ハイレゾ対応ポータブルリニアPCMレコーダー『PCM-D100』発表&発売
まだ大本命のハイレゾ対応ウォークマンが日本国内向けには発表されていませんが、どんどん外堀が埋められていく感じです。ハイレゾ対応ヘッドホンの発表に続き、ポータブルリニアPCMレコーダーが発表になりました。
リニアPCMというのはCDでも採用されているフォーマットでCDで採用されている44.1kHz/16bitを大幅に超える192kHz/24bitでの録音が可能。さらにスーパーオーディオCDで採用されるDSD方式での録音にも対応。
で、あれば「リニアPCMレコーダー」ではなく「DSDレコーダー」と呼んだ方が良さそうな気もするんですが、言葉の浸透度からリニアPCMレコーダーとしておいた方がよいんですかね。
デジタル時代にデンスケがよみがえる!として「PCM-D1」が発売になったのは2005年の11月21日でした。ソニースタイルでの販売価格は198,000円でしたので、それから比べると今回のモデルの99,800円は半額くらいの設定になります。
アナログメーターこそついていないもののボディデザインは発売から8年もの歳月がかかって洗練されたものになりました。録音レベルの調整は今でもアナログなダイヤルつまみになっているところに長年培ってきた技術、使いやすさへのこだわりが感じられます。
以前も話題になりましたが振動吸収素材を配した三脚はカメラ用として使うのにも良さそう。この三脚がどれくらいの威力を持つものなのか試してみたいかも。
音楽演奏の録音が主な目的になると思いますが、自然環境や鉄道、乗り物の生録などに利用される方もいらっしゃるでしょうね。
海外ではすでに発表になっていますが、ハイレゾ対応のオーディオ製品がこれから日本国内向けにも続々と発表されると思います。ハイレゾ音源の入手方法がどうなるのかまだわからないんですが、こういう生録の音をハイレゾで!というのも楽しそう。
デジタル音源に切り替わるときは20kHzを超える高音域は人間の耳では聞き取れないから。。。なんていう話もありましたが、そういう可聴域ではない音の影響も大きかったですからね。
私も再生環境が整ったら、これ試してみたいなぁ。
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