TZノートのキーボードの話
そういえば、メルマガ、blog、店員の声で、すっかり説明を省いてしまっていたんですが、type T TZノートのキーボードの説明を忘れていました。
ソニースタイルさんの勉強会なんですが、「取扱注意」というプレゼンテーション画像については、社内利用目的のため、当店では資料として拝見する以外には利用ができないんです。で、このキーボードの構造図が「取扱注意」画像になるもので、案内を省いてしまっていたんですが、カラーテックの技術を駆使して、そのプレゼンテーション画像を新規に作ってみました。
それがこれなんですが。。。
すみません。イラストレーターとか使うと時間がかかるもので、メモ帳に書いたモノをサイバーショットでカシャッとしています。
全然堅牢に見えなくてすみません。m(_ _)m
えーと、まずは従来型のキーボードなんですが、それが上段のもので、バスタブ形式になっていてそこにキーボードを浮かせるってことをやっているんだそうです。絵は左側がパームレストで、右側がヒンジ側ってことになります。
対して下段が今度のTZシリーズで採用した新設計のキーボード。
キーボードパネルはアクリルにABSを配合した素材になっていて、例の光沢感を与えてくれています。これがキーボードの各キーの隙間を埋めてくれる役割をすると同時に静音性を実現してくれるんですね。
で、こっちがキーボード本体です。写真のモノは試作品のものになります。これが本体部に複数の足つきで固定されるそうです、ここにアクリルカバーがかぶさり、単に隙間を埋めるだけでなく、スライド式で入るため、キーボード周辺の剛性が向上、キー打感が安定するんだそうです。
キーボードがただ装着されているだけでなく、キーボード自体も構造体になるためセット強度も大幅に向上しているとか。
これはSZノートのキーボード本体を裏返したところ。この穴みたいなモノが本体と接合する部分になるんですかね? プレゼン中に回してください、ってことで回ってきたもので質問とかが出来なかったんですが、多分、そういうことなんだろうなぁ。
ちなみに打感については。。。すみません、普段からそれほどキーボードの打感とかを意識せずにつかっているもので、ちょっと試し入力したくらいではなんとも言えません。(^_^;) 一度、東海道53次とかに持ち出して、記事を1本、たっぷりと打ち込んでみてからでないと私には評価ができないかも。
ただ、こうして本体に柱が何本もつくことを考えるとキーボードの剛性もかなり上がっているように思えます。やっぱ、こういうところもVAIO 10周年記念モデルです。
平面に見えるキートップですが、これも微妙にへこんでいて指が滑りにくくなる工夫があるとか。(ちなみに写真は英字配列キーボードのものです。今回、かな無し日本語キーボードの設定はありませんのでご注意下さい。)
うーん、実機が届くのが楽しみです。
【追記】
そういえば、後から思い出したんですが1年前のソニースタイル・ミーティングの時に前社長の佐藤一雅さんから「ソニーらしいキーボードを開発しているんですよ、期待していてくださいね」という話を聞いていました。これがそうだったんですねぇ。。。すでにデザインセンターに移られて、今回はお会いできませんでしたが、ちょっと感慨深いモノがありました。
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