新型『VAIO Z』銀座ソニービルショールーム展示レポート

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こんにちは、店員佐藤です。

本日発表になった新型VAIOが早速、今日から銀座ソニービルショールームに展示されていると言うことで朝イチでお邪魔させてもらってきました。

知識豊富なアテンダントさんからお話をうかがってきましたので、そんな話も加えつつ、実機のご案内です。

 

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VAIOの展示は2.5階に位置するVAIO&Xperiaフロアで行われています。昨日まではここにVAIO S11がテーブルで展示されていたんですがガラッと入れ替えられて、新モデル3機種が島で展示されています。

通路に向かって正面に展示されているのが、やはりVAIO Zです。

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従来のフリップスタイルモデルに加えて、折りたたみ展開をしない通常のノートPCスタイルのクラムシェルモデルが用意されたのが最大のトピックです。新シリーズになるかと思いきや、VAIO Z フリップと、VAIO Z クラムシェルということで、あくまでもVAIO Zのパーツ選択項目のひとつ、ということになります。

フルHD解像度のディスプレイが選べるのと、クラムシェルモデルにはタッチパネルが用意されないため、軽量&スタミナ長時間、それに加えて安価なモデルを実現。搭載メモリーが従来は最低8GBだったのに、今回は4GBメモリーの選択ができることもあって、販売価格はフリップスタイルモデルと比べて43,000円も安くすることができます。

  • スタミナ最大27時間駆動(従来比+12時間)
  • 軽量1.17kg(-180g)
  • 販売価格156,800円~(-43,000円)

クラムシェルモデルでタッチパネルの選択ができないものか聞いてみたんですが、選択項目に用意はないそうです。

Windows 8が登場した直後は「タッチパネルなんていらなーい」という方も多かったのですが、Windows 10が登場したあとに発売された「VAIO S11」の時には「あれ?タッチパネル搭載されていないの?」という方の方が多かったのでは。

そういう方はフリップスタイルを選択し、タッチパッドやマウスで操作するだけでOK!という方が選べるクラムシェルモデル、ということになります。

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手の平のたっちには反応せず、指先のタッチにだけ反応するのはVAIO S11と同様。試してみると、こうして手の平をのせてもマウスは微動だにせず、誤反応しないようにしてくれています。

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ひとたび指でタッチするとマウスはスムーズに動き、これによりキー入力中の誤タッチによる、マウスの勝手な移動は激減します。

その仕組みですが「ホバー面」を検知して手の平なのか指なのかを判断しているんだとか。手の平だと形状的になだらかな丘になっているのをタッチしていない部分で検知しているそうです。ホバー面が大きいと手の平。ほとんど無ければ指先、ということをしているとか。

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Windows 10のマルチフィンガー操作にも対応をします。3本指でタップしたり、4本指でタップしたりすることで、使用する機能を自分で設定することなどができます。

これもVAIO S11から搭載されているのですが開発はVAIO Z用に行われていたみたいですね。

今回、新登場のVAIO S13やVAIO S15でも実現しているのかと思っていたら、それはなくてVAIO Zだけの操作方法になっています。3本タッチや4本タッチなどを検出出来るかどうかはハードウェアによるところがあるんでしょう。ソフトウェアだけでは実現できないみたいです。

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その他、クラムシェルとフリップスタイルの違いですが、液晶面のトルクが違っています。クラムシェルモデルだと本当に適度なトルクになっていて、こうして片手で液晶パネルを開いてもボディがついてこないギリギリのトルクを実現しています。

こういうバランスの取り方ってすごい難しそうなのに、よく出来てます。

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フリップモデルだと、こうして片手で液晶パネルを開こうとするとボディ側がついてきてしまうんです。

フリップスタイルで使っている時にパカパカと開かないようにするため、とかなんでしょうけど、こういうところの使い勝手も変わってきます。

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USB type C端子の搭載が見送られたのは既報の通りです。新しいアーキテクチャーはすぐにでも積んでもらいたいところですが、考えてみたらまだUSB type Cの周辺機器を私もまだひとつも持ってません。

一度買ったら長く使うことになるVAIO Zなので、出来れば将来性を考えると搭載していてもらいたいけど。。。使えるUSB端子がひとつ減ってしまうというのも残念。今回は見送るのが正解ですかね。

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クラムシェルモデルの話ばかりでしたが、フリップスタイルモデルの方も進化ポイントがあります。

下敷き機能の「VAIO Pencil Board」アプリの搭載があります。これはWindows アプリとして提供されている様子。どこにあるのか分からないので検索窓に「pencil」と入力して呼び出します。

実際の利用時にはタスクバーにショートカットとかおいておくと良いかも。

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機能を呼び出すと、ご覧の様なエリア表示が行われて、この水色の枠内だけは手で触ったときに反応をしなくなります。下敷きの上にあるバーを持って移動することで無反応エリアを移動させることも可能。

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下敷きエリアですが、ここは一切無反応というわけではなく、手の平や指を検知したときだけ無反応になり、ペン入力やマウス操作はできるようになっています。

