Smart Bluetooth スピーカー『BSP60』Touch & Talk イベントレポート

LINEで送る
Pocket

DSC00001.jpg

昨日発売になったSmart Bluetoothスピーカー「BSP60」の開発者トークショーが今日は銀座ソニービルショールームで開催されました。

イベントに参加してお話を聞かせてもらってきましたので、今日もカンタンレポートをお届けします。

 

DSC00002.jpg

今日は取材申請が間に合わなかったので、お断りして商品撮影だけさせてもらってきました。なのでイベントの様子は撮影していません。今回は文章だけでレポートです。

さて、今回のトークショーはソニーモバイルの販売担当の方が司会進行をされて、商品企画、ハード設計、ソフト設計の方の4人でトークショーをされていたんですが、商品企画の方が「僕達3人だけでこの製品を作っているわけではありません、ここにはきていませんが、商品設計も何十人もいるし、ハード設計もソフトウェア設計もたくさんの人達が関わっています。工場まで入れたら100人以上の人達で作ったのがこの製品なんです。」という言葉がとても印象的。

クラウド・ファンディングもそうですが、ソニー社内の内部のガッツみたいなものが今回もヒシヒシと伝わってくるトークショーになっています。

DSC00003.jpg

まずは商品概要ですが、ソニーモバイルコミュニケーションズが販売している製品ということになりますが、モバイル製品をソニーモバイルコミュニケーションズが販売しているというのではなく、ソニーモバイルコミュニケーションズは「コミュニケーション機器」を販売する会社、という位置づけなんだそうです。今はスマートフォンがメインになっていますが、スマートフォンを販売する会社ではなく「コミュニケーション」をするための製品を開発、販売するというのが目的で、それが今はスマートフォンが主流、ということになります。

なので、この新型Bluetoothスピーカー「BSP60」も単にモバイルスピーカーとして販売するのではなく、コミュニケーションツールとして開発、販売されているところがポイント。

SRS-X1にコミュニケーション機能を足してみたらどうなるだろう?というのが開発の出発点だったそうです。なるほど、てっきりRollyの血筋を引く開発なのかと思っていたんですが、どうやら違うみたいです。

あと、参加された方からの質問で「ガンダムに出てくるハロを意識して開発されましたか?」というのもありましたが、それも違うそうです。元々の開発コンセプトが「コミュニケーション機器としてどういう形が理想的だろう」から発送していて、たまたま似た形にはなっているということ。もちろん開発途中で「ハロに似ちゃったね」という話は出てきていたそうですが、ハロを作ろう、ではないそうです。

コミュにケーションツールとしての理想の形が球体というのは、どこから見てもアクセスができる形、というところから来ているみたいですね。

DSC00006.jpg

ボディは直径10cmのボールでここに耳のような形で円形のフラップがあり、これが開閉して、その下にスピーカーがあります。マイクは正面の下方にあり、これで何ができるのかというと。。。ぶっちゃけた話、スマートバンドトークと同じ事ができるということになります。

「今何時?」「銀座の天気は?」「音楽を鳴らして」「ボン・ジョビの曲を再生して」などの問いかけに答えて反応してくれるんですが、その接続先はスマートフォンで、WEBからの情報を受け答えしてくれるコミュニケーションツールになります。

DSC00007.jpg

世界に3台しかないというスケルトンモデルは中身がぎっしり。スピーカーは後方に位置して、これで耳が2mm以上開いてくれれば、設計された音質での再生が可能。音量は意外にもかなり大きめ。音楽再生も重低音がなるとかいうのはありませんが、そこそこ聞ける音声に思えます。

底面には車輪がついていて、音楽再生中にダンスをしたり、またコミュニケーションを取るときの動作にも使われます。例えば「今、何時?」と、聞くと、一歩前に出てから時間を答えて、また一歩下がる、という様な動作をします。

こうしたボイスコントロールをするときの動作がスマートバンドトークの動作に加えられたアクション。

試作段階ではこれを電話会議などに実際に使ってみたりして開発、改良していったとのことです。なるほど、そういう風に使い込んだ上で開発された製品って血の通った雰囲気がありますが、これはまさにそうかもしれません。

トークショーは30分ほどであっという間に終了。

DSC00004.jpg

実際に実機のデモを見せてもらってきましたがデモでは天気予報で「南極の天気は?」なんていう面白い質問をされていました。

で、それを本当に答えてくれる様は、まるでロボットです。南極は今日は曇りで、最高気温は-49°、最低気温は-54°なんだそうです。

DSC00005.jpg

スマートフォン側には専用アプリがひとつ入るだけ。これでスマートフォンと「BSP60」が接続されて動作します。

この受け答えやダンスで動くことはこのアプリの設定で変更ができます。固定する方法があれば、これをクルマに載せておいても良いかもなぁ、とか、思いつつ、実際の利用シーンはリビングだったりダイニングだったりするのかな。

 

単なるBluetoothスピーカーではなく、コミュニケーションをより楽しくするための製品です。なくてはならない製品ではありませんが、より生活に彩りを加えてくれるツールになると思います。是非、一家に一台!

 

DSC00001.jpg
★ソニーストア Smart Bluetoothスピーカー「BSP60」のご案内はこちらから

☆当店blog 15.6.024 「Smart Bluetoothスピーカー『BSP60』販売開始」

 

468_60.gif
★ソニーストアのご利用はこちらから

 

LINEで送る
Pocket