歴代VAIOノートで劣化具合をチェック!

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さて、今日はちょっと面白い比較をしてみます。私がこれまで購入した歴代のモバイルVAIOノートを並べてみて、ちょっとしたサイズ比較。ついでに、使い込んだVAIOノートってどんなところが傷むのかもチェックしてみました。


type Tの購入を検討されている方、これから新品のtype Tが到着される方、この夏type Tを購入された方の参考になると幸いです。





まずは比較って感じではありませんが、最初は98年夏購入の私が初めて購入したVAIOノート「PCG-505G」との比較。


「PCG-505G」というのは、Windows 98を搭載した初めての505ノート。社内で異動があり、ソニーショップ部署に移った時に最初に清水の舞台から飛び降りた気持ちで購入したVAIOノートです。


で、これを思い切り仕事にも使っており、初期のソニーショップ・テシコのホームページはこのモデルで作っていたし、メルマガもこのVAIOノートで書き始めました。私にとっては思い出のモデル。



こうして最新のワンセグ搭載「VAIO type T」と比較してしまうと、もうサイズがどうこういう以前に、機能面の進化に超驚きです。かたやHDDが2GBという、今ではメモリタイプウォークマン並の容量で、よくこれでWindowsやOfficeをインストールできたものだなぁ、という感じ。



ボディの厚みはほとんど変わらないモノの、右の新型type Tでは光学ドライブも内蔵している上に、今ではワンセグチューナーを搭載し、テレビ放送まで観られてしまうなんて、当時から考えれば夢の様な話です。


そうかぁ、この505ノートを買ってから、すでに8年も経つんですね。(って、ことは私も店員歴が知らぬ間に8年も経っているってことですね。うう、相変わらず初心者丸出しなのをどうにかしなければ。。。)



劣化具合と言っても、ちょっと近寄った画像だと気持ち悪くなる人が出てくる可能性があるので、この辺りでやめておきたいと思います。


ただ、こうして比べてみるとデザインの陳腐化ってスゲェなぁ、とも思います。購入した当時は今までにない、斬新なモデルで史上最強のかっこよさだと思っていたんですが、今では、こっちのプレミアムブルーから見劣りしまくってしまいます。


先日までこの505ノートも現役で頑張ってくれていて、宅配便の発送票のプリント専用マシンとして活躍していました。この春にその仕事も終わって、現在は隠居生活中です。当店スタジオに「お守り」として展示しています。


 



続いてはSR、TRを飛ばして、先代のtype Tで型は「VGN-T91PS」になります。忘れもしない05年春モデルで、外装にカーボン素材を使った2機種目のモデル。


初めて見たのは、大阪のソニースタイルストアの会議室で、e-Sony Shopのミーティングの席でマスコミよりも早く拝見させてもらった(と思う)時です。


「革の質感」で手帳をイメージさせる先代type Tの中で、ブラックカーボンボディのこのソニースタイル限定カラーモデルの登場は、狂喜乱舞の世界。今でもこのモデルはウルトラカッチョイイ!!と思えるのと、一度閉店したソニーショップC-TECが、このモデルをきっかけに復活してきた経緯があり、これも私には思い出深いモデルのひとつ。


キャンセル待ちのモデルを粘りまくって、最後の最後に奇跡的に購入できた経緯があります。


これも絶対に手放さないノートPCということで、大事にするつもり。現在も我が家でサブPCとして活躍中。ダイニングから離れてホームモバイルするときに、これを小脇に抱えてソファに座っていたりします。ワイヤレスLANの楽しさを私に教えまくってくれました。



こうして新型のTXシリーズと並べてみると、なんかすでに古くさい感じがしてしまうんですが、これは仕方がないところ。先代のtype Tを踏まえて一切妥協のないデザインって感じで新型type Tが登場しましたからね。



一見キープコンセプトで外装デザインに大きな違いが見られませんが、こうして比較してみると、暗いところでの視認性をあげるためにキーボードが明るいカラーになっていたり。。。



キーボードの奥にスピーカーが配されることで、映像と音の一体感、音像の定位感というのをあげているAV性能の向上とかもなにげにアピールされていたりします。



また、決定的なのは液晶パネルで、見かけ上、このパネルの薄さが比較するとスゴイ事になっています。


新開発のLEDを光源としたバックライトを採用しており、それとパネル素材をカーボンにすることで、強度を2倍にあげることで実現している薄型。また、パネル解像度も完全な16:9になっているところもAVモバイルパソコンとしてのこだわりですよね。



ちなみに旧型type Tですが、購入してから半年間、毎日通勤バッグに入れて家と会社を行き来していました。この時は8:45出社を義務づけられていた頃で、ぎゅうぎゅう詰めの通勤電車でカバンをつぶされていたこともあり、その歴戦の傷跡が。。。よく見るとVAIOのロゴの真ん中あたりが剥げていて、これは液晶パネルと接触してしまうんでしょうねぇ。。。それと液晶パネルの下枠にも細かい縦線が入っていますが、これもキーボードと接触してしまっていたんでしょう。


