【サイバーショット四国お遍路】第5話

LINEで送る
Pocket


四国八十八カ所の旅、第5話です。


時間は2日目、10月17日(火)の11:52です。ワイド画面のVAIO type Tですが、こうして画面を2分割にして片方でナビゲーション、片方でblog更新をしながらの旅を行っています。




市内に入ると通信状況が良くなるので、blog更新のチャンスなんですが、方や市内だとルート案内も忙しいことになってしまいます。本当は山間部の暇なところでblog更新をできると良いんですが、なかなかうまくいきません。


途中まで書き上げて、それでアップロードしようと思ったら回線が切れていて、結局アップロードできなかったエントリーがいくつあったことやら。。。


さて、そんな状況の中、四国お遍路の旅、第2日目の後半戦です。



31番 竹林寺!


さぁ、まだお昼も食べていませんが、午後の部行ってみましょう! 予定では、今日、がんばればホテルに18時頃には入れるかもしれないんですよ。



32番 禅師峰寺!


豊漁海上安全のお寺だそうです。



ここら辺もお寺が集中しているので、あちこちに看板があります。


ところで、この2つのGPS製品なんですが、ルームミラーにキーホルダーを引っかけて、ブラブラとさせて使っていました。GPSのアンテナ面は一方向に決まっているものなんですが、こうしてぶら下げて使っている分には、感度とかあまり関係ないみたいですね。


自分ちの車の時はアンテナ面が上を向くようにダッシュボードに置いて使っていたんですが、今後はこうしてルームミラーにフックをつけておいて、ぶら下げて持ち歩くことにしようと思いました。


 


さて、2日目の道中なんですが、今のところかなり順調。リードタイムこそないものの、完全に予定通りのペースで巡拝できていますので、ここでお昼ご飯でも食べてみましょう。


立ち寄ったのはガイドブックに載っていた、日本珊瑚センター脇のお店。


やはりコメント欄でお知らせいただいていた「鰹のたたきをご飯に載せて・・」という、土佐丼が食べたかったので、ここに立ち寄りです。



ありました、ありました。土佐丼!


高級料亭でもなんでもありませんが、この海の香りのする、本場でいただいてみたかったんです。



こちらは店員コトー君の鰹のたたき定食です。



おいおい、なんかやたらと身が厚くないですか!?



で、こちらが待望の土佐丼です。左下にある醤油ダレにわさびを溶いて、そのあとどんぶりにかけて、お召し上がりください!とのこと。薬味にはにんにくとかもあります。


わさびはあまりスキではないのでちょっとだけ溶いて、にんにくもドバッと行ってみますか!



うう、すっっげぇ~!! これ本当に鰹のたたき!? なんかお肉みたいな食感で、舌の上で溶けて行っちゃう感じです!! 生きてて良かったぁ!! もしかして、このために、今回は四国に来たのかも!!


ここで、30分ほど時間も消化。食べ終わったらすぐに出発です。



33番 雪蹊寺!


戦国武将・長宗我部氏のお墓があるそうです。この秋、PSPの「信長の野望」にはまっていまして、それに登場する武将で、名前だけは知っていました。なんかこういうのが嬉しかったりします。。。(^_^)v


(というか、四国お遍路の旅に行くぞ!って思った時にせっかくだから歴史上の四国の人を知りたくて、信長の野望を買ってきたって話もあります。)



34番 種間寺!


高知県、春野町。これを最後に市街地を離れて海岸沿いをひたすら走ることになります。だんだんお寺さんの距離も離れていきます。



35番 清滝寺!


山道をちょっと登ったところにあります。



土佐の街を上から見下ろせるんですが、なぜか境内に懐かしのボンネット消防車が置物として置かれていました。お納経所の案内看板となって余生を送っています。


なんか、印象的なお寺ですね。


 


36番 青龍寺!



大変立派な三重の塔がありました。これ、八十八カ所巡りとかではなくて、ここだけに遊びに来るというのでもアリですよねぇ。



駐車場脇には接待所もありました。「お接待」というのは、地元の方々がお遍路さんにプレゼントしてくれる施し。ここではお茶を無料で飲めるようにしてくれています。もちろん、おみやげとかも売っているので、ビジネスになっていたりするのですが、歩きで来られた方には本当にこういうのはありがたいんでしょうね。


 


さぁ、これで高知県内のお寺さん巡りも残り3つです。


で、この3つのお寺が、ものすごく離れています。次の37番寺までは67km、約81分予定。その次の38番がもっとも長距離になる90km、約135分ということになります。高知県最後の39番がまた約60kmで時間目安90分と。。。


気合いを入れて行ってみましょう!!



