アクションカム『HDR-AS15』開梱レポート

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本日より出荷になっているソニーの新製品アクションカム「HDR-AS15」の開梱&セッティングレポートをお届けします。

ショールームやイベントでの展示で何度かこの製品は触ってきたんですが、こうして自由に設定をすることができるモデルを手にすると、いろいろと印象が違うことがあるものですね。

箱を開けてセッティングするところからXperiaと接続して動画を撮影してアップロードするところまで、一通りすべてレポートしたいと思います。

 

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まずはパッケージなんですが、ぎっしりといろいろなものが複雑に入っています。

アクションカム「HDR-AS15」は通常なら別売りされている様なパーツまで同梱されているんですが、出してみるとすごいボリューム。

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ひとまず、入っているモノをすべて出してみるとこんな感じになります。本体の他にウォータープルーフケース、貼り付けようのアタッチメント一式、バッテリー、マイクロUSBケーブルです。

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そういえばバッテリーはXタイプバッテリーとGタイプバッテリーの2種類が対応しており、どうやって形の違うバッテリーをはめているんだろう? と、思っていたんですがご覧の通り2種類のレールが同梱されていて、そのレールに入れてから本体にセットする仕組みになっています。

利用できるメモリーカードはmicroSDカードかメモリースティック・マイクロのいずれかです。ここではmicroSDカードがありますので、microSDカードを挿すんですが、このサイズのメモリーカードは向きを間違えてもカチッと入ってしまうので、要注意です。

正しい向きで入っていないと表示パネルにエラー表示が出るようになってはいるので、メモリーカードを差し替えたら必ずチェックをするようにしましょう。

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接着式マウントは2種類入っています。バックルを装着するとこうなります。

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平面と曲面のふたつのマウントが入っていて、両面テープも最初から貼ってあります。これだと一度しか使えないのかな?というところですが、自分で両面テープを用意すれば何度も付けはずしができそうです。

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それと今更ながら私は気づいたんですが、三脚穴って本体にはついていなくて、ウォータプルーフケースにしかついていなかったんですね。ということは三脚利用をする際は必ずウォータープルーフケースを利用する必要があるわけです。

気づかなかった自分が鈍くさいんですが、そうか、そうするとUSB給電させながらの超長時間撮影ってできないんですね。

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なんせ、USB端子はこうして底面にあるもので、ウォータープルーフケースに入れると給電しながらの撮影はできないんです。

クリップ状のものでカメラ本体を上からつまむような形でホールドするものを自分で用意する必要があります。

なにはともあれ、ここでバッテリー充電開始。バッテリー充電器は付属しないので、本体内充電でマイクロUSBケーブルを使ってPCからの電源供給で充電をします。

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その間に同時購入のアクセサリー「BLT-HB1」も開梱してみます。

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こちらの「BLT-HB1」はウォータープルーフケースを利用しない本体をそのまま装着することができるヘッドバンドになっています。

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ウォータープルーフケースを使うとどうしてもカメラ本体が二回りくらい大きくなってしまうので、カメラ本体をそのままホールドできるというのは助かります。

カバーを開けて、ここにHDR-AS15を挟みます。

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カメラの向きはどちらにでも装着ができます。これはカメラを右に向けたところ。

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左に向けてもこうして装着をすることができます。左に向けると表示パネルが見えなくなってしまうんですが、このカメラはスマートフォンとの連携を前提にしてる部分があって、スマートフォンでの操作をすると表示パネルが見えなくても特に問題はないんです。

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ということで、イメージ的としてモモちゃんに装着してみたところです。頭がだいぶ絞られてしまっていますが、ゴムバンドなので自由に調整ができます。

本体に三脚穴がないので、このヘッドバンドでの装着状態でカメラを固定して撮影する、というシチュエーション、結構便利かもしれません。

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さて、本体のバッテリーが充電できたと仮定して(DSC-RX100のバッテリーと共用できるので、充電済みのバッテリーを使っています。)これでカメラの設定をしていきましょう。

本体にはボタンが3つしかありません。録画ボタン(決定ボタン)と、送る、戻るのみ。この3つのボタンと、英文字5文字だけが表示できるパネルを使って全てのセッティングをすることになるんですが、メニュー構成も単純なものなので、取説を見ながら使えばなんとか使いこなせそう。

注意点としては日付設定の際にGMT+0という画面が出ます。これは全世界の中でのエリア設定で、標準状態ではロンドンの時間になっています。東京(日本)は「GMT+9」になりますので、そこまで送ってください。

私がいじったのはこの日付設定のところと「オートパワーオフ」の時間です。初期設定では10秒で自動的に電源が切れる設定になっているんですが、さすがに10秒は短すぎるので私は60秒にしました。オートパワーオフにならない、という設定も可能です。

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そして、もうひとつ、Wi-Fi設定もいじって、Xperiaとつながるようにしたいと思います。

メニュー画面から「RMOTE」(スマートリモコン)を呼び出して機能をオンにします。これでカメラ側の設定はOK。あとはスマートフォンから
アクセスをします。

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スマートフォン側では専用アプリの「PlayMemories Mobile」をあらかじめインストールしてあるので、これでカメラにアクセス。

ここでパスワードの入力を求められるんですが、ぱ、パスワード!? 一体どこにあるんだ!?

