オーディオ用ヘッドホン「MDR-SA3000」
ということで、メルマガでもお伝えしたとおり、2005年店員佐藤の最後のお買い物はオーディオヘッドホン「MDR-SA3000」というソニースタイル価格:31,500円でした。
このモデルの上に「MDR-SA5000」というソニスタ価格:62,790円というモデルもあり、こちらは「マグネシウムフレーム」とか「本革イヤーパッド」を使ったハイクオリティモデルもあるんですが、さすがにコレには手が届かず、私が見た中ではソニースタイルで2番目に高いヘッドホンを購入したわけです。
このヘッドホンの発売は2004年12月ということで、すでに発売から1年経ったモデルになりますが、こういうのは毎年モデルチェンジするわけではないですからね。
特長はスーパーオーディオCD対応ということで100kHz再生を実現。まだスーパーオーディオCDの再生機器を持っているわけでもないのですが、スンゴイ良い音!ってのを手軽に味わうなら、これしか無いかな!?と思えて購入しました。本当のオーディオシステムで良い音を味わおうとしたら、かなりの金額を支払わなければいけないところをたった3万円チョイで入手できる、ってのがヘッドホンの魅力ですよね。
QUALIAインナーイヤーヘッドホン「MDR-EXQ1」のmade in JAPANモデルを入手してから、急に「音」に目覚めてしまって、思い切ってしまったわけです。年末調整をアテにしているわけではありません。(^_^;)
さて、パッケージを開いてみて、普通のソニー製品と違うモノが入っていました。
これです。これは説明書ではありません。「プロダクトインフォメーション」となっており、このヘッドホンにどんな技術が使われているのかを、私の様な素人にもわかりやすく解説をしてくれている仕様書みたいなものです。
ヘッドホンの2大性能である「音質」と「装着性」にいかにこだわったかって説明になっているんですが。。。
まずはこの「ナノコンポジットHDドライバユニット」。振動板として理想の内部損失が大きく、かつ軽量、かつ高剛性の素材作り、コンピュータシミュレーションによる形状パターン、実際の試聴を繰り返した結果とのこと。
また、イヤーパッド表面もやさしい肌触りの布製素材を採用することで、長時間リスニングでも蒸れることなく、高いかけ心地に苦心しているとか。クッションも低反発ウレタンクッションで圧力を均等に分散してくれるんだそうです。
ハウジングも多孔質ハウジングを採用することで不要な共鳴を抑えており、優れた周波数特性が得られるように最適化されているとか。。。
またフレーム部分も一見単なるプラスチックに見えるんですが、CFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)を使用。振動吸収性も良いんだそうです。
カーボンですよ。やっぱカーボン。。。
コードも純度99.9999%の無酸素銅を採用し、信号ロスを最小限に抑えていて、被覆には布素材を2重に使用。3.5mの長さがあるので、ウォークマンに向きませんが家の中でじっくり聴くためのヘッドホンになってるんですね。
で、実際の使用感なんですが。。。見かけはこんなに大げさながら265gしかないので、非常に軽い! しかも通気性がよいのでかけ心地は抜群です。なるほど、3万円もするヘッドホンってこんなにかけ心地が良いのか!
で、音の方ですが、見かけは密閉型に見えますが、オープンエアみたいな感じです。ヘッドホンをかけていても外の音はジャンジャン入ってくるし、音楽再生しているときは外にバンバン音が漏れます。
肝心の音質ですが「MDR-EXQ1 japan version」にかなり似た感じ。ソニーのヘッドホンに慣れている私にはドンシャリって感じがしないので、ちょっと物足りないっていうか、低音が弱く思えるんですが、こういうのをフラットな感じっていうんでしょうね。あまり響く事もないのでモニターヘッドホン的なイメージかも。
ただ、これでウォークマンコネクト、NW-A3000の256kbpsのATRACファイルを再生すると、高音部分のつぶれた感じの音とかハッキリわかってしまう感じ。さすが、圧縮ミュージックでは役不足ですね。その後、パソコンにつないでCD再生、WAVファイル再生とかも試してみたんですが、その違いは歴然。
ちょっとぉ、スーパーオーディオCDとか試してみたくなってきてしまいましたよ!!
