『Creators’ App』で『FX3』や『FX30』で撮影した画像や動画の『クラウドアップロード』が可能に! 2024年3月以降『α1/α9 III/α7S III/α7 IV』も対応予定
デジタル一眼カメラ ”α”のお知らせにて「ソニーの『Creators’ App』で、『FX3』や『FX30』などで撮影した画像や動画の 『クラウドアップロード』が可能に」と発表がありました。
2月22日(木)から横浜で開催されるCP+2024のソニーブースで、本機能を展示予定です。
こんにちは、店員よねっちです。
ソニーのスマートフォン向けアプリ「Creators’ App(Version2.3)」で、『FX3』や『FX30』などのカメラで撮影した画像や動画を直接クラウドのストレージにアップロードできる、「クラウドアップロード」が可能になりました。
初期設定の後は、スマートフォンでの操作は不要で、カメラの電源を入れると自動的にソニーの「Creators’ Cloud」のクラウドストレージに画像や動画が転送されます。クラウドに転送された画像や動画は、様々な場所やデバイスから簡単に参照し、編集作業ができます。
なお、こちらの機能は2024年3月以降、『α1』、『α9 III』、『α7S III』、『α7 IV』でも対応予定とのことです。
さらに、Creators’ App Version2.3では、本機能の他にも、カメラからスマートフォンへの有線転送の対応や、スマートフォンを介してカメラへのLUTファイルインポートにも対応しました(FX3・FX30・α9 III・α7CR, ・α7C II・ ILX-LR1) 。
2月22日(木)から横浜で開催されるCP+2024のソニーブースでは、本機能を展示予定だそうです。CP+2024に参加される方はぜひお試しになってみて下さいね。
☆ソニー お知らせ「ソニーの『Creators’ App』で、『FX3』や『FX30』などで撮影した画像や動画の『クラウドアップロード』が可能に」
■Cinema Line カメラ「FX30」とは? 「FX3」との比較
Cinema Line カメラ「FX30」はAPS-Cサイズ(Super 35mm)の有効約2010万画素 裏面照射型CMOSセンサーExmor Rと、最新の画像処理エンジンBIONZ XRを搭載したモデルです。
6K相当の豊富な情報量を凝縮することで、高品位な4K(QFHD:3840×2160)映像を出力でき、4K 120pのハイフレーム動画のカメラ内記録に対応します。
フルサイズセンサー搭載の「FX3」と同じボディサイズですが、630g→562gと約70gの軽量化を図り、センサーはSuper 35mm のAPS-Cセンサーを搭載しています。
価格設定が驚異的なことになっており、ハンドルユニット同梱の「ILME-FX30」が341,000円、ボディのみの「ILME-FX30B」が286,000円と、フルサイズセンサー搭載のFX3(ソニーストア価格:559,900円)と比較すると半額ほどで購入可能です。
機能面ではFX30の小型ボディに最適化された冷却ファンを内蔵しているのも見どころ。アクティブ、パッシブ両面で効率的に放熱することで、動画撮影中の温度上昇を抑制し、4K 60pの長時間動画記録を実現しています。冷却ファンの動作モードは、撮影条件に合わせて、オート/最小/記録時Offから選択できます。
ただし、ファインダーなどの搭載や写真機能などの面でやや省かれたものもあるので、写真撮影の方はあくまでおまけと考えた方が良いかもしれません。
「メインメニュー」はカメラのステータスを一覧表示し、新たにッチ操作で設定値の変更が行なえるようになっています。
撮影待機中の画面では、カメラモニター上を上方向にスワイプアップするだけでファンクション(Fn)メニューを表示することができます。自撮り撮影時にカメラ背面で操作をしなくてもレンズ側から設定操作がタッチパネルで行えるようになります。
FX30では、FX6およびFX3で好評な、肌の色を美しく見せるスキントーンを中心としたルック「S-Cinetone」をピクチャープロファイルのプリセットとして搭載しています。CineAltaカメラ VENICEの開発を通じて得られた知見を基に作られ、人の肌の色再現性をアップ。
色あいはよりソフトに、ハイライトの描写は被写体を美しく際立たせる自然なトーンです。グレーディングすることなくシネマのようなルックを手軽に再現でき、制作者のさらなるクリエイティブな表現要求に応えます。
公式サイトにFILM ARTIST UssiyFilms 氏による、 FX30で撮影された映像作品が掲載されていました。FX30で撮影できる動画がこちらで少しイメージできるのではないでしょうか。
シャドウからミッドトーン(18%グレー)にかけての階調特性を重視した「S-Log3」を搭載。S-Log3設定時は、14+ストップという再現域を確保しています。色域はS-Gamut3、S-Gamut3.Cineに対応し、VENICEやFX9、FX6、FX3などのCinema Line カメラと合わせた撮影、編集がさらに容易になりました。
