サイバーショット用電子ビューファインダー『FDA-EV1MK』開梱レポート
新型サイバーショット『DSC-RX100M2』のソニーストアのお届け開始日まであと2日となりました。本体出荷直前ではありますが、人気アクセサリーの電子ビューファインダー「FDA-EV1MK」が先に入荷しましたので、今日はこちらの開梱レポートをお届けしたいと思います。
電子ビューファインダー「FDA-EV1MK」は昨年秋にDSC-RX1と一緒に発売されたサイバーショットアクセサリーです。昨年秋からソニーで採用がはじまったマルチインターフェースシューに対応した電子ビューファインダーとなっており、DSC-RX1本体のヒットもあって発売からしばらくは在庫切れ状態が続き、この夏もDSC-RX100M2の発売前日までは入荷待ちステータスになっていました。
もしかしたら業者による買い占め?を防ぐためにRX100M2とRX1Rの発売まで在庫を溜め込んでおいて、ここで一気に放出、ということをしているんですかね?
サイバーショット「DSC-RX100M2」と一緒にオーダーされる方も多いんですが、このEVFがまたすごい値段なんです。EVF単体で39,800円になるため、74,800円のRX100M2と一緒に購入するとそれだけで114,600円となってしまい、なんとデジタル一眼カメラ「NEX-6L」のズームレンズキット(102,800円)を超えてしまう事態になっています。(^^;)
冷静に考えてみるとえらいこっちゃ、なんですがまぁ、サイズが小さいこともサイバーショット「DSC-RX100M2」のメリットのひとつです。
その人気アクセサリー「FDA-EV1MK」をRX100M2本体がまだ到着していないまま、開梱レポートです。
以前、DSC-RX1のレビューレポートの時にもFDA-EV1MKを使わせてもらったことはあるんですが、こうして製品パッケージを見るのは初めてです。
☆当店blog 13.4.12「日本一遅い『DSC-RX1』本体&アクセサリー実機レビューレポート」
さすが、RX1のアクセサリーとして登場しただけあって、クリーニングクロスがついてくるなど、高級感漂う同梱品になっています。
中でもこの専用ケースはすごいですね。革張りの外装に中身もしっかりと専用のクッションが詰まっています。
このケースは収納用としてあるだけではなく、背面にこうしてベルトがついていて、細めのショルダーストラップに留めることが可能。実用性のあるケースになっていました。
同梱品は上記のものになります。付属のアイピースが2種類あって大と小になっています。
NEXシリーズにもEVFがあるんですが、その時は小さなアイピースひとつだけ。マルチアクセサリーシュー対応のFDA-EV1MKではこうして大きなサイズのアイピースが標準でついていて、予備に小さなアイピースがついている感じです。
傘の大きい大型アイピースはメガネをかける人向けに視界をより覆うことで見やすくするものだと思っていたんですが、取扱説明書を読んだら「ソフトアイピース」と書かれていました。
なるほど、フードの部分がノーマルのものだと硬い樹脂製なんですが、大きなアイピースの方は柔らかくフニャフニャしています。
カメラを持つときに両手でしっかり本体を持って固定するのはもちろんですが、アイピースを使って額にカメラを押し付けて3点支持風に固定するということをされる方に向けたアクセサリーだったんですね。
NEXシリーズでFDA-EV1Sをお使いの方も多いので、ソフトアイピースだけ製品として販売してくれないですかね。
当店にある手持ちのカメラでは、この春発売になった「DSC-HX50V」がマルチインターフェースシューを搭載しています。
試しに装着してみます。
特に設定変更は必要なくマルチインターフェースシューに装着すれば、それだけで使えるようになります。背面液晶とファインダーは自動切り替えになっているのでEVFを除くと自動で背面液晶が消えてファインダー表示になります。
ファインダーの向かって右側面にはスライドレバーみたいなものがありますが、これが視度調節になります。自分で見やすい位置へレバーを移動します。
DSC-HX50Vの場合ですが、メニュー画面で本体設定をいじったところパネルの明るさを操作してもEVFの輝度に変化はおこりませんでした。パネル明るさ設定はあくまでも液晶パネルの操作だけになっています。
この設定の下には「表示画質」設定というのもあります。これは液晶モニターの表示解像度を変更するメニューで撮影時の背面モニターの解像度をアップさせるのと引き換えに電力消費を多くしてしまう操作になります。
これもEVFには関係がないようで表示解像度はEVFの場合「高画質」相当になっているように見えました。
その他、ポップアップフラッシュもこの位置にあるのでファインダーに干渉することもありません。
そして何よりも感心してしまったのがFDA-EV1MKのバランスです。本体が薄型設計なので仕方がないんでしょうけど、NEXシリーズで使えるFDA-EV1Sと比べるとだいぶ重心が前の方に来ているような感じがします。
NEX-5Rに装着したFDA-EV1Sだとだいぶ背面にアイピースが飛び出している感じがしますが、SFDA-EV1MKは前の方にずれてくれているので、それほど液晶画面にかぶっていません。ソフトアイピースを装着しているにも関わらずはみ出しが少ないんです。
先週土曜日に参加してきた特別体験会も同様で背面への飛び出しは少なめ。
背面への飛び出しが少ないと何がメリットかって、上向きチルトした時にアイピースが影にならない点でメリットなんです。
DSC-RX100M2のチルトを使って画面を上に向けてもモニター表示をなんら邪魔せずに位置しています。これがNEX-5Rだと液晶モニターと一緒にEVFも上に跳ね上げないといけなくなるんです。
こういう進化が嬉しいんですが、これで喜んでいるのは私だけですかね!?
2012年11月16日発売でまだ半年しか経っていないアクセサリー製品になります。マルチインターフェースシューも昨年秋から始まった規格ですので、普通だったら当面、この規格を長く使うことが予想されます。
DSC-RX100M2だけのために39,800円のアクセサリーを買おうと思うとちょっともったいないのですが、これから登場するサイバーショットはDSC-HX50Vの様に装着したモデルを増やしてくれる可能性があります。
早めに購入すれば長く使えるアクセサリーになりますので、どうせ買うなら早めがお得!今ならまだDSC-RX100M2と同時に受け取ることができます。ぜひ、まだ購入されていない方はお早めに!
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