2012年VAIO春モデル『VAIO Lシリーズ』の話

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本日発表になったVAIOの2012年春モデルの進化点をまとめてご案内しようと思っていたんですが、今日は思いの外、ご来店いただいたお客様が多かったのと。。。ドクターイエローご来訪ということで無駄に遊んでしまって時間が作れなくなってしまいました。(^^;)

なので、ちょっと時間を作ってモデル別にいろいろ私も見ていこうと思います。まずはデスクトップ24型のVAIO Lシリーズの話から。

 

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さて、今回の2012年VAIO春モデルのラインナップですが、今日の時点で受注を開始しているのはデスクトップモデルのVAIO LシリーズとJシリーズの2機種のみとなってます。それ以外のノートモデルについては2月3日(金)に価格を含めてご案内がはじまるということになっています。

ですが、その受注開始になっているLシリーズもJシリーズも実際の出荷に関しては2月18日からとなっていてお届けがかなり先となっています。

詳しいことはわかりませんが、おそらく昨年秋のタイの洪水被害による影響がこういうところで出ているみたいで、ノートPCで利用される2.5インチHDDは目処がついているそうですが、デスクトップに使う3.5インチHDDがまだ影響を受けているようなんです。

この春はソニーさんに限らず、どこのメーカーさんもデスクトップモデルが品薄になるという予想が立っているみたいですよ。

 

さて、今回のVAIO Lシリーズのモデルチェンジですが、本体デザインなどは変わらず、秋モデルと比べると搭載するプロセッサーが高性能化されている程度。ソフトウェア面でも大きな変更はありません。

唯一、VAIO付属ソフトの中で変わるのが「PlayMemories Home」です。従来はPMBという写真動画の閲覧編集ソフトがあったんですが、それがこの春から「PlayMemories Home」というソフトウェアに変更されます。

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今のところ聞いている話ですとほぼ同じ様な使い勝手なんですが、顔認識機能が省かれるようで、PMBの様に人の写っている写真の抽出作業などができなくなるみたいです。機能が落ちるとはなにごとか、という面もありつつ。。。正直、その顔認識のためにバックグランドで解析ソフトが常に動作していました。これによって、動作がより軽くなるのかな?という期待も個人的にはあります。

まだ私も触ったことがないソフトウェアなので、どんなことになっているのか、ちょっと楽しみ。

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そして、これはソニーオリジナルソフトウェアの話ではなくなるんですが、編集ソフトが変わります。ソニーストアのVAIOオーナーメードモデルの場合は両方とも選択ができるようになるんですが、今まで動画編集というと「Adobe Premiere Elements」が付属してきていましたが、春モデルからは「Vegas Movie Studio HD Platinum」というソフトウェアの選択もできるようになります。

ハイビジョン編集はとにかく処理が重いので、それを軽くするためのソフト「VAIO Edit Compornets」というオリジナルソフトウェアを用意し、これでAdobe Premiereを使うのがVAIOのハイビジョン編集の基本的な使い方だったんですが、PCの性能がここ数年で飛躍的に進化して、いまや、そういうアシストソフトがなくても、普通にがりがりとハイビジョン動画ファイルでの編集が出来るようになってしまいました。

そこでプロキシファイルなどを使わないで編集するようになってきたんですが、Adobe Premiereがまだ3D動画の編集に対応していないことから、ここで3D動画編集のできるソフトウェアということで「Vegas Movie Studio HD Platinum」を取り上げたんだと思います。

Vegas Movie Studioは私も使ったことがあります。素材がないので3D編集作業をしてはいないんですが、基本的な使い方はAdobe Premiereと一緒。テロップの入力などはAdobe Premiereよりもわかりやすかった印象があります。

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VAIO Lシリーズでは静止画、動画編集ソフトウェアの選択を上記の6通りから選択することが可能になりました。なにも必要が無い方は30日間の体験版を選び、3Dハンディカム、3Dデジタル双眼鏡などを使って3D動画の編集に今年は挑戦してみたいぞ! という方は「Imagination Studio VAIO Edition」を選択、という流れになります。

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Vegas Movie Studioはチュートリアルも充実しています。Adobe Premiereでのタイムライン編集が普通に出来る方であれば、Vegasへの乗り換えもそれほど難しいことではありません。(私でも使えたくらいですから)

と、これがソフトウェア面での進化。

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あとは搭載ドライブでBDドライブを選択したさいに「BDXL対応」のドライブがついてくる進化があります。

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「BDXL」というのはブルーレイディスクの新しい規格で従来は25GBと50GBのディスクの2種類がありましたが、100GB、125GBというさらに大容量のディスクが登場しており、これに対応したドライブというのがBDXLということになります。

後から登場した規格で、まだBDXL対応機器は多くありません。互換性を重視するならあまり気にしなくてもよいのですが、こと自分で対応、非対応を考えると当然対応していた方がありがたいわけで、テレビ録画用のみならず、データのバックアップ用にもこれからは利用ができると便利、という時代がくるかもしれません。

 

以上、超駆け足ですが、2012年のVAIO春モデルで登場したVAIO Lシリーズの紹介でした。外観は変わらないんですが新型モデルを今回はお貸し出しいただけるそうですので、これらソフトウェアの紹介を中心に、実機が来ましたら詳細をレポートしたいと思います。

 

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★ソニーストア 24型ボードPC「VAIO Lシリーズ」のご案内はこちらから

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☆当店ホームページ 24型ボードPC「VAIO Lシリーズ」オーナーメードレポート

☆当店blog 11.11.24「3Dディスプレイ搭載VAIOがサイドバイサイド対応へ」 
☆当店blog 11.10.25「VAIO 3D対応ソフトウェアの拡充」 
☆当店blog 11.6.10「ソニーストアの最強VAIO設置サポートの話」  
☆当店blog 11.5.24「目指せ『水曜どうでしょう』をVAIOでコンプリート録画!」  
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☆当店blog 11.4.5「新型VAIO Lシリーズのセッティングレポート」 
☆当店blog 11.3.31「VAIO Lシリーズの開梱レポート」 

 

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