小さな箱から大きな音『SRS-X11』展示レポート

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銀座ソニービルショールームで先週末から展示が始まっている新製品群。今日は一番小さなワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-X11」の紹介です。

 

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NFCを初めて搭載したスマートフォン群とセットで紹介されたのが丸いスピーカー「SRS-BTV5」でした。今回のモデルで3世代目のモデルになるのですが今回は出力が大幅にアップ。

初代「BTV5」が1.2Wだったのに対して、2代目防水モデル「X1」が5W、3代目X11は10Wの大出力になり、さらにパッシブラジエーターをボディ両サイドに内蔵、このサイズでなんとデュアルパッシブラジエーター搭載となっています。

それでいてサイズは歴代最小サイズ。小さな箱から一番大きな音が出てくるモデルとなりました。

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こちらは先代のSRS-X1です。販売店向けの資料によると、このSRS-X1の後継モデルがSRS-X11ではなく、BTV5の後継がSRS-X11という扱いになるらしいので、当面、こちらのSRS-X1も併売になるそうです。

なお、機能、性能面を比較してみると下記の通りとなります。

 SRS-X11  SRS-X1
 ストア価格  8,880円  8,500円
 発売日  2015.2.21  2014.6.21
 出力  10W  5W
 対応コーデック  SBC  SBC
 防水機能  ×  
 ステレオ再生機能  ○  ○
 ツイン再生機能    ×
 再生時間  約12時間  約12時間
 外形寸法  61x61x61mm  78×80.5x78mm
 重さ  約215g  約185g

大きな違いはやはりスタイルと防水性能の有無でしょうか。SRS-X1は防水機能があるのでお風呂などへの持ち込みもOKで、SRS-X11はそれができません。お風呂で使うスピーカーとして考えるときは先代のSRS-X1をオススメするしかないのですが、大出力化は屋外で使われる方には大きな魅力。

また、ステレオペアリングについても進化して、ステレオ再生の他にモノラルのデュアル再生も出来る様になっています。

では、実機を使ってみます。

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SRS-X11の仕様スタイルは基本、単体利用です。商品もひとつずつの販売になっていて、これにNFC搭載のスマートフォンを用意してタッチをすると、それだけでスマートフォンの音声をスピーカーで鳴らせるようにできます。

通話機能も搭載されており、ハンズフリー通話も可能。BTV5をクルマに載せて走行中のハンズフリースピーカーに使っているお客様もいらっしゃいます。

 

そしてSRS-X11をもうひとつ買って2個そろえるとステレオ再生ができるようになります。

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利用方法はわりと簡単。スピーカーの電源を入れたら2個のSRS-X11の背面にある「ADD」ボタンを長押しします。

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これで底面にあるランプが点灯。正面向かって左から「R」「B」「L」のランプになっていて、真ん中のBluetoothマークが点灯している方が親機になります。

スマートフォン、もしくはウォークマンは、このBluetoothマークが点灯している方にタッチします。これでステレオ再生がスタート。

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「ADD」ボタンをもう一度押す(どちらのスピーカーでもOK)と、LとRのマークが両方とも点灯します。これはモノラルモードで2つのスピーカーから同じ音が出るモード。

ステレオ感よりも離れたところで鳴らすなどして両方から同じ音を出したいときに使います。

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さらに「ADD」ボタンを押すとまたしてもLとRが別々に点灯。さらに「ADD」ボタンを押すとLとRが入れ替わる仕様になっています。

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どっちをL、Rのスピーカーにするのか、自分でちゃんと決められるようになっている、というわけです。

接続もADDボタンしか使わないし、使い方がわかれば簡単。というか、私は説明書を見ないでこの方法を見つけています。

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音質もさすが10Wというか、信じられないくらいの低音が出ます。サイズがサイズだけに60Hz以下の再生帯域はないはずですが音のチューニングがうまく出来ているんでしょう。

SRS-X33も買う気だったんですが、これもいいなぁ。山に持って行くならこっちの方がサイズも小さいし持ち運びやすいかなぁ。2個持っていってもSRS-X33より小さく、離して使うことで広いステレオ感を楽しめます。

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本体は5色のカラーバリエーションになっていますが、ボディと同じ色のシリコンストラップも付属。スピーカーを持ち歩くときに使えるんですけど、それよりもこの手触りの柔らかさ。。。サイバーショットにつけたいかも。

わっかはかなり小さく私の手では手首どころか手の平も入れることができないくらいでした。なので指に引っかけるくらいのストラップなんですが、これでSRS-X11をどこかにぶら下げて鳴らす、というのも良いかも。

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そして、これもやってみたい。。。SRS-X11用のオーディオボードはまだオオアサ電子さんから発売になっていないのですが、SRS-X3用のモノを用意して、こうして2つ載せてしまえば自宅のちょっとしたオーディオ用にも使えそう。

載せるとやはり音は変わるんですよ。

 

SRS-X11は2月21日お届けにてソニーストアにて先行予約販売を開始。

まずはひとつ買ってみて、これでステレオ再生をしたくなったら追加購入してSRS-X3用のオーディオボードも追加して買ってみる、というのが良いかも。

箱庭的なオーディオスペースを作るの、これでやってみたいですね。ステレオで買うと
したらやはり左右で別々の色で揃えると思うんですが、あなたでしたらどの色で左右をそろえますか!?

 

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★ソニーストア ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-X11」のご案内はこちらから

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★ソニーストア オオアサ電子製オーディオボード「HWB-XS」のご案内はこちらから

☆当店blog 15.1.22「ポータブルスピーカー『SRS-X55/X33/X11』発表」

 

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