オーバーフルHDディスプレイ搭載『VAIO Fit 15A』オーダー作戦
オーバーフルHDパネルのパーツの入荷未定表示により、急遽、私もオーダーをすることになった「VAIO Fit 15A」。まだこの時間でも販売が継続していて、オーダーパーツは絞られますがソニーVAIOラストモデルとして購入が可能です。
どんな内容でオーダーしたのかと「VAIO Fit 15A」でのデジタイザペンの使い勝手などをカンタンに紹介させていただきたいと思います。
さて、突然パーツ切れになった「オーバーフルHDパネル」ですが、まさか秋モデルと春モデルが併売されているこのタイミングでパネルがなくなるとは思っていませんでした。
考えることはみな一緒というか、どうせ最後にソニーのVAIOとして買える最後のチャンスなら唯一のオーバーフルHDパネル「2880×1620ドット」ディスプレイを選択したいよねぇ。なんて思うのは全員一緒。
昨日までは普通に選択できていたと思うんですが、今日になって急にパーツに縛りができていて、慌ててオーダーをすることになってしまいました。本当は秋モデルが完売して、最後のモデルになる春モデルがキャンペーンでお得になったら。。。なんて考えていたんですが「2880×1620ドット」ディスプレイがなくなってしまっては話になりません。(>_<)
ちなみにオーダーができる組み合わせですが下記の通りです。
まずは秋モデルの方ですが、こちらはボディカラーをブラックにしてそれでディスプレイをオーバーフルHDディスプレイにすれば大丈夫です。これで他のパーツはまだ自由に選択することができます。ボディカラーをピンク、シルバーにすることはできないんですが、モデル末期の最後の販売ですので、これは仕方がないですかね。
そして本当のソニー最終モデルになる春モデルについてはディスプレイをオーバーフルHD選択したら、あとはグラフィックボードをインテルHDのままにしておくこと。NVIDIAのグラボを搭載すると入荷未定にになってしまいオーダーができなくなります。
春モデルはまだ販売が始まったばかりですし、通常であればまたパーツが入荷されるでしょう、と言えるのですが、なんせPC事業の売却がありその次がソニーとしてはないわけで、パーツの追加入荷をしてもらえるかどうかがわからず、このままパーツ入荷がないとこのままオーバーフルHDパネル搭載VAIOは販売終了となってしまうため、急ぎ、オーダーをしてしまいました。
オーバーフルHDディスプレイの解像度のすごさはソニーさんのコンテンツでも説明があるとおり、破壊力満点。
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通常のフルHDパネルの2.6倍の情報量があるということで4Kに近い間隔で写真や動画が見られます。このきめ細かさは実機を見て体感するしかないんですが、写真編集などでたとえてみると。。。
これはフルHDパネルでのソニーのRAW現像ソフト「Image Data Converter Ver. 4」で画像編集をしているところです。画面右側に調整項目が並び、カメラとほぼ同じ操作がここでできるんですが、フルHDパネルの縦解像度1080ドットだと露出調整とホワイトバランスを開くだけでこんなに占有してしまうんです。
あちこちの項目をいじりながら他の項目をいじるのがちょっと大変。これがオーバーフルHDパネルになると。。。
画像がきめ細かくなるのと同時に、操作項目もトーンカーブとか面積をとる項目を出しても調整項目がこれだけ一覧でみられるんです。写真の情報量が増えるのもそうですが、こういう操作項目の情報量が一度にたくさん見られるというのも威力があって、これがあってはじめて私はRAW現像が楽になったような。。。
さらに言うとマルチフリップスタイルで、こうしてタブレットモードにできるのも秀逸。こうして写真編集の際にタブレットにするとまるでライトボックスを使って写真を見ているような今までにない感覚で写真編集ができます。
解像度を思い切り上げているので文字も相当小さくなっていて、これだとさすがにXperia Tablet Zみたいに指で操作をしようとすると厳しく、マウスで操作するとやっぱりPC操作をしている感覚になり、ここで有効なのがデジタイザスタイラスペンだったりします。
これこれ、この感覚はまさに紙やフィルムの上で写真をいじっている感じ。
こちらは春モデルのVAIO Fit 11Aになりますが、プリインストールされる様になったAdobe Photoshop Elements 12を操作しているところ。私が使っているバージョンはElements の8なんですが、だいぶ進化していますね。タッチパネルを前提にしたかのようなインターフェースで、これもデジタイザスタイラスペンと相性がよさそう。
ここではスポット修正ブラシツールを選択して使ってみます。
早朝の高尾山で誰もいない登山道を撮ったつもりが、ひょこっと人影が映ってしまっていました。あらら、このゴミ。。。いや、ゴミではありません、人です。人影を消したいなぁ、ということで修正ツールを選んでペンでちょちょっと書き込むと。。。
人影はなくなっています。こういう微妙な操作ってマウスでも慣れてくるとできるんですが、それよりはこうしてペンで直感的に操作できる方が気持ちよいんです。
本当は私も無料でPhotoshopがバンドルされる春モデルを買うつもりだったんですが、グラボをアップグレードできないのでは仕方がありません。(>_<) 秋モデルでオーダーです。
