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正式には10月25日発売なのですが、すでに出荷が始まっている新製品があります。ソニーの新型モバイルバッテリー3機種です。

たまたまなんですが私もポータブルバッテリーをひとつ使い終わってしまったので「CP-V5B」を購入しました。ソニーのポータブル電源の最新モデルを紹介します。

こんにちは、店員佐藤です。

USBのポータブルバッテリーは私もいくつか持っています。20,000mAhの「CP-S20」を筆頭に6個持っています。そんなに持っててどうするの？というところですが、星空の写真撮影をするときにポータブル電源ってたくさん必要になるんです。

ポータブル赤道儀という地球の自転に合わせて回転する雲台だったり、レンズに霜がおりるを防ぐためのレンズヒーター。さらには長時間撮影のためαボディに電源供給するためのポータブル電源など、複数のカメラを持って行くとその分、ポータブル電源が必要になります。用途に合わせて使っているのですが、今回購入したのは「VP-V5B」という5,000mAhのポータブル電源になります。

普段使っているスマートフォン「Xperia XZ」だとちょうど1回分、満タンにできるくらいの容量になります。Xperia XZの電池容量は2,900mAhなので、だいぶおつりがでそうな感じですが、こうしたポータブル電源の電力容量は充電時に必要な電力量になります。ここから放電するときに出せる電力量は違っていて、充電に使った電力量の大体6割程度になります。

5,000mAhのCP-V5Bですが、出力できるのは3,000mAh程度になるわけです。

おおよそ2,000～3,000mAh程度のスマートフォンのバッテリー容量だと完全に空になったところから満タンに出来るのが、この5,000mAhほどのモデルとなります。

なので気がつけば私はこの「CP-V5」シリーズを歴代モデル、全部買っていました。

■バッテリー容量5,000mAhの「CP-V5B」はこんなモデルです

写真左が新型モデルの「CP-V5B」で、2年前に購入した「CP-V5A」が真ん中、初代の「CP-V5」が写真右となります。

今回、ダメになったのは真ん中にある「CP-V5A」でした。こうして俯瞰で見てみるととても小さなボディに見えます。

ですが、横から見てみるとこんな感じ。CP-V5Bになってボディが薄くなっています。初代CP-V5から小型化したのがCP-V5Aで今度は薄型化してCP-V5Bになったイメージです。

スマートフォンの大型化はだいぶ前から始まっていますが、大画面スマートフォンに重ねて使うことを想定してサイズを大きくして薄型化したですかね。

Xperia XZと並べてみるとほぼ同じくらいのサイズに見えます。

実際に重ねてみました。サイズの違いはこれくらい。スマートフォンを充電しながら使う時ってこうして重ねて持つので薄型化は大変助かります。

■チャージスルー機能搭載

さて、今回発売されたモバイルバッテリーはこういう面白いつなぎ方ができます。スマートフォンとポータブル電源をつないでおき、さらにポータブル電源にACアダプターから電源供給をする（この場合は赤いポータブルバッテリーから）と、先にスマートフォンへの給電を優先させることができるんです。

スマートフォンが満タンになったあとにポータブル電源のチャージを始める機能が搭載されています。

旅行に行った際にスマートフォンとポータブル電源も両方とも電力を使い切ってしまっていたときなどはふたつまとめてACアダプターにつないでおけば、あとはつなぎ替えをしなくても翌朝には両方とも満タンになっているわけです。

スマートフォンだけでは無くカメラのバッテリー充電が必要な場合も、まずはスマートフォンが満タンになる頃を見計らって、ポータブル電源につなぐ機器を変えていけば機器のバッテリーが満タンになった時点でポータブル電源に充電をしていくので時間がもったいない感じがしないですね。

というか、今思ったのですが「チャージスルー機能」を搭載したポータブル電源をチェーンでつないで行けば接続の末端側からどんどん満タンになっていく、なんて充電ができるのかも。うん、今後は「チャージスルー機能」搭載のポータブルバッテリーを買いそろえて行きたくなります。

ちなみに、こちらはダメになってしまった「CP-V5A」です。2年ちょっと使いました。研修やセミナーなどで1日出かけるときはこれを必ず持って行ってスマートフォンのバックアップをしているので使用比率はかなり高かったと思います。

ダメになるとどうなるのかというと。。。充電はいつもどおり出来るんです。放電も必要な電力量が少ないものであれば充電ができます。ただし、大電流が必要なスマートフォンの充電ができなくなってしまうんです。

ある程度は充電ができるのですが、いつもよりも充電時間が短く、あまり充電ができていない状態で終了してしまう感じ。

なるほど、ポータブルバッテリーの最後ってこうなってしまうんだなぁ、というのを初めて知りました。レンズヒーターなどにはまだ使えそうなので、そういう用途に回そうと思います。

■ソニーの「Sage Charge」（安全設計）とは

さて、今回の新モデルですが「チャージスルー機能」以外にも「発熱抑制システム」というのが新たに記載されています。従来モデルから発熱に関しては気を使っていると思うのですが、それをアピールポイントにしています。

☆ソニーモバイルバッテリー「Sage Charge（安全設計）」とは？

詳しくはソニーの商品情報サイトにて案内があるのですが、発熱する部品を分散させたり、ケースのデザインを工夫したりしているそうです。

あれ？　ポータブル電源って電池が入っているだけじゃないの？と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、リチウムイオン電池は過充電、過放電をすると発熱、破裂、発火をする扱いの難しい電池なんです。充電量や放電量をICチップで監視して電池を危険な状態にならないようにコントロールする必要があるんです。

ソニーのポータブル電源はこうした制御ICチップを使い安全に利用ができるよう設計されている、というのを案内しているわけです。

また、電池自体も液漏れを防止するゲルポリマーを採用。凝固体に近い電解質で液体に比べて液漏れがしにくいのと高温時にガス化されにくいためガスによる膨張も抑制できるなど、メリットが多数あります。

普通は液漏れとか心配は必要ないはずですが落下させたりしたときに心配ですよね。

こういう話を知ると、なかなかノーブランドのバッテリーには手が伸びません。

ちなみに、まだ今日届いたばかりなんですが、私の「CP-V5B」を見たら、バッテリーはほぼ満タンに近い状態に充電されていました。

スマートフォンの充電も30分ほど試してみたのですが、確かに発熱量は以前のCP-V5Aほど熱くはならない感じがします。

毎日持ち歩く、いざというとき用の常時携帯ポータブル電源はCP-V3Bを私は使っています。CP-V5Bは1日お出かけするときの主力機種で必ず充電をするときに利用するポータブル電源になります。ポケットの中で充電することも多いので、これの発熱量が抑えられると嬉しいなぁ。

今日は会社でスマートフォンの充電を控えておいたので、帰りの電車の中で充電しながら帰ってみます。

USBポータブル電源 （5,000mAh） CP-V5B		ソニーストア価格： 4,380 円+税
発売日	2017年10月25日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料
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USBポータブル電源 （10,000mAh） CP-VC10		ソニーストア価格： 9,880 円+税
発売日	2017年10月25日	メーカー商品情報ページこちら
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☆当店blog　2017.9.25「チャージスルー機能を搭載したモバイルバッテリー3モデル新登場！」

 

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