5軸手振れ補正”α7II”にズームレンズキットが登場
ソニーデジタル一眼”α”のニューモデルが発表になりました。昨年秋に登場した5軸手振れ補正機能搭載の”α7 II”にお得なズームレンズキットとして「ILCE-7M2K」が発表されました。
完全な新機種ではありませんが2月に開催された「CP+2015」以来、ニュースが出てこなかったデジタル一眼カメラ”α”に久々のニュースです。
13時頃ソニーストアにて発表になりました。3年ワイド保証が無償でついて送料無料219,880円(税別)になっています。お届けは3月6日から。
従来はボディのみの販売で、こちらが189,880円でした。単純比較で価格は30,000円の差額となっていますが、付属する「SEL2870」の単品価格は47,429円となっています。
★ソニーストア ズームレンズ「SEL2870」のご案内はこちらから
フルサイズ対応のEマウントレンズとしてはこれが最安値のレンズですがボディと一緒に購入すると17,429円のお得となります。
この”α7 II”は世界初で、そして世界唯一のボディ内手振れ補正搭載のフルサイズミラーです。これにマウントアダプターを装着して他社製のブランドレンズも手振れ補正機能付きで利用する、というのがトレンドだったりするわけですが、ご存じの通り、その使い方だと”α7 II”ご自慢の5軸手振れ補正は利用ができません。
距離情報がレンズからカメラ側に伝達されないと5軸手振れ補正にはならないんです。
なので、他社製レンズやオールドレンズファンの方向けに、最新の5軸手振れ補正の威力もキットレンズで試してみてください。ソニーの”α”レンズも是非! というメッセージに見えなくもないかなぁと。
こちらは「CP+2015」のときに公開された5軸手振れ補正を可能にした新開発のユニットの動きをデモ展示していたときのものになります。従来はレールの上を動かしていたものが、”α7 II”では磁力で浮かせる、ということをしているそうです。
強力な磁石を使うことで電力消費を抑えているらしいのですが、その強力な磁石によりボディがゆがんだりしないよう、強度もあげているそうです。
そしてソニーのフルサイズミラーレス、”α7″シリーズの仕様比較はこちら。
α7M2 | α7 | α7R | α7S | |
ソニーストア価格 | 189,880円 | 134,880円 | 209,333円 | 230,000円 |
発売日 | 2014.12.5 | 2013.11.15 | 2013.11.15 | 2014.6.20 |
イメージセンサー | 35mmフルサイズ 約2430万画素 |
35mmフルサイズ 約2430万画素 |
35mmフルサイズ 約3640万画素 |
35mmフルサイズ 約1220万画素 |
ISO感度 | ~ISO25600 | ~ISO25600 | ~ISO25600 | ~ISO102400 拡張ISO409600 |
AFシステム | ファストハイブリッド 位相差117点 コントラスト25点 |
ファストハイブリッド 位相差117点 コントラスト25点 |
コントラスト25点 | コントラスト25点 |
手振れ補正機能 | ボディ内5軸補正 | レンズ側 | レンズ側 | レンズ側 |
ファインダー | 235万ドットOLED | 235万ドットOLED | 235万ドットOLED | 235万ドットOLED |
液晶モニター | 3.0型123万ドット | 3.0型92.1万ドット | 3.0型92.1万ドット | 3.0型92.1万ドット |
シャッター最高速 | 1/8000秒 | 1/8000秒 | 1/8000秒 | 1/8000秒 |
連写速度 | 最高約5コマ/秒 | 最高約5コマ/秒 | 最高約5コマ/秒 | 最高約4コマ/秒 |
動画撮影 | XAVC S + AVCHD | AVCHD | AVCHD | XAVC S + AVCHD |
アンチダスト機能 | 耐電防止コート センサーシフト駆動 |
耐電防止コート 超音波振動 |
耐電防止コート 超音波振動 |
耐電防止コート 超音波振動 |
外形寸法 | 126.9x95.7x59.7 | 126.9×94.4×48.2 | 126.9×94.4×48.2 | 126.9×94.4×48.2 |
質量 | 約556g | 約416g | 約407g | 約446g |
撮影可能枚数 | ファインダ約270枚 液晶約350枚 |
ファインダ約270枚 液晶約340枚 |
ファインダ約270枚 液晶約340枚 |
ファインダ約320枚 液晶約380枚 |
AF性能、画質性能は”α7″と同等。ただし液晶モニターのドット数が向上していたり、XAVC Sフォーマットでの動画記録が可能になっていたり細かい進化は見逃せません。
で、実際に使ってみると写りの良さとかもありますが、撮りやすさも魅力だったりします。
DMFにしてマニュアルフォーカスを使うと、ピント合わせのために画面拡大をして、その状態での5軸手ぶれ補正の効きがすごく良かったりします。特に撮ってて面白いのはSEL55F18Zなどのピントの山がとりやすいレンズで、もう、絶対に失敗写真を撮らなくて済むような安心感が得られます。
キットレンズは「SEL55F18Z」とかでも良いような気がするのは私だけでしょうか?
こちらはキットレンズの「SEL2870」を装着したところです。テレ側いっぱいの70mmにしていますが、レンズはあまり伸びていません。
ワイド端の28mmにしたところがこちら。レンズの繰り出しはほとんどないのが、このレンズの特徴です。
スタイルもある程度太さがあってバランスいいですよね。
これにマウントアダプターを購入して、好きなレンズすべてを手ぶれ補正機能付きでご利用ください。先週からはじまったα7ユーザーキャンペーンの対象モデルになるそうですので、クリーニングキットも今ならもれなくもらえます。
【新発売のニューモデルはこちら】
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【昨年発売のボディのみモデルはこちら】
★ソニーストア デジタル一眼カメラ”α7M2″ボディ「ILCE-7M2」のご案内はこちらから
☆当店blog 15.1.13「α7IIで撮る『富士山四景』」
☆当店blog 15.1.8「デジタル一眼カメラ「ILCE-7M2」本体ソフトウェアアップデートのお知らせ」
☆当店blog 14.12.11「”α7II”とSEL1635Zで撮る『世界のクリスマス2014』」
☆当店blog 14.12.5「フルサイズ光学5軸手振れ補正”α7II”実機開梱レポート」
☆当店blog 14.11.26「フルサイズ光学5軸補正搭載”α7II”ショールーム展示レポート」
☆当店blog 14.11.20「世界初 光学5軸手振れ補正内蔵フルサイズ”α7M2″発表」
☆「αオリジナルクリーニングキット プレゼントキャンペーン 」のお知らせはこちらから