新型GPSユニットキット『GPS-CS3K』発表

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2年ぶりのモデルチェンジになります。写真、動画データに位置情報を記録するGPSユニットキットの新型モデル「GPS-CS3K」がソニーから発表になりました。

 

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「GPSユニットキット」は電源を入れて持ち歩くことで時間とGPS衛星から取得した位置情報を記録していく製品です。その後、移動中に撮影した写真データと時間で照合していくことで、何時にどこの地点にいた、というのを写真データに埋め込み、それを写真閲覧ソフト「Picture Motion Browser」で開くと、地図上に置かれたポイントをクリックすることでその地点で撮影した写真を見ることができる、という新しい写真整理のしかたを実現してくれます。

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先行機種の「GPS-CS1K」「GPS-CS1KSP」は私も大のお気に入りで、発売以来、ハイキングにもサイクリングにも旅行にも弾丸ツアーにも四国八十八カ所お遍路巡りの時も、いつでも持ち歩いて位置情報を取得しています。

もう、できればサイバーショットにこの機能を同梱してくれないかな!というくらいなんですが、その新型モデルの登場です。今週、一番嬉しいニュースです。

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従来のおにぎり型の置き所のない3角柱ボディから一転、今回はちょっと大きめながらも平型になっているので、これはバッグなどにも入れやすいというか、使いやすそうなカタチになっています。

GPS感度があがっているとかで、バッグに入れてもポケットに入れても使えるそうですが、精度を上げるためにはそういう使い方をしない方がよいんでしょうね。

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従来はLEDランプだけで動作状態を確認していましたが、新型のGPS-CS3Kには液晶の窓が搭載されています。ここにGPSの受信感度、緯度経度、電池残量、時間の表示ができるそうです。

このGPSユニットキットを使うときのコツとして、カメラが正確な時間で撮影をする必要があり、私はハイキングでも旅行でも使うたびに行きがけに電波時計内蔵の腕時計でカメラの時間合わせをしっかりやっていました。

ですが、このGPSユニットキットに時計機能がつくということは、そういう電波時計を使ったシビアな時間あわせの必要がなくなります。この小窓にGPS衛星から受け取った正確な時間の表示ができるというのは、実はものすごく大きな進化なんです。

私の様にこのためだけに電波時計機能が搭載された腕時計を購入している人は相当いるはずです。私はプロトレックの標高計付きのでかくて重たい腕時計を買ってしまったんですが、その呪縛からいよいよ外れます。

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位置情報もこうして細かい数値がでます。緯度経度が掲載された地図があるのかどうかわかりませんが、こういう緯度経度がしっかり表示される機能というのは、いざというときに実はすごく便利。

いざというときというのがどういう時かというと。。。山の中で事故にあったときとかです。

住所もなにもわからないときに助けを求めるとき、携帯電話で連絡をとって助けを求められると言っても、自分の位置を相手に正確に伝えるのってすごく難しいと思います。それが、この表示があるだけで、緯度経度で伝えられるため、本当の「いざ」という時に助かります。

そんな極限状態の山歩きで遭難するなんて、あまり考えられないかもしれませんがクルマの事故でも海難事故でも「いざ」というときは、いつやってくるかわからないんです。

この液晶の窓ひとつでものすごい便利ツールになりました。

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便利と言えば、位置情報を写真データに埋め込むのにPCが必要なくなったというのも超スーパーウルトラ進化です。位置情報を記録したGPS-CS3Kにメモリースティックデュオ、もしくはSDカードを入れると、それで直接位置情報を記録してくれるそうです。

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この位置情報の埋め込みに実はかなり時間がかかっていて、特にWindows Vistaになってからはセキュリティ機能が働くのか、猛烈な時間がかかることがあるんです。写真データを500枚も撮ってきたりすると、ウチのVAIOでは平気で30分くらいかかっていることとかありましたから。

それがGPS-CS3Kで一挙に解決。ものすごい大きな進化をしています。

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動作時間もかなり伸びました。従来はアルカリで10時間、ニッケル水素充電池で14時間だったモノが15時間、16時間にそれぞれ伸びています。ソニーのエナジーブルー電池を使って私は使っていますが、これでほぼ丸一日、使い続けることができます。

それと内蔵メモリも従来は約31MB。これが128MBに大容量化しています。もっとも31MBでも使い切ったことは一度もなく、数週間分はデータを入れ続けることができるはずなので、128MBあっても、おそらく使い勝手はほとんど変わらないはずです。

 

説明によるとPC上で扱うときに「Google Earth」でも使えるようになったとのことなので、その使い方がどういう風になるのか楽しみです。

3月13日発売予定です。価格が先行機種GPS-CS1KSPの13,986円から18,900円へ大幅に値上がりしていますが、製品を見比べてみると、それはそうだろうなぁ、というグレードアップ内容になっていると思います。

ちなみに、GPS-CS1Kの時は発売から半年くらいは激品薄状態になっていました。今回も相当な争奪戦を覚悟しておいた方がよいかもしれません。

 

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