『CP+2022』来場に必要な「抗原検査キット」の話 続編

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昨日から始まった「CP+2022」の来場申し込み受付ですが、受付開始から24時間経ったところでの申し込み状況は上記の通りです。

各日、朝一番の申し込みが多いモノの一番来場者数が多い土曜日でもまだ11時の枠が混んでいるくらいで、その後の時間はどれも緑マークになっています。もしかすると、今年は来場者さんの数もそれほど多くないのかもしれません。

とはいえ、まだ開催まで1ヶ月以上あるので、これがドンドン埋まっていくんでしょうね。

そして、それと同時にちょっと気になる「抗原検査キット」の話です。これ、いま大変な品薄状況になっているようで近所のドラッグストアなども含めて当店からの見える範囲での状況をレポートしたいと思います。

【2/7発表にてCP+2022の会場イベントの中止が発表になりました。2022年もオンラインのみの開催となります】

 

こんにちは、店員佐藤です。

昨日の『CP+2022』の来場受付開始のお知らせと一緒に、amazonで購入した「抗原検査キット」の紹介もしたのですが、複数の方から「研究用」の抗原検査キットで大丈夫なの?というお問い合わせをいただいています。

業界関係の方からも詳しいいきさつを教えていただきましたが、すみません、詳しい事はCP+事務局さんにお問い合わせください。

ただ、CP+2022のホームページを見る限りは「研究用キットは認めません、医療用をお使いください」というメッセージはなく「抗原検査キット」ということのみの案内になっています。

また、公式ホームページに記載されている見本の写真ですが、当店もこちらをみてamazonで同じモノを見つけて購入してきています。上記の写真見本の左のものと当店で購入した下記のものはおそらく同じモノと思われます。

これもあって「研究用」でも大丈夫なんだろうな、という判断でこちらを紹介させていただいています。

ですが、やはり「研究用」というのはちょっと引っかかります。小さな文字で研究用なので医療的な側面での判断には使えない旨の案内はあるのですが「CP+2022」側で「抗原検査の上、抗原が見つからなければ入場してもいいですよ」という判断をしているのであれば、今回はOKということにも見えます。

そもそも抗原検査自体がコロナウイルスの有無を正確に判定するモノではなく、抗原が陽性の場合は高い確率でコロナウイルスに感染している、抗原が陰性の場合でもコロナウイルスに感染していないことを証明するモノではない、という検査になっています。

ですが「研究用」はその性能を厚生労働省が保証しているモノではなく「医療用」に指定されているモノだけが本来のキットとしての性能を保証されているもの、とはなっています。

公的な検査になるかどうかの判断は、提出を求める側が行うことで、今回のCP+では現時点では研究用も含まれていると、個人的には判断しています。

 

なお、私も全国のドラッグストアを調べたわけではありませんが、新橋で3店舗、埼玉の自宅周辺で2店舗調べましたが「医療用」の検査キットを置いている店はどこにもありませんでした。置いてあるのは「研究用」のもののみで、価格も2000円~4000円とバラバラ。amazonで購入した685円の上記のキットと同じモノを2000円で販売しているお店もありました。

じゃあ、どこで「医療用」の検査キットが買えるのかというと、調剤薬局さんなんだそうです。

調剤薬局というのは病院で処方されて、その処方箋をもって薬を買いに行くところ、というイメージですが処方箋がなくても普通の薬局としての機能もあり、そういったお店で医療用の検査キットが購入できるとのこと。

ということで、自宅周辺の調剤薬局さんをまわってみたのですが、3軒回ってすべて「在庫無し、次回入荷未定」というソニーストアのα7 IVや、SEL70200GM2状態になっています。(ソニーストアの方がまだ3ヶ月待ちとかの目安がわかるので良いかも!?)

問屋さんに在庫がなく、次回入荷の連絡もないし、どこの銘柄が入ってくるのかも不明という話なんですが、従来販売していたモノの価格を聞くと2,000円前後という話でした。

「医療用」だからすごい高い、ということはないようです。これが5,000円とかすると、CP+2022自体の入場料は無料なのに、コンサート並みのチケット料金になってしまうところでした。

最終的にドラッグストアの中にある調剤薬局さんで「医療用」の検査キットを購入することができて、価格は1,320円で入手できました。

amazonで購入した唾液を取るタイプのものではなく、スティックを鼻の奥に入れて粘膜を採取し、それを薬液につけて薬液を検査用パレットに垂らして判定するタイプのものです。判定には15分かかるそうです。

見ての通りビニールに小分けでパーツを入れてくれていて、説明書もカラーコピーのものになっているため、これは個包装で配布販売するものではなく、50個セットとか100個セットとか病院などでの検査に使うものを、小分けにしてくれて販売しているものの様に見えます。

とりあえず、これで医療用のものを1セット確保できたので、私がCP+に行く際は前日にこのキットを使用して検査をしたいと思います。

 

全体的な市場の様子がわかりませんが、こうした薬局周りをするのは2年前のコロナウイルス感染拡大の第1波の前でマスクと消毒液を探し回ったとき以来です。状況はそれに近いモノがあり、すでに在庫については今が底なのか、これからもっと品薄になるのかがわかりませんが、現時点で入手が難しくなっていることに変わりはありません。

最悪、CP+の会場、パシフィコ横浜で5,000円にて検査をしてくれることにはなっていますので、それを利用すれば良いのですが、あまりにも品薄がひどいと、パシフィコ横浜での検査数にも上限が出てくるかもしれません。

ご来場予定の方は、今のうちに調剤薬局さんに相談されるのがよいと思います。

CP+2022のおかげで「抗原検査キット」なるものの存在を初めて知って、どこで買えば良いのか分からない方の参考になれば幸いです。

※他に新しい情報がありましたらコメント欄などで教えていただけると助かります。

 

☆NHKニュース 2021.9.28「新型コロナ 抗原検査キット 薬局で販売へ みずから検査可能に」

☆日本経済新聞 2022.1.19「抗原検査キット、政府が主要メーカーに増産要請」

 


☆カメラと写真映像のワールドプレミアショー『CP+2022』のご案内はこちらから

【2/7発表にてCP+2022の会場イベントの中止が発表になりました。2022年もオンラインのみの開催となります】

 


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