Windows Vista SP1搭載 新型モバイル『VAIO type T』受注開始!
早いモノで、VAIO 10周年記念モデル登場!と、大騒ぎしてVGN-TZを紹介してからもう1年経ってしまいました。で、この「VAIO type T」シリーズってモデルチェンジがめちゃめちゃ早いんです。先代の「VGN-TX」のときもその前の「VGN-T」の時も4世代目のモデルチェンジを最後にフルモデルチェンジをしてきています。
それを考えるとこの夏発表になった「VGN-TZ93」シリーズは4世代目に突入。今までの流れから行くとTZシリーズとしては今回が最後の販売になる可能性が高いんです。
本日15時発売の08年VAIO夏モデル第2弾として登場した新型「VAIO type T」のモデルチェンジ内容を紹介したいと思います。
VGN-TZシリーズは初代VAIOノート505のデザインを汲んだシリンダースタイルを採用。ヒンジ部がバッテリーシリンダーになる、独特のスタイルでこれがまた持ち歩くときも安定したスタイルになり、とにかく去年から大ブレイクしてきたモデル。DVDマルチの光学ドライブ搭載をあきらめて2.5インチHDDを搭載することにより、フラッシュドライブの高速アクセスと、HDDの大容量ドライブ搭載を実現するモンスター仕様の選択も可能。モバイルPCの可能性を思い切り広げる歴史的なモデルになっています。
今回の08年夏モデルでの変更点としては、まず「VAIO Media plus」の搭載があります。「VAIO Media plus」はPS3やPSP、ブラビアでおなじみのクロスメディアバーを採用したホームネットワークソフト。ついにVAIOにもタテヨコピッのクロスメディアバーが載っちゃったの!?という、破壊力満点ソフト。
考えてみたら07年秋モデルのtype Tで自動編集ソフト「VAIO Movie Story」が搭載されて、08年春モデルで「Click to Disc」が搭載されて、モデルチェンジの度に、魅力的なVAIOオリジナルソフトウェアの搭載をしてきているんです。
今回の「VAIO Media plus」の搭載はもっとも魅力的な新機能だと思うんですが。。。(^_^;)
「VAIO MusicBox」についても最新のVer.2.0が搭載されており、Windows ガジェットとして、デスクトップにプレーヤーガジェットを貼り付けることが可能。モバイル環境でtype Tの中の音楽を鳴らすのにはソフトウェア的にかなりパワーアップした感じがします。(対応フォーマットもまた増えているし。)
それとVAIOのキラーコンテンツ「VAIO Movie Story」も若干ですが機能アップしている模様。プレビュー画質の改善、取り込み・書き出しの高速化が図られている他、コメント入力の際にフォントだけでなく、サイズ、色、などの詳細項目の変更にも対応するようになっているそうです。
ファイル出力の際もWEBアップロードなどの際の容量制限に配慮して予想出力ファイルサイズの表示もできるようになったとか。私のVAIO type Tの使い道ですが、今は完全にハイビジョンハンディカムの動画編集マシンとしての利用が9割。VAIO Movie Storyでの出力の際にこうしたWEB動画へ配慮してもらえるようになると、もう、それだけで買い換えたくなってしまいます。
ソニースタイルのVAIOオーナーメードモデルの変更点も見ていきたいと思います。ベースモデル価格は149,800円で08年春モデルよりも5,000円の値下げになっていますが、ベースモデルのOSがWindows Vista Home BasicからHome Premiumに変更されており、ここでも5,000円オトクになっています。合計すると1万円分相当の値下げになっている計算。
また、そのOSの選択では+15,000円でWindows Vista Ultimateが搭載できるようになったのも今回のモデルチェンジの特徴です。Windows Media Centerが必要なければVista Businessでも良いんですが、せっかくの全部載せOSです。type Tをフル回転で使うならUltimateを選択するのもありです。(動く壁紙もできますし。。)当然、どのOSを選択しても3月にバージョンアップしたSP1バージョンで購入できるのも今回の夏モデルの利点です。
そして選択できるドライブ構成も大きく変わっています。ベースモデルの2.5型HDD 160GBドライブから64GBフラッシュドライブへのアップグレードが、従来は+99,000円だったものが、夏モデルでは75,000円へプライスダウン。こういうデバイス類の値下げは時期と共に下がっていくものではあるんですが、ここで一気に24,000円も安くなってしまいました。
それがあってか、リーズナブルな48GBフラッシュドライブの設定はなくなり、フラッシュドライブを選択する場合は64GBのみとなっています。最強モンスター仕様のSSD64GB+HDD250GB搭載だとアップグレード価格+92,000円。初代TZノートと比較すると容量はほぼ倍近い容量になっているんですねぇ。。。まさにモンスターモバイルです。
さて、その新型VAIO type Tですが、ニューモデルにもかかわらず、すでにキャンペーンがスタートしています。「3年間保証サービス<ワイド>半額キャンペーン」がそれで、5月16日までのたった1週間ですがワイド保証が通常12,000円のところ、6,000円になるオトクなキャンペーンを開催中。
VAIO type Tの様なモバイルタイプのVAIOノートは水没、落下の際も対応してくれるワイド保証の加入率が他のモデルよりも圧倒的に高いんですが、この恩恵を受けられる方はかなり多いはず。
新型発売から1週間だけのチャンスです。
VAIO type Tの先行予約販売は5月9日13時から。もしかしたらラストモデルになる可能性があるモンスターモバイルPCです。お気に入りのPCをゲットするなら今ですよ!
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