3Dメガネ『TDG-BT500A』開梱レポート
今回はちょっとレアなソニー製品の開梱レポートです。無線方式の3Dメガネ「TDG-BT500A」の開梱&セッティングレポートをお届けします。
さて、3Dメガネについて事故が起こらないように初歩の初歩からお話をしたいと思うのですが、3Dメガネだけ買っても3D映像は楽しめません。テレビ側が3D映像の出力に対応していないといけなくて、さらに言うとBDプレーヤーも3D対応になっている必要があります。
普通のテレビ映像が3Dメガネをかけると立体に見える、ということはなく、テレビ、プレーヤー、そしてソフトウェアも3Dソフトでないと立体には見えませんのでご注意ください。(仕組みをご存じない方だと、お間違えになる方がいらっしゃるので一応ご案内しました。)
さて、ソニーが3Dテレビを推しまくっていたのは2010年くらいですかね。あの頃はサイバーショットにもデジタル一眼”α77”にも3D撮影モードが搭載されていましたが、あの頃と比べるとテレビの3D方式も変わってきています。
最初はアクティブシャッター方式の赤外線モデルからはじまり、2013年モデルの4KブラビアX9000、X9200Aなどでパッシブ方式の3Dメガネが初登場。そしてやや遅れて2013年モデルの4KブラビアX8500Aでアクティブシャッター方式で無線モデルが投入されています。
ユーザー側で3D方式を選べるものではなく、それぞれ対応する方式の3Dメガネを用意しないと立体映像にならないので注意してメガネ選びをしないといけないんですが、うーん、いつの間にか3方式のテレビが出てしまっているんですね。
今回は4KブラビアX8500Aの他、2014年モデルの4Kブラビア、X9500B、X9200Bで利用する無線のアクティブシャッター方式の3Dメガネ「TDG-BT500A」の紹介になります。
メガネ本体のデザインはパッシブ方式のTDG-500Pにそっくり。赤外線方式のTDG-BR250の本体が59gもあるのに対して、無線のTDG-BT500Aはたった36g。結構な軽量化が進んでいます。
視力調整機能などはなにもないので私みたいな近視の人はメガネを別途かける必要があるのですが、この形状がうまいこと出来ていてメガネ・オン・メガネをすることが可能。
眉間のところに電源ボタンがありこれで電源投入をします。初回はテレビとの同期接続があるんですが、それは自動で行われて同期が取れるとテレビ画面にメッセージが数秒表示されます。
無線方式なので双方向で通信をするため、電源オフのボタンもなくテレビ側が3D上映をやめると、そのときに電源が切れるようです。
バッテリーはコイン電池を使います。従来モデルはUSB充電をできるようにしてくれていてランニングコストがかからないようになっていたんですが、ここは要注意。
ただ、バッテリーは約100時間持つそうです。バッテリー残量を気にせずに使えるので予備の電池だけひとつお取り置きしておけば心配はないかと思います。
ソニー(SONY) SONY [ ソニー ] 純正品 時計用 ボタン電池 CR2025 (5個)
- 出版社/メーカー: Sony
- メディア: エレクトロニクス
バッテリーは「CR2025」というのを使用します。5コで315円(送料無料)だそうなので手間代を考えても、この方が便利そうですね。
で、先週末に自宅で見て感動しまくった「アナと雪の女王」の3D版なんですが、これを再生。
☆当店blog 14.7.21「ソニー×アニメ『アナと雪の女王 3D』」
この映画は絶対に3D版で観ないともったいない!と、今回も強く思うわけです。嵐のシーン、吹雪のシーンはもちろん、エルサの魔法とかも3Dの見どころいっぱい。
オラフの登場シーンとか、そしてラストの氷の入り江のシーンなども思い起こせば3Dで見ると迫力がありそうなシーンの連発ですからね。
お店て展示中の最新モデル「KD-65X9200B」でいろいろ試してみると、ふむふむ、3D上映の時もモーションフローが利用できることを発見。ここも「なめらか」が一番良い感じかも。
というのもモーションフローを切ると24pをアクティブシャッターでやるのでシャッターが秒48回になるのかな? 蛍光灯の50Hzと近くちらつきが気になるので映像画質がどうこういうよりもフリッカー対策的にモーションフローが助かる感じがします。
ということで最新の3Dメガネの紹介でした。今は3D対応テレビというのをあまり全面にうたっていませんが「あ、うちのブラビアって3D対応だ!」ということがあるかも。
「アナと雪の女王」の3D版BDは、通常版BDをお持ちであれば2,000円追加することで購入が可能です。3Dメガネを合わせて用意して作品本来の3D映像でご覧になってみてはいかがでしょう。
★ソニーストア アクティブシャッター無線方式3Dメガネ「TDG-BT500A」のご案内はこちらから
※2013年モデルX8500A、2014年モデルX9500B、X9200B、KD-70X8500B等が対象
ハイビジョンモデルならW920A、W800B(50型)、W900Aで利用できます。
詳しくは商品情報サイトにて
★ソニーストア パッシブ方式3Dメガネ「TDG-500P」のご案内はこちらから
※2013年モデルX9000、X9200A、2014年モデルX8500B等が対象
ハイビジョンモデルW802A、W800B(42型)でもご利用になれます。
詳しくは商品情報サイトにて
☆当店blog 13.9.11「映画館の3Dメガネって4Kブラビアで使えるんですか!?」
★ソニーストア アクティブシャッター赤外線方式3Dメガネ「TDG-BR250」のご案内はこちらから
※2012年モデルまでのハイビジョンテレビで利用できます。HX950、HX850、HX750、HX920、HX820、NX720、EX720、LX900、HX900、HX800シリーズなど対応機種多数。