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指先の操作が完全に無反応になるわけでもなく、勢いをつけて指で線を書くと、ちょっとだけ食い込んだ線が書けるなど、なんかアナログな感覚の使い方もできるようにしてくれている感じ。

こういうところが実際の使い勝手を考えながら作られた機能と
思えます。

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VAIO Z Canvasに搭載されていた「VAIO ショートカット キー メニュー」もそのまま搭載。

Z Canvasではボディにハードウェアボタンを装備して呼び出すことができていましたが、VAIO Zにはそうしたハードウェアボタンの装備はありません。

また、フリップスタイルを利用しているときはZ Canvasみたいにキーボードの利用が一切出来ず、液晶の裏にキーボードは完全に隠れてしまうため、キーボード操作でも呼び出しができません。

「VAIO ショートカット キー メニュー」もWindows アプリとして用意されているのでタスクバーとかにピン止めしておいて使うのが良いかも。

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普段、Z Canvasを使っていない物で操作面とかの違いがわかりませんが、アテンダントさんから見てもおそらく機能的には同じみたいだという話でした。

従来のVAIO Zにもアプリ提供されると良いですね。

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そして、こちらはショールームでの展示はありませんが、数量限定で販売される予定の無刻印キーボードモデルです。なんか、こうしてみると製品開発前のモックアップモデルみたいな出で立ちですが、これが製品として販売されます。

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まったくキートップに印字がありません。タッチタイピングができて、しかも記号類も全て記憶してしまっている、いわば手元を全く見ずにすべてのキー入力ができる人しか利用ができない、スペシャルモデルになります。

自分以外の人間は使えない、という演出をできるすごいキーボードなんですが、さすがに私でもこれは無理。用意されるのは英字配列キーボードのみになるので、普段日本語配列キーボードを使っている人は論外。相当なスペシャリストだけの特別モデル。

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なお、バックライトキーボード仕様にちゃんとなっているので、バックライトを点灯させることもできるんですが、当然、キートップに文字はないのでキーの枠が見えるだけ。どうせ手元を見ないんですから、バックライトキーボードの機能はオフにして使うことになるんでしょうね。

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こちらは勝ち色ダブルアルマイト仕様のVAIOロゴです。

通常は天板素材をアルマイト加工して色をつけて、そこをダイヤモンドカッターで磨いてVAIOロゴのエッジ部分だけキラキラにするんですが、そこからさらにもう一度、VAIOの勝ち色カラーに色をつけるべくアルマイト加工を再度行うそうです。

光の反射でエッジ部分が輝いたときにパープルカラーになるのはかなり特別感を演出してくれます。

Core i7+16GB構成にしたときだけの特別オプションになります。無刻印キーボードと合わせて選択したいところ。。。というか、無刻印キーボード仕様で購入される方はほぼ全員、ダブルアルマイト仕様にされるんでしょうね。当然マシンの仕様もフルスイングでしょうから。

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そして、こちらは初回購入特典のZ ENGIN基板アクセサリーです。VAIO Zの本物の基板から切り出したパターンで、基板エンジニアの方が一番基板の美しい部分を使っているとのこと。

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タグにはシリアルナンバーが刻まれます。安曇野設計の「Z ENGINE」の文字が嬉しいのですが、これ、よく見ると。。。

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ENGINEの文字は本物のチップを使っていて立体的な文字の表示になっているんです。生産も安曇野工場で行われているそうで、まさに遊び心にあふれたスペシャルアイテムになっています。

今までのVAIOの購入特典と比べてもスペシャル感がハンパではありません。

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ショールーム展示モデルに加えてご案内させていただきました。ソニーストアでは2月16日(火)9時から受注開始になります。

まだ詳細スペックの価格が判明していませんが、クラムシェルモデルのフルスイングモデルがいくらくらいになるのか、気になりますね。

 

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☆ソニーストア ビジネスモバイルマスターピース『VAIO Z』のご案内はこちらから

 

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(VAIO株式会社製)
VAIO Z
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ストア価格156,800+税~
 メーカー商品情報ページはこちら 
製品サポートページはこちら
 
2月16日9時
受注開始予定
発売日:2016年2月16日
ソニーストア購入特典:
 送料無料 ソニーカード決済で3%オフ 3年ベーシック無償
 初回購入特典:Z ENGINE 基板アクセサリープレゼント(先着順)
テックスタッフ店頭購入特典:
 吉田カバン製PCケース10%オフクーポンプレゼント(~3/31)
ワイド保証3,000円オフクーポンプレゼント
(~3/31)
 長期保証半額クーポンプレゼント
ブラビアティッシュプレゼント

 

 

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フリップモデル
ストア価格199,800+税~
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発売日:2016年2月16日
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☆当店blog 15.3.7「VAIO(株)製『VAIO Z』のソニー製VAIOとの違い」 
☆当店blog 15.2.18「モンスターPC『VAIO Z』開梱&セッティングレポート」
※当店の展示機の開梱とセッティングの様子です
☆当店blog 15.2.16「VAIO(株)製『VAIO Z』&『VAIO Z Canvas』発表」 

 

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