なお、購入した秋モデルはOSはWindows 8 Pro。プロセッサーはCore i7-4500Uでメモリーは16GB搭載にしています。
一度RAW現像をしてみるとわかるんですが、α7Rの36Mピクセルの現像ということもあるんでしょうけど、重いんですよ。動作が。これを一度体験すると最高スペックでないとオーダーができません。
別に仕事で写真現像をするわけではないので遅くてもいいじゃん、とか思うかもしれませんけど、これは遊びで感覚的にやるものなので逆に妥協したくないというか。。。
そして逆にストレージはハイブリッドHDDの1TBを選択。価格がSSD 512GBだと+56,000円にもなってしまうので差額がすごい、というのももちろんあるんですが、それよりはこれは自宅でメインPCとして、写真現像ともしかしたら4Kの動画編集も行うマシンになるかもしれないんです。
メモリー16GBにしてそこにキャッシュが残ってくれれば同じデータを何度も編集で使うだけなのでストレージのスピードはあまり関係ないかな。。。それよりは1TBの大容量を内蔵しておきたい、ということで選択。
あとはデジタイザースタイラスペンも選択します。あとから購入することもできますが、同時購入にすれば別売り価格4,980円が4,480円になります。500円お得♪
それとVAIO Fit 15Aは光学ドライブを搭載しておりません。リカバリーデータの書き出しをする際には別途BDドライブが必要になるんですが、わざわざそのためにBDドライブを買うということであれば、USBのフラッシュメモリーを買った方が安上がりにすみます。
展示機のVAIO Fit 15Aで試してみたところリカバリーデータは19GBの容量があるそうです。なので用意するUSBメモリーは16GBでは足りず、32GBにする必要があります。
以前調べたときにはUSB3.0は非対応とのことだったので、ここはUSB2.0の32GBポケットビットも同時に購入です。(秋モデルのFit 15Aのヘルプファイルを調べたところ、今でもUSB3.0は非対応となっています。)
★ソニーストア USBメモリーポケットビット「USM32GR」のご案内はこちらから
今ではほとんどのポケットビットがUSB3.0対応になっていますのでご注意ください。
ということで、3年ワイド保証をつけて総額188,260円。それを2万円ちょっとクーポン等を使ってお得にさせていただいてオーダーさせていただきました。
お届け予定日は3月23日と相当先になってしまうんですが、それだけオーバーフルHDパネルにオーダーが集中しているんでしょうね。
以上、私の最後のソニーVAIO購入記でした。もしかしたらまだ続きはあるかもしれませんが。。。というか、是非、続けて新会社のVAIOも買わせていただきたいなぁ。
秋モデルはおそらくこのまま終わりだとは思いますが、春モデルのオーバーフルHDパネルの在庫復活を願いつつ、もしかしたらこれが最後になってしまうかもしれないオーバーフルHDパネル搭載「VAIO Fit 15A」のお知らせでした。
★ソニーストア VAIO Fit 15A 秋モデルのご案内はこちらから
※ブラックボディでのみオーバーフルHDパネル選択が可能
★ソニーストア VAIO Fit 15A 春モデルのご案内はこちらから
※グラボをインテルHD選択にすればオーバーフルHDパネル選択が可能
★ソニーストア「VAIO Fit 15A、14A」春モデルのご案内はこちらから
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☆当店blog 14.2.21「4Kタイムラプスに挑戦してみました」
☆当店blog 14.2.18「VAIO最強モデル『VAIO Fit 15A』春モデル発表」
☆当店blog 14.2.6「VAIO 2014年春モデルがソニーラストモデルに」
☆当店blog 14.1.28「3分でわかる2014年VAIO春モデル」
☆当店blog 13.12.5「ついに来た! オーバーフルHD『VAIO Fit 15A』到着!」
☆当店blog 13.11.27「2880×1620ドット高解像度液晶搭載『VAIO Fit 15A』販売開始」
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あべし
2014年2月27日 @ AM 12:17
秋モデルのパーツが無くなっても、春モデルがあるなんてノンビリ考えていましたが、オーバーフルHDパネルが選べないとなると話は別です!
私も佐藤さんとほぼ同じ構成でオーダーしました。
VAIOのオーダーは毎回いろいろな事があり今回も思い出深いモデルになりそうです。最後のソニーモデル、大切に使いたいと思います。
店員佐藤
2014年2月28日 @ AM 11:13
♪あべしさん、こんにちは。
すみません、金曜日の朝になって春モデルの
パーツ在庫が復活したようです。今なら
ボディカラー、グラボ選択関係なしに
オーバーフルHDパネルの搭載ができます。
ただし、納期は4月8日頃と2週間ほど遅くなるので
やはりパーツ在庫が一度切れていたのは間違いない
ようです。
できれば本当のSONY VAIO Final modelとして
春モデルを買いたかったんですが差額が45,000円も
あるのと、それとこういうどきどきは味わいたくないので
おとなしく3月23日のお届けを待ちたいと思います。
VAIOのお買い上げありがとうございました。