Cinema Line カメラ「FX30」ならではの機能として、Log撮影モード時に、ユーザー好みのLUTをカメラモニター映像に表示可能で、ポストプロダクション後の仕上がりイメージを確認しながら撮影することができます。LUTは、プリセットのs709や709(800%)に加えて、最大16個までメモリーカードを使ってカメラにインポートすることが可能です。
ユーザーLUTをピクチャープロファイルとして使用可能な「PPLUT」では、カメラ内で映像としてそのまま記録されるため、ユーザー好みのLUTを使用した画づくりができ、編集時の色調整を簡略化することができます。
フォーカス駆動時に画角が変わるのを補正する「ブリージング補正」を搭載。”α7 IV”、FX6に続き、ソニーカメラとしては3機種目のブリージング補正搭載モデルとなります。
上記の動画はα7 IVのフォーカスブリージング補正機能を検証した動画になりますが、動画撮影中にピント位置が前後に移動すると発生しがちな画角変動(フォーカスブリージング現象)を最小化。ソニー独自の全画素超解像技術を活用して、フォーカシング中でも画角が一定になるよう自動調整することで、より画角の安定した動画を収録可能です。
また、手ブレ補正アクティブモードとの併用も可能で、手ブレ補正時のブリージングを最小化し安定した高品位な映像制作を強力にサポートします。
FX30B |
FX3 |
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発売日 | 2022.10.14 | 2021.3.12 |
ソニーストア価格 | 286,000円 | 559,900円 |
映像素子 | APS-Cサイズ Exmor R CMOSセンサー |
35mmフルサイズ Exmor R CMOSセンサー |
カメラ有効画素 | 動画:2010万画素 静止画:2600万画素 |
動画:1030万画素 静止画:1210万画素 |
外形寸法(突起のぞく) | 129.7 x 77.8 x 84.5 mm | 129.7 x 77.8 x 84.5 mm |
質量(本体のみ) | 562g | 630g |
ISO感度 動画撮影時 | ISO100-32000相当 AUTO (ISO100-6400相当) |
ISO80-102400相当 (拡張:上限ISO409600相当) |
ラチチュード | 14+ ストップ (S-Log3) | 15+ ストップ (S-Log3) |
フォーカス測距点数 | [動画撮影時] 最大495点 [静止画撮影時] 最大759点 |
[動画撮影時] 最大627点 [静止画撮影時] 最大759点 |
フォーカス検出輝度範囲 | EV-3 – 20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) |
EV-6 – 20 (ISO100相当、F2.0レンズ使用) |
LCDモニター | 7.5 cm (3.0型) 約 236万ドット | 7.5cm (3.0型) 約 144万ドット |
静止画機能シャッター | 電子シャッター (連写不可) |
メカ / 電子シャッター |
バルブ撮影 | × | ○ |
連射ブラケット撮影 | × | ○ |
フリッカーレス撮影 | × | ○ |
連写機能 | × | ○ |
長秒時ノイズ低減機能 | × | ○ |
非圧縮ROW記録 | × | ○ |
AF補助光 | × | ○ |
リアルタイム瞳AF (動物・鳥検出) |
動画使用時可 | 動画使用時不可 / 鳥検出非搭載 |
フラッシュコントロール | × | ○ |
ブリージング補正 | ○ | × |
フォーカスマップ | ○ | × |
S-Log2 | × | ○※Ver.2.00は非搭載 |
UAC/UVC対応 | ○ | × |
NFC | × | ○ |
赤外線リモコン受光部 | × | ○ |
オートピクセルマッピング | × | ○ |
超音波アンチダスト機能 | × | ○ |
消費電力 | [動画] 約5.6 W [静止画] 約3.5 W SELP18105G装着時 |
[動画] 約7.3W [静止画] 約3.4W SEL2870装着時 |
撮影可能時間 | 約115 分(実働動画撮影時) 約175 分 (連続動画撮影時) 約570枚 (静止画撮影時) |
約95分(実働動画撮影時) 約135 分 (連続動画撮影時) 約580枚 (静止画撮影時) |
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こちらはFX3とFX30を比較した表です。価格が倍ほど違っていますがFX30はハンドル無しの価格で比較しています。FX30がかなり動画に振り切ったモデルであることがお分かりいただけると思います。
