指でこのボタンをつかうことでフォーカスが固定されます。あとは自分でカメラを前後してフォーカスの微調整をしたりして使います。
フォーカスリングは上下させることでAFとMFの切替ができます。MFにすると距離指標のリングと連動するようになり、絶対的な距離、倍率での撮影が出来る様になります。
リングは上下させる必要があるため縦方向のラインだけではなくメッシュ状にラインが刻まれています。
AFであわせたところからMFに切り替えられると便利そうですが、距離指標を優先してMFに切り替わるのでAFからそのままMF操作をしたいときはカメラ側の設定をDMFにしてAFのままで操作した方が感覚的には使いやすいかも。
ただ、レンズ側の操作でAFとMFが切り替えられるのも使いやすくて良いんですよね。
お客様からのご質問でMCプロテクターは装着した方がよいですか?というお声がありましたが、そこは好みで。
装着出来るフィルターは62mm径のものになります。
で、このレンズは焦点距離が長いので最短撮影距離もやや長めになっています。このレンズの最短撮影距離は28cmです。被写体からイメージセンサーまでの距離が28cmになります。
実際に最短撮影距離を観てみると、これくらい。腕時計を置いていますが、ここまでの距離が最短撮影距離になります。イメージセンサーからの距離で測るので、レンズの長さはそこからひかれます。レンズ先端から大体10cmちょっとくらいのところが最短撮影距離になります。
これだけ間があくので花粉がレンズについちゃう、とか、ご飯粒がレンズについちゃう、とかいう心配はしないでも大丈夫。30mmマクロレンズだともっと寄りまくれてしまうので、MCプロテクターをつけても良いかな、とは思いますが、これだったら個人的にはMCプロテクターは大丈夫かな?と、思います。
試し撮りもショールームの中でさせてもらっています。絞り開放だとマクロ撮影の場合、ボッケボケになってしまうのでちょっと絞ります。
F14くらいまで絞っても、まだミニチュア感が残りますね。
F22が最大絞りになります。これくらいになると実写っぽい雰囲気になってきますね。
シャッタースピードがだいぶ遅くなっていますが、5軸手振れ補正のα7IIを装着しています。これくらいのシャッタースピードくらいまでなら、なんとか合わせてくれるかも。
背景のボケもじわーっとにじんですごく綺麗。さすがGレンズ。
前ボケもこんな感じです。
普段はプログラムオート主体でカメラ任せで撮影している私ですが、今回はマニュアルモードで撮っています。ISO、絞り、シャッタースピードを自分の判断でコントロールするのってすごく難しく思えますが、マクロレンズでじっくり時間をかけて撮影をする、というのであれば、全部マニュアル設定で撮影するのも面白いですね。
私もマクロレンズを使い始めているところなんですが、このレンズ、時間を経つのも忘れていじくり回せるかも。
FEレンズってどれも似たようなデザインのレンズばかり、という声も耳にしますが、このレンズだけはだいぶイメージが変わったデザインです。
昨夜はたくさんのお客様に店頭でお買い上げをいただいていますが、おそらく店頭購入の1日の本数では昨夜が当店の新記録だったと思います。
今日もご来店のお客様がいらしていますが、当店のオーダーの様子だけ見ていると、このレンズ、またまた品薄レンズに向けて一直線に見えます。90mmマクロレンズの撮影会、やりましょうね。
明日も当店は通常営業で先行予約販売の受付をしています。ご来店をお待ちしています。
マクロレンズ (FE 90mm F2.8 Macro G OSS) SEL90M28G |
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ストア価格:134,880円+税 | |
ソニーストア長期保証選択 ・5年ワイド:14,000円+税 ・3年ワイド:無償 |
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メーカー商品情報ページはこちら 作例見本ページはこちら |
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発売日:2015年6月26日 | |
ソニーストア購入特典: 3年ワイド無償 “α”30周年記念ステッカープレゼント |
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テックスタッフ店頭購入特典: 長期保証半額クーポン 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 ミニ・ソニーフェアご成約記念抽選会開催中(~7/31) その他サマーフェア特典あり(~7/31) |
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当店blog記事:7/3 6/25 6/17 6/16 プレスリリース |
★ソニーストア マクロレンズ「SEL90M28G」のご案内はこちらから
★ソニーストア αフォトライフサポート加入者様はこちらから
※ αレンズが5%オフになる会員サービスです。5,000円の会費で3年間レンズが5% オフ。100,000円のレンズを買えば元が取れますので、今回のSEL90M28Gを1本買うだけで元が取れます。レンズ購入前に入会した方が絶対にお得。
☆ソニープレスリリース『解像とぼけ味にこだわった35mmフルサイズ対応の中望遠マクロGレンズを発売』
☆ソニー商品情報『デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ『SEL90M28G』商品案内』はこちらから
☆ソニーショールーム『90mmマクロレンズは今日から展示がスタート! 新商品 発売前先行展示』
☆当店blog 15.2.13「『CP+ 2015』ソニーブースレポート」
☆当店blog 15.3.7「ソニーストアUKにて新型FEレンズの価格が発表」
宮田 滋
2015年6月18日 @ AM 2:00
フォーカスホールドやレンジリミッター等各機能が旧機種だと機能しなかったりしますが、あまりアナウンスされてないですよね。
店員佐藤
2015年6月23日 @ PM 5:08
♪宮田さん、こんにちは。
こちらの件ですね。
http://qa.support.sony.jp/solution/S1403050060983/#qatopic_chapterAnswerContents_sectionHowto_2
“α7″シリーズ以降でないとフォーカスホールドは
使えないんですね。勉強になりました。
お客様に店頭でしっかりとご案内したいと思います。