ここからは海づたいに走行します。36番札所さえなければ、高速道路が使えたのになぁ。。。なんてことは考えたりしません。


お遍路さんには十善戒というのがあって、不殺生、不偸盗(盗んではいけない)、不邪淫(みだらな性欲はいけない)、不妄語(うそをついてはいけない)、などいろんな制約があるんですが、中には不慳貪(よくばってはいけない)というのもあります。


よくばっていません、よくばっていませんよぉ。



37番 岩本寺!


予定の時間より30分遅れて到着。その予定の時間より30分遅れたというのは、モロに食事を取った時間がそのまま影響しているわけで、実はここでプロアトラスのはじき出してくれる時間の正確さに驚きまくっていたりしました。


ほとんど誤差なく、正確な時間で計算してくれていて、お寺さんを散歩したり、休憩を取った時間分だけ、遅れが出ていきます。


ちなみに車の走行ですが特に飛ばしたり、流れを乱すほどゆっくり走ったりもしていません。普通に回りの車の流れに沿って走行しています。


いやぁ、プロアトラス、大した物です。


で、このお寺を16時に出発。いよいよ最長区間に挑戦です。



40分ほど走行しました。土佐の夕焼けです。陽が沈んできてしまいました。


この日の気温は昼間で大体22度くらいまであがり、ぽかぽか陽気のちょうどいいお天気だったんですが、陽が沈むのは早いですねぇ。


ここで、エントリー「うどん屋さんを探しています」事件が起こっていました。


水曜どうでしょうの「四国八十八カ所3」で、この辺りに美味しいうどん屋さんがある、って言ってたよね!って店員コトー君が思い出してくれて、一生懸命思い出していました。


コメントくださった、yoshioさん、kozyさん、ありがとうございました。情報を受け取って、探していたんですが見つけることができなかったのがとても残念です。すみません。


 


17:00になりました。四万十川を渡ります。目的地の足摺岬まではまだ1時間以上あります。


ゆっくり行きましょう、ゆっくりね。


 


で、ゆっくり行きつつ、コンビニにも立ち寄ります。四万十川を越えてからこっち、どうも山だらけであまりお店とかもないんです。


都内のホテルでは良心的な価格で販売しているビールも、こちらの方のホテルではやはり観光地価格になっていることが、昨日のホテルで判明していますし、今日はゆとりのある夜が過ごせそうなので、ここでビール、おつまみを念のため、仕入れていきます。


さぁ、もう間もなく今日のゴールで、「ホテル足摺園」に到着です。



ホテルの到着は18:26。距離は長かったのですが、ほとんど休憩無しでここまできましたし、だいぶ早く着けました。日没が18時なんですが、もう真っ暗。


で、チェックインするなり、いきなり聞かれたのが「お客様、もう夕食は済まされていますか?」とのこと。


いや、まだで、その辺のレストランかコンビニで済ませるつもりだというと、この街にはそんなに遅くまでやっているお店はないし、コンビニも一番近いところで10kmくらい離れたところになるとのこと!!


おお!き、来ましたぁ! これが足摺岬なんですね!! まぁ、たいしたドラマではありませんが、東京では味わえない、別の時間が高知には流れているみたいです。そういえば、昨日の夜もクルマを走らせていたとき、全然人通りがなかったんですよねぇ。。。18時過ぎから。。。


 


で、ホテルの方がすぐに電話してくださって、営業していた喫茶店へ急遽、食事をしにいくことに。。。って、まだ時間は19時前ですよ。真っ暗な道を飛ばして、その喫茶店でいただいたのが、このお刺身とフライの定食でした。


途中のコンビニでビールとおつまみくらいは買ってきていたんですが、あやうく、おつまみしか食べられない夜を過ごすところでした。



そのあともとりあえず、宿に戻るんですが、せっかく近所をフラフラしようと思っていたのに、やることが何もありません。ゆっくり、お風呂に入って、あとは部屋でのんびりです。


思えば、四国八十八カ所巡りの旅の中で、この時が一番ゆとりがあった時間だったのかもしれません。


 



本日の旅の軌跡です。


サイバーショットの撮影枚数はT50が108枚、バッテリー残量140分。


走行距離は約360km。走行時間は約11時間でした。


 


日程の半分が終わりました。道中はまだ半分きていませんが、大丈夫です。後半戦は高速道路が使えたりするんです。


綿密な計画を立てつつ、第3日目に旅は続くのでした。


 


第6話へ続く。。。


 


Sony Styleバーナー

SonyStyleのお得な情報はこちらから↑


 

LINEで送る
Pocket