Olasonicハイレゾ対応スピーカー『TW-S9』展示のお知らせ

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こんにちは、店員佐藤です。

東和電子さんで定評のある卵型スピーカーにハイレゾ対応モデルが昨年登場。ソニーストアでも取り扱いがはじまり、当店で店頭展示がスタートしました。

開梱しながら製品の紹介をしたいと思います。

 

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当店の店頭展示品ですが、貸出用のデモ機となっています。ですが、見たところ製品版と変わりはなさそうですので、同梱品などもそのまま紹介したいと思います。

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同梱されているのは取扱説明書と両スピーカーを接続するステレオミニプラグのコード。そしてPCと接続するためのUSBケーブルという内容になっています。

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スピーカーは以前のモデルではリング型のインシュレーターがあり、その輪っかに卵を載せるという作りでしたが、TW-S9は固定式のスタンドがついており、そこに入力端子なども用意されています。

PCからのUSBバスパワーだけで駆動するので音量などは期待できそうもないように見えますが、スーパーチャージド・ドライブ・システムという、瞬間的に大容量の電力が必要な時のために電力を貯め込んでおくという事をしており、通常のUSBバスパワースピーカーと比べるとパワー感がかなりあります。

USBバスパワーだけで12.5W+12.5Wを実現します。

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こちらが底面です。昔のリング型のスタンドの場合は上下角まで自由にセッティングすることができましたが、デスクトップで使う場合はほぼ同じ角度で使っているんでしょうね。

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使いやすさを考えた場合、最大の進化はこれだと思います。本体にボリュームがつきました。

「TW-S7」では本体にボリュームがなく、USB接続されたPC側のボリューム機能で調整をすることになるんですが、スーパーチャージド・ドライブ・システムのおかげもあって、いきなり大音量が鳴ってしまうんです。慌ててPCのタスクトレイからボリュームアイコンを探して調整するんですが、その間、ずーっと大音量が流れて焦るという記憶があります。

「TW-S9」ではちゃんとボリュームつまみがあるので、これでハードウェア的に調整が可能。すごく助かります。

 

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「TW-S9」はハイレゾ対応モデルとなっており96KHz/24bitの音声再生ができます。なにかセッティングの際に変わった事をするのかな?というところですが、取説にありました。

TW-S9のプロパティを出して、こちらの詳細タブでサンプルレートとビット深度の設定を変更します。

ここに「24ビット、9600Hz(スタジオの音質)」というのがあるので、こちらを選択してから「適用」ボタンで設定を変更します。PC側のボリュームは最大にしておき、実際のボリュームは「TW-S9」本体のボリュームで調整する、というのが正しい方法だそうです。

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再生するソフトはMedia GoなどでOK。ハイレゾファイルを入れておき、これで再生をすればハイレゾ音源の再生ができます。

なるほど、そういう音ですか。スピーカーは同軸の2ウェイにしておりフルレンジ上にスーパーツィーターを配しています。45kHzまでの音声を再生することができるとなっていますが、なるほど高域はこれでだいぶ伸びているんでしょうね。

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音響的に理想的な卵型キャビネットで箱鳴りなどの不要な音の発生を抑えているとのことで、ボーカル曲などを聴くと自然な定位感を楽しむことができます。

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ただし。。。正直に言いますが隣に展示しているソニー「CAS-1」との差は歴然。価格的にも4倍くらいしますので当たり前と言えば当たり前なんですが、主に小音量のところに差がある感じがします。ダイナミックレンジの違いはかなりありますね。

音像定位という点でもOlasonicスピーカーは非常に定評がありますが、それもCAS-1と比較してしまうとかなりぼやけた感じに聞こえるかも。

というか、比較するのがソニーのCAS-1という最高傑作システムでは厳しすぎますね。

このモデルは20,700円という低価格スピーカーですから。この価格でスピーカーで聴ける2万円の商品はソニーのラインナップには今のところはなにもありません。

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それと、変換アダプターを使ってウォークマンで音を鳴らす、ということもできないようです。USBバスパワーで駆動するため、ウォークマンからの出力では音が出せない模様。こういう場合はポータブル電源をUSB端子に接続して電力入力して、ウォークマンからはアナログ音声入力で入れることで再生ができるそうです。

ま、それをするよりはPCに接続して鳴らした方が手っ取り早いですね。NFCやBluetooth、Wi-Fi機能などもないので、純粋にPCのハイレゾ音源を鳴らすのに使うのが良いみたいです。

 

製品は今日から当店店頭で展示します。VAIO S11を接続して展示していますので、お手持ちの楽曲をならしてみたい、という場合はウォークマンなどでお持ち込みいただき、VAIO経由で再生してみてください。

CAS-1との比較試聴も是非。

 

TW-S9.jpg  Olasonicハイレゾ対応
USBパワードスピーカー
(株式会社 東和電子製)

TW-S9
ストア価格20,700+税
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ジはこちら 

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発売日:2015年10月
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☆当店blog 10.7.26「Olasonic『TW-S7』開発者の声」 
☆当店blog 10.7.16「USBパワードスピーカー『TW-S7』開梱レポート」 

 

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