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1998年に公開されただいぶ昔の映画になりますが、私の大好きな映画「トゥルーマンショー」がブルーレイディスクで発売されたので購入。今日4Kブラビアで観させていただきました。

私の中では「スターウォーズ」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」並の名作映画だと思っているんですが、世間的な評判ってそういえばどうなんでしょう？　あまり話題にしている人を見たことはないんですが、これもヒットした映画ですよね？

ウチではこの映画を観て以来、妻が自宅で商品の宣伝をする真似をしてみたり、トゥルーマンショーごっこをしてしばらく遊んでいました。

映画はジム・キャリーが主演で、とある男性を24時間、テレビ番組として生放送をしていて彼の住んでいる世界は実は島ひとつが全てスタジオセットだった、という当時としては奇想天外なスケールのお話。民間の放送局が国家予算並みの制作費を使って制作をしており、その街に住んでいる人は主役のトゥルーマン以外はすべてエキストラ、キャストなんです。そこである日、トゥルーマンが矛盾に気づき、自分の世界からの脱出を計ろうとするんですが。。。

今でこそ、ふーん、それでなにが面白いの？というところですが、そこがすごいところで隠しカメラを使ってのライブ中継とか極端な話をするとアクションカムとスマートフォンがあれば、それだけでUstreamでのライブ中継が出来ちゃう時代です。そういう発想をまだインターネットの普及が始まったばかりの1998年に映画として制作しているところがすごいなぁ、と。

民放なので商業的に成功するため生活の中でココアや便利ナイフの通販というか、宣伝をしなくてはいけないなど滑稽なシーンがあるんですが、それもユーチューバーの走りといえば、そう思えなくもないというか、当時はギャグみたいなものだったものが今は現実になっているところに感心してしまいました。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とはちょっと違った感じでのタイムスリップ感を味わえます。

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映像はフィルムのノイズをすべて抜き去ってしまった感じではなく、フィルムの粒子感も残して、ある程度のキズみたいなのも見えるのですが、さすがブルーレイです。輪郭などの情報量を増やしてくれていて、以前はDVDで見ていたと思うんですが高画質な映像で記憶を上書きすることができました。

ハイレゾオーディオで80年代のアナログ収録されている聖子ちゃんの曲を聞いて当時の音の良さに驚くばかりでしたが、映像の世界でもこういう感動が4Kブラビアで味わえます。現在はブルーレイに記録されているのはハイビジョン画質ですが、4Kへのアップスケーリングと、それに今までにない大型ディスプレイを間近で観ることの感動は大きいですね。

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