線路工事の話

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寝ようと思ったら外から工事の音がします。なにをしているのかというと、どうやらうちの前の線路で工事をしている様子。そうだ、こういうときに試してみたいことがあったんだ!

 

何を試すのかというと、サイバーショットとα550での暗所撮影対決! 明るく照らしている工事現場と言っても、カメラ的にはかなり厳しい条件なわけで、しかもそれを4倍ズームくらいで撮影するんです。

非常に条件が悪い撮影対象ではありますが、最新サイバーショット「DSC-TX7」には「手持ち夜景モード」での撮影が可能。そして最新デジタル一眼レフ「α550」では高感度ISO12800での撮影が可能。それってどっちが綺麗に撮れるの?という実験です。

まずはサイバーショットから。 

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□DSC-TX7 夜景手ぶれ補正モード撮影 1/8秒 F4.5 ISO3200

「手持ち夜景モード」というのは8枚の写真を連写して、あとから合成してノイズを抑える、という技術。手持ちで撮影してもぶれている部分を合成時に直してくれるので手ぶれもしません。 手軽に撮影ができるサイバーショットに搭載されていると非常に真価を発揮してくれるというか、ボディが小さいところを補ってくれるので三脚いらずでなんでも撮影を可能にしてくれます。

見たところ、ノイズも少なくなかなかシャープに撮れました。

連続撮影を行っているんですが、表記上は1/8秒というシャッタースピードになるようです。これが連続撮影したときの合計のシャッターが開いている時間なのか、連続撮影の1枚のシャッター時間なのかはわかりませんが、1秒間もシャッターを開けていたら、確かにこれくらいの写りにはなるかも。

 

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□α550 プログラムモード撮影 1/4秒 F5.6 ISO3200 

続いてはデジタル一眼レフα550です。さすがαだけあって、見た目に精細さが違っていて情報量もぐっと多めになっているのがわかります。ですが、シャッタースピードは1/4と非常に低速。撮影しているときは「ガッチャン」というゆっくりシャッターが切られている音がするので、何枚か撮影しています。

焦点距離55mmとそれほど遠いものを撮っているわけではないので2枚くらい撮影しておけば、ま、だいたい上手く撮れているもの。ただ、作業員さんが歩いている姿が見えますが、これがぶれてしまっているのは仕方がありません。もうちょっとシャッター速度を上げるために、ISO感度をさらに上げます。

 

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□α550 プログラムモード撮影 1/20秒 F5.6 ISO12800 

こちらが最高感度のISO12800です。ノイズがずいぶん増えてしまうんですが、それでも動きぶれが止められます。シャッター速度も1/20まで速くなっているので、αの手ぶれ補正の許容範囲内になりました。 慎重に撮影すれば、まず失敗はしません。

ただ、ノイズについては手持ち夜景モードを搭載しているサイバーショットに勝てないものですねぇ。それでも写りの良さはαの方が数段上にはなりますので、どちらかでしか撮れない、という状況であれば、α550を手にするんですが。。。うーん、α550にも手持ち夜景モードとか搭載できたらなぁ。

 

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