3 in 1の新リスニングスタイルウォークマン『NW-WH303』デビュー
今回の新型ウォークマンのラインナップは史上最強状態ですね。単に容量の違いで機種が多いとかではなく、これだけいろいろなスタイルの新機軸のモデルを大量に一度に登場させるとは。。。
ヘッドホン一体型ウォークマンとしてはスポーツタイプのWシリーズがありましたが、それはインナーイヤータイプでした。このモデルはオーバーヘッドタイプでさらに、スピーカーも一体型にしているすごいモデルなんです。
紹介させてください。
先にソニーヨーロッパでは「NWZ-WH505」というモデルが発表になっていたんですが、日本では「NW-WH303」というモデルで登場しています。ハウジングが海外ではメタルっぽく高級感を前面に押し出しているんですが、日本向けモデルでは見るからに「軽さ」を演出するようなデザインになっているようです。
WHシリーズという新しいシリーズのウォークマンでハウジング部分にウォークマン機能を内蔵。ヘッドホン一体型ウォークマンとして使える他、スマートフォンとワイヤレス接続してスマートフォンのワイヤレススピーカーとしての利用も可能。1台2役というのはNW-M505と一緒なんですが、WH303はさらにもうひとつ、上を行く機能が搭載されています。
首かけスピーカーとして首に巻いた状態で音を鳴らす、という使い方ができるんです。
写真でみるとこんな感じ。スイッチで手動で切り替えるんですがヘッドホン使用にするかスピーカー使用にするかを自分で設定してスピーカー使用にする際はこうして首に巻いた状態で鳴らすわけです。
当然、こうなると音漏れがどうこういうレベルではなく、スピーカー使用になるので盛大に周りに音が漏れるので満員電車の中では使えません。電車の中ではヘッドホンとして。そしてプライベートルーム、人のいないアウトドアではスピーカースタイルで使う、ということになります。
販売店向け新製品内覧会で実機を一足早く見させてもらっていますが、これ、見るからにスピーカーは小さいし、チャカチャカした音で鳴りそうにしか見えないですよね。
ところがそうではなく、これだけ耳に近い位置で鳴らしているので音のバランスはそんなに軽い感じのものではないんです。子供の頃に試したことがあると思うんですが、小さなラジオとかでもスピーカーに耳をくっつけて聞いてみるとちゃんとした迫力のある音質で聞こえたじゃないですか?
あれが起こります。
しかもステレオ感とか、これがまた良いんですよ。音に包まれた感覚で広がりのある音がするのはヘッドホンでは味わえない部分。
コロンブスの卵というか、こういう引き出しをソニーさんって無限に持っているんだなぁ、と、思えました。
利用シーンはいろいろ考えられるんですが、なるほど、これはソニーストアさんのコンテンツですが料理の時に使うのとか良さそうですね。周囲の音、調理の音を聞きながら、音楽も楽しめるってシーン、こういうのはありじゃないでしょうか。
本体カラーはホワイトとブラックの2色です。
当然、これもハイレゾ音源対応モデルではありませんが、そういう高音質に向けたモデルばかりではないところが良いんです。スマートフォンとウォークマンとヘッドホン。もうひとつ加わった音楽スタイルを楽しめるWH303シリーズ、これもおすすめモデルです!
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