液晶モニターの画素数はFX30の方が多かったり、また消費電力も少ないことで動画撮影時には有利に働きます。FX3の最大の武器が機動力で、ジンバルに載せての撮影などではFX6よりも有利な働きを見せていましたが、FX30ではジンバル撮影での機動力がさらに増えそうです。
「FX30」と「FX3」どちらが良いのかということでお迷いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、もっとも大きなところはセンサーサイズがAPS-Cかフルサイズかという部分。FX30が新しいから良いというのではなく、自分がどういう動画を撮影をしたいのかというところでAPS-Cかフルサイズかの選択になると思います。
趣味ではじめられるCinemaカメラのギリギリラインのモデルかも。ラインナップとしてはCinema Lineカメラの末っ子になるモデルですので、これで撮影技法をマスターしていけば、その上のカメラの扱いもできる、など、かなり夢の広がるカメラです。
なお、ソニーストアでは3月25日までの期間減でキャッシュバックキャンペーン」が行なわれており、はCinema Line カメラ『FX3』と『FX30』が2万円のキャッシュバックになります
FX30はボディだけでなく「XLRハンドルユニット同梱モデル」も対象です。
注目すべきは「FX3」もしくは「FX30」とキャンペーン対象レンズを同時購入すると、キャッシュバック金額が増額される点です。
対象レンズには幅広い領域をカバーする利便性の高い標準ズームレンズ「SEL24105G」やG masterブランドの開放F値1.4、小型・軽量大口径広角単焦点レンズ「SEL24F14GM」、広角パワーズームレンズ「SELP1635G」など、11本がラインナップされています。
レンズは1万円のキャッシュバックですが、「SEL24105G」のみ2万円のキャッシュバックになるので、カメラボディとSEL24105Gを購入すればそれだけで4万円お得になる計算。
“α7 IV”+SEL24105G F4.0 1/30 ISO500 焦点距離24mm
ズームレンズの「SEL24105G」は他社製カメラからソニー“α”に乗り換えた際に一番便利なズームレンズになるかと思います。広角24mmから望遠側は通常のズームレンズの70mmよりも長い105mmまで使えます。
それでいて、ソニーの技術がふんだんに盛り込まれた「Gレンズ」ブランドなのでシャープな映り、綺麗なボケ、強い逆光耐性が保証されたレンズなので、広角側いっぱいで使っても隅まで画像が流れることなくシャープに写せます。
ブルーレイディスクの技術を応用したと言われている「ナノARコーティング」を採用することにより、強い光がある環境でもコントラストの高い画像が得られます。
“α7 IV”+SEL24105G F4.0 1/125 ISO100 焦点距離105mm
シャープな写りが楽しめるのと、フォーカス面の手前も奥もキレイに癖のないボケが演出できます。全域でF4という開放値が使えるので、すぐに「ミラーレス一眼」カメラらしい写真、動画が楽しめます。
この機会にぜひご検討下さいませ♪
☆『動画クリエイター応援キャッシュバックキャンペーン』はこちらから
Cinema Line カメラ ILME-FX30 |
ソニーストア価格: 286,000円 税込 |
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発売日 | 2022年10月14日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
延長保証 |
5年ワイド:27,500円(税込)
3年ワイド/5年ベーシック:14,300円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
当店店頭にて実機展示
業務用マイク「ECM-XM1」取り扱い ご成約記念品プレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
CinemaLineカメラ FX3 ILME-FX3 |
ソニーストア価格: 559,900 円税込 |
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発売日 | 2021年3月12日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
長期保証 | 5年ワイド:46,000円 3年ワイド/5年ベーシック:23,000円 3年ベーシック:無償 |
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muk
2024年2月21日 @ AM 5:47
これは便利です。観光地で写真撮影をしていてお客様に写真を転送するときすぐにSNS経由で写真を送れます。α1にも対応するようなのでImagingEdgeMobileを使わず、Creators’ Appだけで良くなるのも嬉しいです。楽しみです。