世界初4Kホームシアタープロジェクター『VPL-VW1000ES』発表

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ソニーさんのプレスリリースで4Kホームシアタープロジェクター「VPL-VW1000ES」が発表になりました。

12月下旬発売でメーカー希望小売価格168万円ですって。とても自分には縁がないな、という方も多いと思いますが、これもAVマルチアンプと一緒でいつかはお求めやすい価格の製品に投入される技術が詰まっているものかもしれません。

見てみましょう。

 

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詳しくは製品情報ページに記載があります。「SXRD」というのはプロジェクターで使う反射型のデバイスで、素子を小さくして反応速度をあげ、液晶と違って透過させるのではなく反射させて映像を作るデバイスです。

各社、プラズマや液晶の技術を開発していたときに裏でこっそりと開発されていたデバイスで、ブラビアにも一世代だけリアプロモデルとして登場したんですが、そのまま液晶の低価格化とともにリアプロテレビがなくなってしまい、今は本来のプロジェクターで利用されているソニーの開発した技術を使っています。

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4Kディスプレイというのは通常のフルハイビジョンパネルを4枚使った解像度があるパネルのこと。4096×2160ドットの解像度があり、映画館などで利用されているパネルなんですが、それが世界で初めて民生用のプロジェクターとして発売する、というものになります。

フルハイビジョンでも十分解像度が高いのに、それ以上解像度を上げても画質って変わるの?というところですが、我々日本人であればすぐにわかります。

以前、4Kシアターということでシネマ歌舞伎の「文七元結(ぶんしちもっとい)」というのを見せてもらったことがあるんですが、着物の柄とかがあるじゃないですか?あれが普通だったらモアレという変な模様が出てしまうところでも、しっかりと全部描ききられていたりするんです。歌舞伎に限らず、日本の伝統工芸とか着物などはとても細かい模様を施しているものが多いんですが、まさにそういう素材を使っているモノをみると一撃。

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さらに、皆さんの記憶にも新しいと思いますが従来のSDTVの時は最適視聴距離は画面の高さの6倍、と言われていました。それがハイビジョンテレビになると画面の高さの3倍まで近寄れます、というのを電気屋さんで案内していたと思うんですが、この4Kプロジェクターではなんと画面の高さの1.5倍まで近寄れるんだそうです。

それくらい近寄っても解像感が損なわれないというのはすごいですね。

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2.35:1のシネマスコープサイズのスクリーンにも対応するといのも、この圧倒的な解像度のパネルのおかげ。

さすが、168万円です。これがいつか自宅にやってくるとはとても私も思えないんですが、わかりませんよ。10年くらい前には「CINEZA」という安価なホームプロジェクターがソニーから発売されてそこそこヒットしたことがありました。

さすがに4Kプロジェクターがそうはならないと思いますが、映画館で使われるウン千万のシステムが168万円まで下がってきているんです。ハイビジョンプロジェクターも4Kホームシアターにあやかってもうちょっと買いやすい価格で出てきてくれるかも!?

 

ちなみに、なにがすごいって、今回のこのモデルですが、ソニーストアで販売するそうなんです。販売価格は1,512,000円で、ソニーポイント45,360円プレゼントです。AV商品10%割引クーポン+5%割引クーポンを使えば226,800円引きです。

サウンティーナを抜いて、ソニーストアの最高額商品になりそうです。

しかし、これ、配送設置サービスとかはどうなるんでしょうね?

 

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★ソニーストア ビデオプロジェクター「VPL-VW1000ES」のご案内はこちらから

 

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