で、狙いは実はあったりして、来年、会社用PCを買い替えてくれるって話になっており、そのときに新型type Rを狙っていたりするんですよ。05年秋モデルからはデスクトップの一部機種に「Sound Reality」なんて高音質エンジンが搭載されており、「DSD Direct」なんていうCD音源をさらに高音質化させる機能とかも利用できるようになるんです。完全、これ目的で今回は「MDR-SA3000」を買っていたりするんです。(^_^;)
私にもこのヘッドホンなら音の違いを楽しめそうです。
まずは、その前にこの年末年始に自宅でVAIOにつないで音楽、映画を楽しんでみます。明後日からの休暇がますます楽しみになってきました!!
SACD再生ヘッドホン「MDR-SA3000」のご案内はこちら
このエントリーは「レビューブロガーポータルサイトの『MONO-PORTAL』」にトラックバックしています。同じジャンル製品のエントリーはこちらでご覧いただけます。
charging
2005年12月28日 @ PM 6:01
SA3000カッコイイですよね!私もSA3000かSA5000欲しいなぁと思ってたんです。個人的にはSA5000のブラックがあったら即買いしたいなぁ。良いヘッドホンを買うとヘッドホンアンプも欲しくなっちゃいませんか?オーディオに嵌ると怖いです。
店員佐藤
2005年12月28日 @ PM 6:16
♪充電中さん、いつもコメントありがとうございます!!
そう、SA3000ってカッチョいいんですよ!! 重量がないので
「ピアノブラック」とかとは質感が違うんですが、バンドとの
蝶番部分とかも凝った形になっていて。。。
私の写真ではそのカッチョ良さが全然伝わらないんですけどね。。(T_T)
オーディオ系の機器は今のところ、自宅にあるラジカセくらい
しかないので、危険は危険なんですよねぇ。。。とりあえず
この年末はVAIO type Mの出力で楽しんでみます。
(っつーか、本音では手軽にSACDの音を楽しめるように
SACD対応のCDウォークマンとか出ないかなぁ、なんて
夢を見たりしています。)
charging
2005年12月28日 @ PM 9:07
SACD対応のCDウォークマンあったらいいですねー!!
結構売れるんじゃないですかね。
店員佐藤
2005年12月28日 @ PM 9:23
♪充電中さん、777個目のnice!マーク、ありがとうございました。
SACDウォークマン、出たら売れそうですよね。
どうせSACDなんて持ち歩かないんだから
携帯性もバッテリーの保ちも無視してもらって
いいので、コンパクトに部屋に置けて、なおかつ
価格が2.5万円前後だったら、私だったらすぐ
買っちゃいます!(価格に無理があるかな?)
K
2005年12月28日 @ PM 11:25
おじゃまします
通勤で使うのには向かないようですが、どんな感じなんでしょう?どこかで試聴してみますね。
charging
2005年12月28日 @ PM 11:27
777個目だったんですか!ちょっと幸せな気分です。
仰る通りですね。携帯性、バッテリーが優れていなくてもOKなのでコンパクトなSACDプレーヤーがあったらいいですよね。コンパクトでウォークマンとしても使えるといったやつです。欲しいな~。
店員佐藤
2005年12月29日 @ AM 9:29
♪Kさん、通勤で使うには無理が。。。と、言いながら
昨日の帰りにVAIOでDVDを観ながら使ってみました。
映画DVDの音声とかだとさぞ効果が高いのかと思いきや
考えてみたらドルビーデジタルなんて1/20くらいのサイズに
圧縮されまくっているんですよね。低ビットレートのMP3を
聴いているような感じでとても迫力を味わえる感じでは
ありませんでした。
うーん、やっぱりSACDが再生できる機械が欲しくなって
きてしまいました。もう一発、2005年最後の買い物が
登場するか!? バキッ!!☆/(x_x)
店員佐藤
2005年12月29日 @ AM 9:32
♪充電中さん、おはようございます。
カウンターのキリ番はなかなか見ることができなくて
こういうnice!カウンタのキリ番には敏感なんです。。。(^_^;)
重ね重ねありがとうございました。
SACDウォークマンがもし登場したら、SACD対応の
インナーイヤホンとか、オーディオアクセサリーにも
音の良いヤツがいろいろ登場しそうですよね。
そんなウワサとか、どこからか聞こえてこないかなぁ。。。
来年はソニーさんも60周年記念イヤーだし。。。(^_^)v
モリチャン
2005年12月30日 @ PM 6:58
あれ?店員佐藤さん、髪型変わりました!?(^^)
店員佐藤
2005年12月31日 @ AM 1:05
♪モリチャンさん、写真はコトー君です。
あ、でも、私も散髪してきて、同じような
頭をしています。