Eマウント単焦点レンズ『SEL35F18』プチレビューレポート

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先ほど、ソニーさんから発表があり、12月発売予定だったEマウントの単焦点レンズ「SEL35F18」が12月7日発売になると告知されました。

ということは、ソニーストアでは1週間前の金曜日の11時に受注開始になる公算が大きく、明日、おそらく発売開始になると思われます。

ということで、こちらのレンズの緊急レビューレポートをお届けしたいと思います。

 

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こちらがソニーさんの今日の発表であった発売日決定のお知らせになります。12月予定というのはなんとも幅が広く、一体いつ発売になるんだろう?というところでしたが、意外と早かったですね。

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さて、このレンズはスペックを見るだけでもかなりがんばったレンズになっています。最短撮影距離が0.3mと割と近いですし、質量も154gと、かなりの軽量。これで光学式の手ぶれ補正機能まで内蔵しています。

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サイズ感はご覧の通りです。SEL16F28の次に小型軽量なレンズになるんじゃないですかね?

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で、メーカーさんの作例はこちらに掲載されています。ド素人の私にはこういう作例を見せられてもなにがどんな感じなのかいまいちよくわかりません。それよりは自分で1日使わせてもらって、たくさんの写真を撮らせてもらって、それを自宅のPCで見たときに、なるほど、こういう感じか! と、感動することが多く、レンズの素性がわからないんです。

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ということで、銀座ソニービルショールームで開催中のNEXシリーズの体験会イベントでレンズを試用。まだ発売前ということがあり、データの持ち帰りはできないのですが、絞りをいろいろいじりながらショールームのイベントスペースの中でいろいろ撮らせてもらってきました。

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35mmという焦点距離はAPS-Cカメラで使うと1.5倍にして52.5mm(35mm判換算)になるレンズになります。昔からカメラの標準レンズというと50mmを指すそうで、もっともベーシックな基本的な画角になります。

なるほど、使ってみると絵になりやすい構図をすぐに作れるような気がします。

もっと広角に撮りたい!という時は自分が後ろに下がって、もっと望遠風に撮りたい!というときは自分が被写体に近づいて、というカメラの基本的な使い方をマスターするのにはとても良いレンズ。

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F1.8という明るい単焦点レンズなので、カンタンに背景のボケを作ることができるのと、暗所での撮影時にもシャッタースピードが稼げる上、さらにこのレンズは手ぶれ補正機能まで内蔵。守備範囲はすごく広いかも。

で、このレンズ、なにかに写りが似ているなぁ、ってずーっと思っていたんですが、なんだと思います?

ここで「MTF曲線」というレンズの性能を比較するのに利用するグラフをみてみたいと思います。

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ここではソニーEマウントの単焦点レンズ4本を並べてみました。一番左が新発売のSEL35F18のものです。

MTF曲線というのはカールツァイス社がレンズの性能を感覚的に表現するのではなく定量化するために作ったもので、レンズの中心から離れていくに従って落ちている解像度、コントラストを数値化したものになります。理想は一番上のところにベタ付きしているのが理想なんでしょうけど、そんなレンズはありません。

またグラフの形をみるだけで、どんなレンズなのか大体の想像ができる、というプロカメラマンさんと違って、私もこれをみただけではどんなレンズなのか想像ができないんですが。。。SEL35F18のMTF曲線と、3本のレンズの中でグラフの形がやけに似ているモノがありますね。

そうです。左から3本目のMTF曲線になるんですが、絞り解放時のグラフのカーブ、形が似ています。このレンズはなにかというと。。。

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昨年12月に発売になり、それからソニーストアでの販売が断続的に行われているものの、今でも入手困難と言われているカールツァイスの「SEL24F18Z」のMTF曲線なんです。

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カールツァイスレンズの方が空間周波数40本というもっと厳しい計測をしているので、単純な比較はできないんですが、グラフの形が似てますよね。私も使っていて思ったのは、これSEL24F18Zの写りと似てる!というものでした。

MTF曲線の意味とかよくわかっていませんが、なるほど、グラフの形が似ているレンズって、こうしてその描写も似ているモノになるのかも。

カールツァイスレンズと比較するとレンズの精度や使っているガラスの質なども違ってくるのでしょうけど、これ、ポスト・カールツァイス24mmというようなレンズになるかも。

カールツァイス「SEL24F18Z」は販売価格が93,555円というかなり高額な部類のレンズになりますが、SEL35F18はソニーストア価格で44,800円! しかも3年ワイド保証付き!!

SEL24F18Zを購入したいんだけど未だに手に入らなくて。。。という方もまずはこちらの35mmで、近い写りを楽しんでみるというのもありかも。

昨年、SEL50F18も価格の割に写りの良い名玉レンズとなって大人気でしたが、今回の35mmレンズもそれに近いコストパフォーマンスの高いレンズになると思います。

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ソニーストアではデジタルイメージング製品はいつも発売日1週間前の11時から受注開始にしていますので、おそらく今回もそういうスケジュールになると思います。

一気に在庫がなくなるような事はないと思いますが、Eマウントユーザーさんはこれ、大注目と1本だと思います。フィル
ター系は49mmなんですが、現在、ソニーストアでは入荷待ちになっていますので、後から購入する事にしましょう。

レンズ先端に「Carl Zeiss T*」のロゴが入っているとテンションが上がりますからね!

 

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★ソニーストア 単焦点レンズ「SEL50F18」のご案内はこちらから

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★ソニーストア MCプロテクター「VF-49MPAM」のご案内はこちらから

 

【追記】

11月30日11時4分より先行予約販売がスタートしました。販売開始時では12月7日のお届け目安となっています。

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★ソニーストア 単焦点レンズ「SEL35F18」のご注文はこちらから

 

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