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と、思ったら、取扱説明書にこんな風にシールで貼ってありました。このパスワードは自分で任意のものにすることはできないので、最初に入っているままで利用することになります。

これ、忘れないようにしないと。

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パスワードを入力したら、これでスマートフォンと接続完了です。CEATEC JAPANの会場では全然つながらなくてデモがなかなかできなかったんですが、こうして電波の空いているところで試すとあっという間につながります。

あのCEATEC JAPANでの苦労は一体、なんだったんでしょう。

録画前も録画中も画面表示ができるので、カメラのモニタリングがスマートフォンで可能。

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またカメラの設定画面を開いて、録画モードや手ぶれ補正、画角などの設定変更もリモートで行えます。スマートフォンでの利用が前提であれば、カメラ本体を器用に3つのボタンだけで操作する方法とか学習しないですむし、こちらの方が圧倒的に楽。

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動画の撮影とインターバルRECも切り替えが可能で、これで全ての操作がスマートフォンからできちゃうみたいですね。

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ということで、早速、事務所で試し撮りをしてみます。

撮影時には動画も静止画も派手なシャッター音がなるようになっています。そういえばメニュー操作の時もわりと大きな音がするようになっていて、しかもその音量を変更する機能がないんです。

動画撮影の場合は最初と最後に「ピポッ!」って音がするだけだからいいんですが、インターバルRECの場合はシャッターを切るごとに「バシャッ!」という音がするので結構気になります。

おそらくはこれ、カメラ本体が極端に小さいので盗撮防止の措置とかなんでしょう。

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これがインターバル撮影をしたときの写真です。感覚は5秒、10秒、30秒、60秒から選べて初期値は5秒になっています。

これをちょっとだけ撮影。

つないで動画にしたものがこちらです。

なるほど、画質はちゃんとフルHD解像度だし、これは良いですね。自分で初めて撮れました。

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話は前後して、カメラで録画した映像をXperiaに送ってみます。録画したコンテンツを送るときはカメラの設定を変更します。先ほどは録画モードでWi-Fi接続しましたが、カメラのメニューを送って、「SEND」モードにします。

この状態でPlayMemories Mobileを使うと、今度は転送モードで接続されます。

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あとはカメラの中に撮影されたファイルがこうして見えるので、スマートフォンに転送するモノ、動画サイトにアップロードするものを選択して転送します。動画と静止画の区別がここではつかないので、自分で撮影の順番などをみて探すことになります。

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こちらは撮影した画像をギャラリーで表示したところになります。動画はXperiaの仕様で転送はできても再生はできないので、一度Youtubeなどにアップロードして、それを再生するということになるようです。

うーん、こういうのは実際に自分でやってみないとわからないものですね。

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あと、撮影したインターバル写真ですが、これを動画にするのってどうするんでしょうね?PlayMemories Homeを使ってどうにかできないものか試してみたんですが、どうやらそういう機能は搭載されていないみたいで、静止画から動画に変換することができませんでした。

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Windows 7ですと「Windows ムービーメーカー」というソフトウェアがOSに付属しているのでこれで動画変換をすることも可能。

ただ、この場合は1枚1枚の表示時間を自分で設定しないといけないので、撮影枚数が少なければ良いのですが、長時間撮影だとちょっと厳しいようです。

【訂正】

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Windows ムービーメーカーでも一括変更は可能でした。最初に1枚を選択してからCtrl+Aキーで全画像選択をして。。。

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編集タブから再生時間を0.03にするとインターバル撮影写真1枚=1フレームの動画に変換して再生することができるようになります。

 

Adobe Premiere Emlementsなどを使うと写真を全てグループ化して一気に表示時間を変えられるので、これなら長時間撮影にも対応できそうです。

ということで静止画68枚を撮影して作った新橋の夕景を撮ったモノがこちらになります。

よしよし、だんだん使い方がわかってきましたよ。

これで今週末はいろいろ遊んでみたいと思います!!

 

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