非対応VAIOでハイビジョンが観たい!
先日から途切れ途切れで実験しているスゴ録「RDZ-D97A」で録画したハイビジョン映像のVAIOでの視聴大作戦ですが。。。
今回はその第3回目です。今回はVAIOホームページで対応モデルになっていない機種でのハイビジョン視聴に挑戦です。
まずは、一発目。VAIO type L 15.4型の「VGN-LB90S」でのハイビジョン再生なんですが。。。結果から言うと、ハイビジョン番組を映すことができちゃいました。
ただ、前回type Sのワイヤレスでの実験で、ワイヤレスLAN経由だとそれだけでコマ落ちすることがわかっていたので、実験では有線LAN接続でのテスト。
type L 15.4型ではノートンインターネットセキュリティとVAIO Media サーバーが働いている状態です。メモリは1GB搭載。この条件で。。。やはり派手ではないものの、コマ落ちが発生します。結構、頻繁で1秒に1コマくらいは飛んでいるかも。
非対応VAIOと言っても、こうして性能面でハイビジョン再生においつけないだけで、コピーワンスコンテンツの再生をすることもできるんですねぇ。
再生している映像はすべてDRモードで録画したものだけなんですが、SPモードとかXPモードみたいに、ちょっとビットレートを下げれば、SD画質で楽しめるのかもしれませんね。(あくまで私の個人的な検証の結果であって、メーカーでは再生保証をしているわけではありません。当店で再生保証をするものでもありませんので、ご了承ください。)
続いては、より低性能なモバイルノート、旧型「VAIO type T」のVGN-T91PSです。発売は05年1月のモデルです。これでも有線LANであれば行けちゃうかな!?
VAIO Media 5.0とデジタル放送プラグインをインストールして、さぁ、いよいよ、スゴ録「RDZ-D97A」へのアクセスをテストしてみます。。。どうかなぁ。。。ドキドキ。
しかし、結果はそれ以前の問題で、このコンピュータはデジタル放送を録画したコンテンツの再生に対応していない、とか。。。
これはSZノートでHDCP非対応ディスプレイを使っていたときと同じメッセージです。ということは、type Tは性能面でハイビジョン再生に対応できないだけではなく、デジタルコンテンツの再生についてもハードウェア的に対応することができないようす。
こうして、ハイビジョン再生非対応モデルには2種類のケースがあるみたいですね。
ただ、こうしてVAIO Media上では、しっかりスゴ録にアクセスできているので、アナログ放送を録画しての番組視聴とかだったら使えるかも。
ハイビジョン・スゴ録のアナログ放送録画機能なんて、いつ使うんだ?なんて思っていたんですが、こうしてVAIOのビデオサーバーとして使うとするなら、利用価値がありそうです。
そして、最後はハイビジョン再生対応モデル、type SZでのワイヤレスLAN視聴の再実験。
SZ自体はハイビジョン再生に対応しているし、有線LANならコマ落ちすることもなく、バッチリ再生ができるんですが、ワイヤレスLANの方を最適化することでなんとかハイビジョン映像をワイヤレスで楽しめないかなぁ。。。と。
場所を、ワイヤレスLANルーターの近くに移して、他のワイヤレス機器をAIBOも含めて全部OFF。ワイヤレスルーターに接続しているのはtype SZのみという状態で、802.11gの上限値である54Mbpsにした上で、スゴ録のハイビジョン映像再生に挑戦するんですが。。。
うわぁ、これでもダメかぁ。。。先ほどのtype L 15.4型よりもコマ落ちします。通信速度を上げても(いつもは24Mbps程度)、結局通信方法にボトルネックがあるのかもしれませんね。ちゃんと数えていませんが1秒間に3回くらいはコマ落ちしているみたいです。
再生画質はハイビジョンの超高精細さがあるだけに、うーん、惜しい!!
これもSP画質など、ビットレートと解像度を下げてあげると、普通に観られるのかもしれません。DRモード以外だとハイビジョンの高精細さは味わえませんが、それでもデジタル放送の16:9ワイド画角の映像を楽しめるだけに、それでもメリットはあるんですけどね。
ということで、全3回に渡ってご紹介してきた、スゴ録「RDZ-D97A」のネットワーク機能の紹介は終了です。あいにく「RDZ-D97A」も「RDZ-D77A」もソニースタイルでは完売してしまっているので、メルマガでのご紹介ができないんですが(以前、完売した製品のレビューレポートを書いて、お客様にひんしゅくを買ったことがあります。)、ホームサーバー機能を搭載したハイビジョン・スゴ録ユーザーさんのお役に立てれば幸いです。(本当はメルマガで書きたかった。。。(T_T))
なお、ホームサーバー機能を搭載していない、400GB HDDモデル「RDZ-D87」もソニースタイルでは入荷未定になってしまいました。ワールドカップ前ということもあり、実は「type U」争奪戦の裏で結構、買われていたんですよ「RDZ-D87」は。。。
もうちょっと、たくさんソニースタイルさんに割り当てがあれば良かったのになぁ。。。
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K
2006年5月25日 @ PM 10:47
おじゃまします
なるほど、興味深い実験ですね。参考になります(^^)。後はどのタイミングでHDDレコーダーを購入するか?なんですけどねえ。
Virgo
2006年5月26日 @ AM 5:07
ロケーションフリーシリーズは無線LAN (IEEE802.11a)は使えないのでしょうか?
使えるとgより全然、安定するはずなんですけど。
うちは、動画用だけのためにaにしてるんですけど、意味なかったかな〜。
いずれにしてもMacもW-ZERO3も対応発表があったので、落ち着いたら今年はチャレンジしたいですね。
店員佐藤
2006年5月26日 @ AM 5:19
♪Kさん、おはようございます。
これからテレビ機器がどんどんハイビジョン化されていくでしょうし
ブルーレイドライブが登場しはじめると、一気にパソコンも
ハイビジョン化していくでしょうし、こういう実験をこれから
全国津々浦々で楽しまれる方がでてくるでしょうね。
HDDレコーダーですが、できれば4TBくらいのモデルが
欲しいですねぇ。複数のドラマを全部録りしておいたり
したいし、おまかせ録画機能を本当に使うんだったら
それくらいの容量は必要ですよねぇ。
店員佐藤
2006年5月26日 @ AM 5:34
♪Virgoさん、おはようございます。
802.11aの件ですが、type Lとかはb/gのみなんですよ。
type Uならaもいけるんですけど。。。
ちなみにウチの事務所の周りでもワイヤレスLANは
かなり使用されていて、窓辺で電波を探すと
8つくらい見つかったりすることがあります。(^_^;)
なので、かなり条件が悪い中での検証なんですけどね。
比較的空いているaを使ったら、もっとうまくいきますかねぇ。
第4弾もやらなければいけませんし。。。(type Uで)