パーソナルオーディオシステム『SRS-BTX500』登場
ソニーからまたまた新しいワイヤレススピーカーシステムが登場しました。昨年から一体どうしたの!?というくらいこの手のスピーカーが新製品として登場していますが、相当人気があるんでしょうね。
今回のモデルはこれまたすごいことになっています。バッテリー内蔵で40W駆動が可能。さらにでBluetoothスピーカーとしては初めてだと思うんですがデジタルアンプのS-Masterが搭載された高音質パワフルモデルが登場です。
ちなみに、昨年から発売されている主なワイヤレススピーカーにどんな製品があるのかというと、ザッと挙げてみるとこんな感じになります。
★ソニーストア ワイヤレススピーカーシステム「SRS-BTV5」
☆当店blog 12.10.5「Bluetoothスピーカー『SRS-BTV5』先行予約販売開始!」
★ソニーストア ワイヤレススピーカーシステム「SRS-BTD70」
☆当店blog 12.7.25「『SRS-BTD70』をオープンエアで使ってみました」
☆当店blog 12.7.24「Bluetoothスピーカー『SRS-BTD70』開梱レビューレポート」
★ソニーストア ワイヤレススピーカーシステム「SRS-BTV25」
★ソニーストア ウォークマンドックスピーカー「RDP-NWV25B」
☆当店blog 11.10.5「ワイヤレススピーカーシステム『RDP-NWV25B』開梱レポート」
昨年秋に発売された「SRS-BTV5」は昨年内はずーっと品切れのスーパーヒット商品になっていたのは記憶に新しいところ。
SRS-BTD70は私も購入して自宅で使わせてもらっていますが、500mlのペットボトルサイズとは思えないほどの低音の締まった鳴りを楽しめます。
仕様をずらっと並べて新型モデルと比較してみるとこういうことになります。
SRS- BTX500 |
SRS- BTX300 |
SRS- BTV5 |
SRS- BTD70 |
SRS- BTV25 |
|
販売価格 | 29,800円 | 19,800円 | 7,980円 | 7,980円 | 17,800円 |
発売日 | 13年2/23 | 13年2/23 | 12年10/20 | 12年7/21 | 11年10/21 |
スピーカー | 2.1ch | 2ch | モノラル | 2.1ch | モノラル |
総合出力 | 40W | 20W | 1.2W | 5W | 13W |
スタミナ性能 | 約6時間 | 約8時間 | 約5時間 | 約15時間 | × |
Bluetooth | NFC対応 | NFC対応 | NFC対応 | Ver.3.0 | Ver2.1 |
ハンズフリー機能 | ○ | ○ | ○ | × | × |
高音質コーディック Apt-x対応 |
○ | ○ | × | × | × |
デジタルアンプ S-Master搭載 |
○ | ○ | × | × | × |
スマホ充電機能 | ○ | ○ | × | × | ○ |
重量 | 1.9kg | 1.3kg | 135g | 620g | 500g |
もともと目的というかスタイルも大きく違うワイヤレススピーカー同士を比較しても公平な感じではないんですが、音質性能や重要な機能面を比較するとほぼ全部載せとも言えるのが新型の「SRS-BTX500」と「SRS-BTX300」になります。
なんか、いままでのワイヤレススピーカーのヒットをみて、いよいよ本命モデルの投入、という雰囲気になっています。
これは大変なことになってきたぞ。
上位機種のSRS-BTX500を見てみると、なんと総合出力40Wでサブウーファーまで搭載した本格的な2.1chスピーカーシステムになっていることがわかります。
SRS-BTD70も同様に2.1chのシステムを組んでいますが、これって周波数特性だけではなく、ちゃんと聴感のチューニングもとことんやったようなモデルに思えます。個人的にSRS-BTD70の音質の良さがとても気に入っているので、今回のSRS-BTX500もかなり期待をしてしまいます。(SRS-BTX300はサブウーファー無しの2ch、シングルパッシブラジエターになります。)< /p>
スピーカーには磁性流体サスペンションを採用したニュータイプのスピーカーを採用しています。CESで発表になった新型ブラビアでも採用されているスピーカーで音圧感度の向上とアンプの負荷が減るそうで省電力35%の削減もしているとのこと。(採用されているのはSRS-BTX500のみです。BTX300では未採用です。)
そして、こちら。Bluetooth搭載の音響機器でS-masterを搭載しているものにはヘッドホンの「MDR-1RBT」というプレミアムモデルがあるだけだったはず。BluetoothスピーカーにS-masterを搭載してきたのはこれが初になると思います。
Bluetoothという帯域を狭める通信方法を使うので音質面ではあまり期待ができなくなってしまうところですが「MDR-1RBT」を使っている分には私は全然不満は感じません。比較してしまうとやはりライン入力の方に分があるのは確かですが、デジタルアンプS-masterの効果はかなりあると思います。
またaptXというBluetooth伝送の高品位コーデックにも新たに対応。このフォーマット対応も将来的に高音質化が期待できるかも
☆インプレス ケータイWatch「ケータイ用語の基礎知識 aptXとは」
そして、このスピーカーはバッテリーを内蔵。大出力スピーカーにも関わらず、6時間の連続再生をするそうです。(SRS-BTX300は約8時間)
SRS-BTD70の約15時間にはかないませんが出力が違いますからね。BTD70だとどうしてもプライベート利用のためのものになりますがこちらのモデルだったらアウトドアでグループでの音楽再生が楽しめそう。
さらに内蔵バッテリーを使ってスマートフォン、ウォークマンなどへのおすそわけ充電にも対応。スピーカーはバッテリー満タンだけど、肝心の再生機器を充電してくるのを忘れた。。。というときもケーブルだけあれば対処ができるわけです。
サイズ感がいまいちわかりにくいんですが、SRS-BTX500の外寸が385mm×152mm×65mm(SRS-BTX300は341mm×115mm×72mm)です。それほどばかでかいわけでもなくノートPCサイズくらいの感覚で持ち運べるのも良いですね。
重量はSRS-BTX500が約2.0kg、SRS-BTX300が約1.6kgとのことです。
Bluetooth機能搭載によりいろいろなモバイル機器との連携が可能。ここには掲載がされていませんがVAIOにも当然Bluetoothは搭載されていますのでVAIOの外部スピーカーとしての利用も可能です。
そしてこのモデルもNFCに対応しています。
当店blog 13.1.9「今さら人に聞けない『NFCってなんですか?』」
昨年後半からほとんどのbluetooth製品にNFC搭載がはじまっています。まだNFC対応のスマートフォンをお使いの方は少ないと思いますが、おそらく今後登場する製品のほとんどがNFC搭載になることが予想されます。
NFC対応も重要、重要。
昨年秋に大ヒットした「SRS-BTV5」の大ヒットを受けて、予定よりも前倒しして製品化されたモデルという風に聞いてます。
このモデルももしかすると品薄状態が続く大ブレイクモデルになる可能性がありますね。発売は2月21日(木)予定となっています。ソニーストアでは近日発売予定となっています。
最新情報が入ってきましたら、またすぐにレポートします。
★ソニーストア ワイヤレススピーカーシステム「SRS-BTX500」のご案内はこちらから
★ソニーストア ワイヤレススピーカーシステム「SRS-BTX300」のご案内はこちらから
☆ソニープレスリリース「磁性流体サスペンション構造採用などにより、迫力と臨場感あるサウンドを実現するモデルなど高音質とポータビリティーを両立したワイヤレススピーカー2機種を発売」