ウォークマン『NW-F886』開梱&セッティングレポート

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今日は「誰も作らなかったカメラ」旋風が吹き荒れた1日でしたが、新型ウォークマンのF880シリーズの店頭出荷日でもあります。

発売日は明日の10月17日なんですが、せっかく1日早く届いていますので、簡単に開梱と最初のセッティングの様子、そしてハイレゾ音源の再生を試してみたいと思います。

 

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さて、パッケージを開くとこんなにコンパクトに収納されてはいっていました。当店で購入したのはブルーカラーモデルです。個人的に今年はブルーカラーの年になってしまって、カラーを選べるとついブルーカラーを買ってしまいます。

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パッケージに入っている同梱品は上記の通り。ウォークマン本体の他に専用USBケーブル、ノイズキャンセリングヘッドホン、そして取扱説明書の他にカラフルなクイックスタートガイドが4冊も入っています。

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それぞれ、機能を特化させて説明しているんですが、最初に読むのは茶色のものがおすすめ。

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ここにウォークマンの基本的な操作。。。というか、Android OSの使い方を説明してくれている感じ。昔と違ってウォークマンは単なるミュージックプレーヤーではなくて、スマートフォンと同じAndroid OSですからね。

これを読んでから目的別に音楽の収納方法をクイックガイドで読んで、必要なところだけ操作を覚えてください、という流れになっています。

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こちらは同梱のヘッドホンです。イヤーピースはMサイズがついていて、別途Sサイズ、Lサイズも用意されています。イヤーピースの芯の部分とスカートの部分で硬さが違うハイブリッドイヤーピースがついていて、装着感もアップ。

ジャックの方にも見慣れないパーツがついています。

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なるほど、ウォークマンに装着すると、WMポートをこうしてふさぐ形になっていて、これで端子に汚れがつくのを防いでくれます。年々、こういうところはどんどん良くなっていきます。

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取扱説明書も一応目を通しますが、特にハイレゾ音源についての説明はなく、唯一、主な仕様のところで再生できるファイルの種類のところでFLACの192kHzや24bitという数字が確認できるくらい。

ハイレゾ再生のことを知らなければ、全然気がつかないでウォークマンを使うことになりそうです。

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さて、気になるのはハイレゾ音源を付属のヘッドホンで聞いても違いがわかるかどうか、ということ。一応、聞いているのは付属のヘッドホンではハイレゾ音源の再生には向いていなくて、ハイレゾ再生にはハイレゾ対応のヘッドホンを別途用意してください、ということになっています。

なので、当店にある唯一のハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-1RBT」(有線接続の場合はハイレゾ対応になります)も、用意して試聴。

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ウォークマンの電源を入れるとまずは言語選択をすることになります。

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続いては無線LAN接続。ウォークマンはスマートフォンと違ってモバイル通信の手段をもちません。無線LANが唯一の通信手段になります。使い勝手は無線LAN環境でネットにつながっていれば通話のできないスマートフォンという感じ。特に機能面での制約もありませんし、お金のかからないスマートフォンとして利用ができます。

ここではお店の無線LANに接続。

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続いて、Googleアカウントの利用を聞かれるんですが、ここでGoogleアカウントを使わないとアプリの追加インストールもできないし、Android端末としての機能の半分以上が使えなくなります。

まだGoogleアカウントをお持ちでなければ、PCなどを使ってGmailでアカウントを作ることをおすすめします。ここでは私の場合はスマートフォンで使っているGoogleアカウントでログインします。これでスマートフォンで購入したアプリなどもウォークマンで使うことができるようになります。

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一応、サイズ比較です。左からウォークマンZ1000シリーズ、NW-F886、そしてXperia Aです。ウォークマンZ1000が登場したばかりの時はサイズが大きいという声をたくさん聴いていましたが、今見るとレギュラーサイズのXperia Aとほぼ同じサイズ。

スマートフォンはXperia Zになってもっと巨大化していきました。ウォークマンZ1000は今思えばもう普通のサイズですね。

F886がやけに小型に感じます。

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まずはウォークマンアプリで音楽再生をするんですが、なるほど、インフォメーションがしっかりしているというか、こうして使い方をあちこちで教えてくれるチュートリアルが充実しています。

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サンプル曲の再生をしようと思うんですが、お、いきなりハイレゾ楽曲がサンプルで入っていました。10曲のサンプル曲が入っているんですが、そのうちの4曲がハイレゾフォーマットです。

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FLACの96kHz 24bitが2曲と88.2kHz 24bitが2曲。どれも収録時間は短めなんですが、アコースティック音源のわかりやすい曲が用意されていました。

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再生してみると、付属のヘッドホンでも十分違いがわかりますね。高域の音が出ているかどうかは私の耳では聞き取れませんが、量子化ビットが24bitになっていて、ダイナミックレンジが広がっているというか、小さな音でも情報量が多いのは年を取って聞き取れる周波数が狭まっても十分違いがわかります。

なんだ、ハイレゾ対応ヘッドホンがなくて
も、それなりに楽しめるぞ。

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ハイレゾ楽曲の再生をすると、曲名のところに「HR」というマークが表示されるのも新発見。なるほど、これは楽しいかも。

あいにく、今日の時点ではまだmoraがハイレゾ音源の販売をスタートしていなくて、聞ける楽曲がこれだけしかないんです。それでも試聴するのには十分。

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そしてハイレゾ対応のMDR-1RBTでも再生に挑戦。

うーん、なるほど、これはわかりやすい。インナーイヤーヘッドホンよりもやはり多少でも耳周りに空間があって音源が耳の外にある方がわかりやすいですね。

ただ、このMDR-1RBTもNW-F886もチューニングがロックとかポップス向けになっているのか、やや音がダイナミック過ぎる感じもします。これは音質が良い悪いではなくて私の好みの問題でもあるんですが、そういう時はイコライザーを使って音を調整します。

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イコライザープリセットもハイレゾ音源で利用が可能、こういうところの制約は特にないようです。イコライザーの切り替えも昔は切り替えた瞬間にバシッと音質が変わる感じがしていましたが、これは滑らかに音質が変化するようです。

耳に優しいというか、気持ちが良いですね。こういうの。

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結局、カスタムイコライザーで調整をしたんですが、私の耳ではこんな感じにするとより聞き取りやすくなりました。

moraでは明日よりハイレゾ楽曲の配信がスタートします。さて、どんな音楽を楽しんでみようかな。

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まだ、今日は短時間しか使っていないんですが、ボディに音楽ファイルの再生停止、送り、戻しがハードウェアボタンで用意されています。

これはスマートフォンには用意されていない、ウォークマンならではの操作ボタン。今回は同じ曲を何回も試聴する必要があったので、これがとても助かりました。

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それと、内蔵スピーカーなんですが、こんな風にウォークマンロゴのところがスピーカーになっているんです。画面操作をするたびにカチカチと音を出して反応してくれるのが小気味いいんです。

以前はウォークマン自体にスピーカーがなかったのでWMポートに挿す見にスピーカーとか用意したりしていましたが、それも今は必要がないんですね。

 

明日より、当店店頭にて展示を始めます。moraでのハイレゾ楽曲の配信が始まりましたら、またレポートします。

 

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☆当店blog 13.10.16「新型ウォークマンF880シリーズが早速アップデート」 
☆当店blog 13.9.25「ハイレゾ音源対応ウォークマン『F880』シリーズ発表」

 

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