新型メモリースティック『MS-HXB』店員の声

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明日よりソニーストアから出荷が始まる新型のメモリースティックPRO-HG デュオHXBの16GBモデルが当店に一足早く入荷しました。

早速ですが30MB/s→50MB/sになったというパワーアップしたメモリースティックHXの実力を早速はかってみたいと思います。

 

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4月7日に発表されていたメモリースティックの高速転送モデル「PRO-HX」。従来モデルは「MS-HXA」と呼ばれており、今回の新型は「MS-HXB」という呼び名になっている様子。

違いは読み出し転送速度の向上で、従来のMS-HXAが30MB/秒だったのに対して、新型のMS-HXBでは高速転送の表記が50MB/秒にパワーアップ。ノーマルタイプのメモリースティックPROと比べたときも従来は4倍高速となっていたものが新型では6倍高速に変更されています。

以前の実験でSDカード(Class10)よりもMS-HXAの方が読み出しも書き出しも1.5倍ほど速いことがわかったので、一時はSDカードに移行を始めていた私ですが、再び「メモリーカードはメモリースティックPRO-HG!」になって手持ちのカードを買い替えるときは積極的にMS-HXAにしていました。

MS-HXBがここでさらに約1.5倍も転送速度が向上するなら、もうHXAからの買い換えを検討してもいいのか!?とまで思えてしまうんですが、果たして実際のところはどんなものなのかを今回も手動で実験してみます。

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まずは外観。申し訳ありませんが同じ容量でメモリースティックを揃えることができませんでした。今回のテストは全部容量がバラバラになってしまいます。なのであくまで参考値程度でご覧ください。

で、外観ですが左からノーマルのメモリースティックPRO(8GB)、MS-HXA(32GB)、MS-HXB(16GB)です。表からみると外観上の違いってないみたいですね。HX同士で。

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裏を見るとそこには製品名の記載があります。ここに「MS-HX32A」「MS-HS16B」という記載があるので、ここでHXAなのかHXBなのかの見分けはつきます。

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ノーマルのメモリースティックPROと、PRO-HGの違いはこの端子の部分でも見分けられます。

見ての通り、高速転送に対応しているPRO-HGの方は一部端子の上下で絶縁されていて、ひとつのスロットに2つの接点を持つようになっています。

実はメモリースティックPRO-HGを購入しても、それを使うメモリースティックスロットがPRO-HG対応になっていないと高速転送ができなくなっていて、こうして接点の数を増やすことで転送出来るデータ量を増やす、ということをしているんです。

スロットの数を変えていないのは互換性のためで、これのおかげでPRO-HG対応スロットでなくてもノーマルメモリースティックとしてデータ転送を従来のスピードで行うことができて、さらに高速対応PRO-HGスロットなら最大6倍の高速転送が可能ということになります。

これが高速転送の秘密「8ビットパラレルインターフェイス」なんです。

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VAIOの場合、この8ビットパラレルインターフェイスの搭載が始まったのが先代のVAIO type Pでした。

Atomプロセッサー搭載のポケットスタイルPCですが、AVCHD再生ができるのが売りのモデルでしたが、こうしたメモリースティックスロットの対応もあったわけです。VAIOが第3章に入ってからは型番表記が「VGN-」「VGC-」だったものが「VPC**」へ変更になっています。それらのモデルは8ビットパラレルインターフェイス搭載になっている様子。

昨年、今年に購入された新型VAIOでしたら高速転送対応スロットになっているはず。詳しくは下記のサイトにてご確認いただけます。

☆ソニーVAIOサポートQ&A「メモリースティックPRO-HGデュオ、PRO-HGデュオHXはVAIOで使用できるか」

 

高速転送に対応したスロットがないとその恩恵が受けられないのかといえば、実はそうではなくメモリーカードリーダーを使うことで高速転送は可能になります。 

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メモリースティックPRO-HGの高速転送対応のみならず、SDXCカードにも対応しているので、このアダプターさえあればSDもメモリースティックも読み出しに困ることはなくなります。

1,380円と価格もリーズナブル。サイズも小さいのでこういうのをカバンの中にいれておくと、いざというときに結構役立つんです。

 

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ということで、実際の転送速度を手動計測してみます。本当に私の目測で腕時計のストップウォッチ機能を使っての測定なのであてにはならないんですけど、どうもベンチマークソフトとかを使っても、実際のところどんな感じなの!?が、わらかないので、毎度こういうアナログな計測方法に頼ってしまいます。

今回はSSD搭載の最新モデルVAIO Fシリーズ(3D)を使ってテストしました。容量1GBの写真データ(389枚)を用意してこれで、ファイルコピーを行い、その転送速度をストップウォッチ計測します。

各3回ずつ計測してその平均値を出しました。飛び抜けて変な数値があったら排除しようと思っていたんですけど、結果はほぼ全部揃っていて誤差の範囲内でした。その結果がこちら。

   ノーマルMS4GB  MS-HX32A  MS-HX16B
 読み出し  65.1秒
 15.3MB/秒
 29.7秒
 33.7MB/秒
 27.6秒
 36.2MB/秒
 書き出し  124.5秒
 8.0MB/秒
 94.0秒
 10.6MB/秒
 67.9秒
 14.7MB/秒

条件にもよるんでしょうけど、ちょっと私の実験環境では50MB/sというのは実現しませんでした。転送中のウインドウを見ていると瞬間的に45MB/sくらいまで速度が上がることはあるんですが50MB/s以上の数値は見られませんでした。

VAIO FのSSDとメモリースロットの間のどこかにボトルネックがあるのかも。

書き出し速度についてはわかりやすいくらいの差が出ています。

カタログスペックまでは行かなくても、転送速度はHXAをすべての面で上回っていて、誤差の範囲外の違いはありますので、確かにさらなる高速規格になっているようです。

 

それと、今回は「CrystalDiskMark」というベンチマークソフトも使わせてもらいました。その結果がこちらです。

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右からノーマルメモリースティック、HXA、新型HXBです。見方がよくわからないんですが、ベンチマークの数値上でも一応ほぼすべての項目で従来モデルを上回っているのがわかります。

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しかもこれで32GBと8GBモデルでは、実はノーマルメモリースティックPROよりも価格設定が安くなっています。比較してみると。。。

   ノーマルMS  MS-HXB
 32GB  17,800円  16,800円
 16GB  8,980円  9,180円
 8GB  4,980円  4,880円

ね!? これ、お買い得じゃないですか?(とは言え、こんな逆転現象を許すわけはないので、おそらくノーマルメモリースティックは近日中に値下げになるんだとは思いますけど。)

よく調べないで16GBの方を買ってしまったんですが、うーん、32GBを買えば良かったかなぁ。(>_<)

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ということで、ゴールデンウィーク直前に出荷の始まった新型メモリースティック「MS-HXB」の話でした。

ハンディカムで撮影するAVCHD。デジタル一眼“α”で撮影するRAWデータなどのPCへの取り込みが激的に早くなります。大容量メモリースティックを購入される際は是非、こちらのMS-HXBでご検討ください。

 

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☆当店blog 11.4.7「高速データ転送50MB/sのMS-HXB発表」 
☆当店blog 10.11.16「新型メモリーカードリーダー『MRW-F3』開梱レポート」 
☆当店blog 10.11.15「Class10の新型SDカードの記録速度を試す」 
☆当店blog 10.9.16「α55ってSDカードとメモリースティックとどっちが良いですか?」 
☆当店blog 08.10.16「メモリースティックPRO-HGデュオHX 店員の声」

 

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