満員電車の中でつぶされる可能性があるなら、ハードケースとかが必要でしたね。



それと、これも反省点。「このモデルは外装にカーボン使ってるんだぜ!だから強度はバッチリ!」なんて言って、特にインナーケースにも入れず、カバンに入れていたんですが、外装パネルがカーボンでも、その表面はカーボンではなく塗装面です。見ての通り、ちょっと曇っているようにも見えるちょっと大きめのキズが2カ所ほど。。。せっかくのカーボンブラックが。。。(T_T)


現在の新型type TのTXシリーズは全モデル外装にカーボン素材を使っていますが、表面の塗装面はカーボンほどの強度はありません。大事に使われるようでしたら、私のようにラフに使ったりせず、ケースにいれましょうね。。。



当時の速報レポートです。初の大阪出張ということもあり、かなりテンションが高いです。



あまりのうれしさにVAIOバッグとかも買っちゃいました。驚異のテンションの高さです。


 


 



そして、3代目は05年秋モデルで新登場の現行type Tと筐体が同じ「VGN-TX90S」です。05年春にtype T カーボンブラックを購入して、約半年で買い足しました。


別に私、高給取りではありませんし、夏のボーナスなんて、たったの2万円しか出なかったくらいなので、死にそうな財政状況の中、なんとかCeleronモデルだったら買えるんじゃないか!?って無理して購入したのが、このホワイトモデル。その後、財政が好転することもなく、事情により会社に買い上げてもらいました。今は別部署で仕事に使われているんですが、今日はVAIOノートの同窓会をするんだ!ってことで、短時間だけ借りてきました。


元気にしてたかい?(^_^;)



で、このノートも私が約4ヶ月くらい持ち歩いており、その後約4ヶ月ほど仕事に使われています。このモデルの劣化具合がちょっとどんなものなのか気になったので、今回のレビューレポートになったわけです。


ですが、このいかにも汚れが目立ちそうなホワイトモデルなんですが、ふむふむ、こうして見ても、使用歴まだ半年ちょっとだからというわけではなく、汚れが付きにくい表面処理をされているみたいですね。黒ずんでいるところもなく、とても綺麗。



液晶パネルもピカピカに磨いてあげたんですが、キズ一つありません。ふむふむ、大事に使われているみたいだねぇ。。。指紋べとべとだったけど。。。



パームレストの部分や、キーボード部分も新品同様までいきませんが、目立った使用感はありません。


こういう微妙なカラーの具合や、汚れの付き方とかも、徐々に向上してきているんですねぇ。ここにホワイトモデルのバイオTRとかがあれば、もっと比較がわかりやすかったんですけどねぇ。



で、唯一使用感が出てきてしまうのがこういうヒンジの根本部分なんですかねぇ、F4キーの上のところの枠が若干はげて、シルバーの地が出てきているのと、ちょうど写真のど真ん中あたりに、やはりシルバーカラーがちょんと一点剥げているところが見つかります。


結局、カバンに入れて持ち歩く際にぎゅっとはさまれるとこういうところに負荷がかかるというか当たってしまうわけですね。



ちなみに、一カ所こういうところがあると言うことは反対側にもそうやって接触しているところがあるわけで。。。ありました。液晶パネルの枠のところに当たっている部分が。


まぁ、これはホワイトモデルだからこそ目立ってしまう部分でもあって、これ、地の色がもともとシルバーになっている、ブラック、カッパー、プレミアムブルーならば、あまり気にならないのかも。


でも、こうして同じように半年くらいの間使っている旧型type Tと、新型type Tですが、経年変化からのダメージというか、使用感の出方がずいぶんマイルドになってきていることがうかがえます。


こういう点でも新型type TのTXシリーズって進化しているんですよ。



究極のモバイルPCだ!って言って、緊縮予算で購入したときのレポートです。


 



ちなみに、これは同じTXシリーズのTX90ホワイトと、最新のTX92プレミアムブルーのバッテリー装着面を比較したところ。上がTX92で、下がTX90です。ワンセグアンテナがある以外に、外装デザインに違いはないと思うんですが、唯一違いがあったのがここで、バッテリー装着面のセンター部分と右隅部分に切り欠けがあるのが新型なんです。フレキシブルケーブルのオレンジの色が見えるのがそれで、これもなにかの改良の跡なんでしょうね。



ボディスタイルは全く同じに見えても、ちょっとずつ進化しているtype Tの話でした。


 



さて、今回の新発見ですが、今までプレミアムブルーです!って言って写真を撮っても、なんか黒っぽくなって、ブラックモデルと区別がつかなかった感じがしていたんですが、こうして背景を黒くすると、微妙にブルーな感じがわかりますね。


これ、写真データをリサイズしなければカーボン繊維も見えてくるんです。



さて、この新型type Tのレビューレポート作成もそろそろ本格スタートしなくてはいけませんね。


今日で「α100」の購入もとりあえず、済んだことだし。明日こそセットアップしなくちゃ。。。って、その前に今、遊びまくっている「type U ゼロスピンドル」のレポートを先にしなくては、いけませんでした。


うう、type Tをいじる時間が欲しい!!


 


って、ことで、今日、そのtype Tを思い切りいじる企画を考えつきました。明日、発表します。構想3分、仕込み2時間、実行16時間半です。(^_^)v


 



「VAIO type T」の最新情報はこちらから


 

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