光学ビューファインダー『FDA-SV1』開梱レポート
今日は大量に届いている新製品を開梱して1日レポートする楽しい予定を立てていたんですが、今日に限って、午後から切れ目なくお客様がいらしています。今日中に全部紹介するのはもう無理です。(^_^;)
今日の第3弾は光学ビューファインダーの紹介です。
6月24日発売予定の光学ビューファインダー。価格が20,790円もしますのでそうそう買えるアクセサリーではないと思います。当店でも一番購入をためらったアクセサリーなんですが、全アクセサリー紹介をする上で、これは避けては通れないオプション。
早速、開梱してみましょう。
コンパクトなパッケージから出てくるのはビューファインダー本体とキャリングポーチ、そして説明書と保証書の4つだけでした。
光学ビューファインダーはなんのために使うのかというと、撮影時に液晶モニターを使わないで済むようにするもの。ということは、メリットとして直射日光の下で液晶が見にくくなるような環境でもファインダーで撮影できることとなるんだと思います。
個人的には従来のαを使っていた癖で、ついつい撮影するときにカメラを構えると目の前に液晶モニターを持ってきてしまうことがあるので、その時に光学ファインダーをのぞいて恥ずかしい思いをしなくて済む、なんてメリットも思いつくんですが、そんなのは私だけなんでしょうか?
説明書にある使い方でなにかいろんなメリットがあるかな?と、読んでみるのですが、特にそういう事は書かれていないようです。使い方のポイントとして被写体が66cm以上、離れている時に使うモノで、それよりも近寄って撮影する際は液晶モニターを利用することを推奨しています。
また、66cmまで近寄って撮影する場合、ファインダーの中のフレーム枠の上辺に点線のラインが添えられていて、ここよりも内側で撮影すればフレームから切れることはありません、という注意書きもあります。
レンズとファインダーの位置が微妙にずれるので、近接撮影の時はフレームがずれることになるんですが、なるほど、その目安は66cmで、切れるとしたら上辺が切れる可能性が出てくるということのようです。
これがファインダーをのぞいたところです。ミラー構造になっているらしく、ちょっと不思議な枠になっています。
のぞいてみたときの視界はこんな感じです。外からは黒く見えるフレーム枠ですが、実際には明るく白いラインで見えます。机や壁の位置を記憶して撮影してみると、このガイドフレームよりはもう少し広い範囲が撮影できます。
正確なフレーミングをするのであれば視野率100%のモニター液晶ライブビュー撮影にはかないません。
さて、装着方法の紹介です。フラッシュを装着するアダプター部を開いて、ここにファインダーを差し込みます。
せっかく、ここに電源端子とかも来ているので、フレーム枠が電気で光るとかのギミックを期待してしまうところですが、そういう仕掛けは一切用意はしていないようで、スマートアクセサリーターミナルは単なる土台としてしか使われません。
お客様によっては激しく評判の悪い、ねじ込み式のターミナルですが、ま、確かに装着に時間はかかるものの私はそれほど気にはなりません。ワンタッチで脱着できる方が便利でしょうけど、おそらく、これは一度装着したらその日は1日そのままで使う様なアクセサリーばかり。
頻繁に脱着をするようなものではないですからね。
ということで、装着したビューファインダーのスタイルがこちらです。正面から見ると結構大きいファインダーになります。
使えるレンズは16mm単焦点のみで、フィッシュアイコンバーターや、18-55mmのズームレンズに付け替えた時は利用ができなくなります。16mm単焦点レンズだけを使ってブラブラと写真散歩するとき用のアクセサリーになります。
見かけ上、こういうスタイルになるのでボディカラーはブラックの方がしっくりきそうですね。使い方はクラシカルな感じなので、きっと、このアクセサリーを使われる方はシルバーボディの選択をしている方が多いと思います。そういう場合はボディケースをブラックにしてボディケースをつけっぱなしで利用すると良いかも。
ファインダー撮影時にモニター表示を切って、バッテリーのスタミナ性能をより長くする、なんてことができると良いのですが、そういう設定はどうやらありません。ファインダーセンサーもないのでファインダーをのぞくと背面液晶がオフになるという様なギミックもないのでさすがにそういうことはできないんです。
さて、これを実際の撮影に使ってみた感想というのは。。。まだ、開梱して装着しただけなのでわかりません。このスタイルで1日使い倒してみるとちょっと感想が変わるかも。
チャンスを探して、またこのビューファインダーのレビューレポートも後日お届けしたいと思います。
★ソニースタイル 光学ビューファインダー「FDA-SV1」のご案内はこちらから
※単焦点レンズ16mm F2.8用になります。他のレンズでは使えません。
ねこっち
2010年6月25日 @ AM 4:45
機動性のあるNEXですから、パンフォーカスを生かしてMFでさっと出してパッと撮影するためにこういうOPを作ったのでしょうから、ソニーさんもその手の啓蒙もやってくれるといいんですけどねぇ。格好だけではなくて、おそらくコシナのファインダーを供給してもらっているようですし。
画面OFFもそうですが、シグマのDPシリーズのように、画像は出なくても設定だけ判る液晶モードも欲しいですね~。
(写真を拝見させていただいているときに「!」というアイディアが浮かんだので、いずれお店にお邪魔させていただければと思います。)
店員佐藤
2010年6月25日 @ AM 6:15
♪ねこっちさん、おはようございます。
そういえば私はまだ上高地ででしかNEX-5を使って
いませんでした。スナップ撮影でモニターの起動時間を
待たずにフレーミングできるのは確かにメリットですね。
どんなアイデアでしょう!? ご来店、お待ちしています!!