3G/Wi-Fi搭載の電子書籍リーダー『PRS-G1』が明日受注開始

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電子書籍リーダー端末の3G/Wi-Fi機能搭載「PRS-G1」が明日、11月16日(水)11時から受注開始になることが発表になりました。

 

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一応、念のため紹介するとWi-Fiというのは無線LANのこと。ご自宅、もしくは職場などにインターネット環境があるようでしたら、そこに無線 LANルーターを設置することで無線でインターネットへ接続できる機能になります。今回発表になった2機種ともこれは搭載されていて、昨年モデルには Wi-Fi機能は搭載されていませんでした。

3Gというのは携帯電話の通信方式を言います。携帯電話の通信回線を使ってインターネットに接続する機能が「PRS-G1」にだけ搭載されています。これもソニーの電子書籍Readerでは初めて。

Wi-Fiだけだと家庭内、職場内などの屋内環境でないと通信ができないんですが、3G回線に繋がると外出中、移動中でもインターネット通信が可能。どこででもインターネット利用ができるモデルとなります。

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インターネットに電子書籍がつながるとなにができるかという話なんですが、誰でも思いつくのがWEBブラウザです。Readerにもブラウザが搭載されていてインターネットに接続してホームページを見ることが可能。

画面はモノクロですし特殊なE-INKというディスプレイを使っているので、液晶タブレットみたいな見やすさはないと思いますがテキスト中心のコンテンツだったら、それこそ電子書籍の感覚で読めるようです。

で、このテキスト中心のコンテンツが読みやすい、というのがポイント。

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タッチパネルになっている電子書籍Readerですが、たとえば調べたい単語などがあったときにその単語をタッチして長押しすると、メニューが5つ出てきます。ハイライト、メモの書きこみなどと一緒に「辞書」「Wikipedia」「Google」というボタンがあります。

そこでボタンを押すことで内蔵の辞書で単語検索をすることができるのと、Wikipediaをタッチすると、そのままインターネットでWikipedia検索をして、該当ページをReaderの画面に表示してくれるんです。

Google 検索も同様でWEB検索の結果を表示してそこからはブラウザを使って該当するホームページを探しにいく、ということが「PRS-T1」なら無線LANでインターネット環境が使える自宅や職場で。「PRS-G1」なら3G携帯電話回線を使ってどこででも調べることができます。

無線LANでの検索でしたら一切料金はかからずに無料で調べられますが3G回線って携帯電話のデータ通信でしょ? すごいお金がかかるんじゃないの?と、思われるかもしれないんですが、実はここからがまたすごいところなんです。

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☆ソニー製品情報 Reader専用3G接続の料金プランのご案内

ソニーさんで電子書籍Reader専用の通信プランを用意してくれていて、最大で2年間無料で3G回線が使い放題になるんです! って、言ってもなにか条件があるんでしょ?というところですが、もちろんあります。あるんですが、その条件というのもよく考えられているんですよ。

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まずはその最大2年間無料のプランですが、これは電子書籍Readerのブックデータを購入する「Reader Store」サイトにだけ繋がるプランなんです。残念ながらWikiPediaとか、Google検索は使えないんです(^^;)、でも、これ料金が最大で2年間無料なんです。

3G搭載モデルの「PRS-G1」を購入して最初の1年間は無料でReader Storeだけ利用し放題。その最初の1年の間に1冊でも良いのでReader Storeで書籍データを買えば2年目も無料。3年目になってようやく年額1,050円がかかると言う仕組みです。

途中解約は無料。なので、本体価格がWi-Fi専用モデルと比べると6,000円高いので、それが通信費、みたいな考え方もできるかも。

説明によるとReader Storeのアクセスが自由にできるので、移動中に次に読みたい本を探して購入することもできるし、それと立ち読みデータも用意するそうなので、それを無料ダウンロードして移動中に立ち読みすることも可能。そういうのが無料でできるのって良くないですか?

3年目に入って1,050円の年額がかかると言っても、それまでに便利に使えていれば1,050円くらい払っても問題なさそうです。

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そして、Wikipedia検索、Google検索も3G回線でできるようにするのがこちらのWEBアクセスプランです。こちらはReader Store以外のサイトもアクセスが可能になるプランで、月額580円となります。

年額1,050円と比べるとかなり高く感じると思いますが、それでも月額580円って、今あるどんなプランよりも安いですよね。モノクロ画面のReaderとはいえ、580円でブラウザを使い放題です。

辞書機能を内蔵してはいますが、流行語などの現在を追うような新しい単語やフレーズの場合はWEBで検索した方が正確な情報がつかめますし、PCを辞書代わりに使っている方にはこんなに安いWEB検索ツールはないかもしれません。

小さな文字で書かれていますがパケット通信料はソニーマーケティングさんが負担するんだそうです。やっぱり、こんなサービス、月額580円じゃ普通は実現できないんじゃないですかね?

 

本体価格はWi-Fi専用モデルのPRS-T1が19,800円なのに対して3G/Wi-Fi搭載モデルは25,800円と6,000円高に設定されています。

3G回線の搭載もありますが、実はバッテリーもPRS-G1の方がやや大容量のものを搭載しているようで実はスタミナー性能がPRS-G1の方が上。

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3G搭載「PRS-G1」(重量:約185g)

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Wifi専用モデル「PRS-T1」(重量:約168g)

ということで、本を読む時間の長い人ほど、PRS-G1の方がおすすめだったりもします。

 

受注開始は明日11時から。すぐに完売してしまうようなことは
ないと思うんですが、α77、HMZ-T1、DEV-3など、人気が集中するモデルはすぐに入荷未定になりがちなので、できることでしたらお早めにご注文をどうぞ! 

 

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★ソニーストア 電子書籍Reader「PRS-G1」(3G/WiFiモデル)のご案内はこちら

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★ソニーストア 電子書籍Readerのご案内はこちらから
 

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★ソニーストア 電子書籍Reader「PRS-T1」のご案内はこちらから

☆当店blog 11.11.11「吉田カバン“Reader”カバー開梱レポート」 
☆当店blog 11.10.26「電子書籍Reader『PRS-T1』のページのめくり方」 
☆当店blog 11.10.20「電子書籍Reader『PRS-T1』開梱&セッティングレポート」 
☆当店blog 11.10.20「電子書籍ソフトウェア『eBook Transfer for Reader』バージョンアップ」 
☆当店blog 11.10.12「WiFi搭載の新型モデル『PRS-T1』受注開始」 
☆当店blog 11.9.29「新型電子書籍Reader『PRS-G1』『PRS-T1』が登場」

 

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