新型BRAVIA「J5000」「J3000」シリーズ発表
ソニーから新型BRAVIAが発表になりました。
液晶BRAVIAのラインナップはフラッグシップモデルのX2500シリーズ、フルHDパネル搭載（32型はフルHDではありませんが）のV2500シリーズ、そしてベーシックモデルのS2500シリーズという３つのラインナップになっていました。
今回発表になったのはそのベーシックモデルS2500シリーズの後継ということになるんですが、そこが2クラスに分かれてJ5000シリーズ、J3000シリーズということになり、このニューモデルの登場で液晶BRAVIAは4クラス構成ということになります。
これで、また違いの説明が難しくなるんですが、40、46、52型の最高画質モデルがX2500シリーズ。
32、40、46型のフルHDパネル搭載モデルがV2500シリーズ（32はフルHDではありませんが）。
32、40型のワイドXGAパネル、モーションフローと呼ばれる従来の2倍のスピード120Hzで映像を映し出すJ5000シリーズ。
20、26、32、40型のパーソナル向けモデルとしてのJ3000シリーズ、という位置づけになりそうです。
シリーズ下位２機種とはいえ、そのJ5000に搭載された「モーションフロー」というのは、かなり魅力的な機能。従来、テレビは秒30コマ、これがインターレースで60フレームの描画をしているのですが、J5000シリーズでは倍の120フレームで映像を映し出すことになります。
で、単に同じ映像、つまり60種類の映像を2回ずつ出して120フレームにしているわけではなく、途中の映像を新規に作り出して120フレーム化するんだそうです。
で、実は先日の販売店向け新製品内覧会の時に実機を拝見してきています。私が拝見させてもらったときは、おそらくフィルム素材の映像だったんだと思いますが、従来Sシリーズ（と、思われるテレビ）との比較では、この威力がはっきりわかります。
大型店などでは、同様のデモが行われるのかもしれませんが、一度見慣れてしまったら、多分引き返せないくらいのスムーズさがあると思います。
それと、10bitパネルということでJ5000シリーズとJ3000シリーズの40型モデルには、従来S2500シリーズと比べて64倍の階調表示能力を搭載。
こうなってくると、果たしてひとつ上のV2500シリーズとJ5000シリーズとどちらが画質的に上にくるんだ！？って感じになってきます。
その他、DLNAのホームネットワークに対応する「ソニールームリンク」を搭載していたり「アプリキャスト」という、ブロードバンドコンテンツの閲覧機能も新搭載。
新製品内覧会ではこの辺りの説明がなかったというか、私がすぐに出てきてしまったので、聞きそびれてしまったのが本当のところなんですが、これはしっかり、見てみたかったです。
ちなみに、見ての通りXMBメニューが復活したようで、こういう点でもV2500シリーズよりも、J5000、J3000シリーズの方が魅力的に見えてしまいますね。
電子番組表も新しいものに変更されたようで、スゴ録などもそうなんですが、従来のモデルだと予備チャンネルとかを表示しないように自分で工夫しないと、たくさんの局を一度に表示することができなかったんですけど、今回のモデルでは、それが解消されているのかな？ と、思わせてくれます。
なお、同時発表で新型のシアタースタンドシステム「RHT-G800」というモデルも登場。これも内覧会ではこっそり、なんの説明もなく置いてあって、見逃しそうになったんですが、ちょっとこれも新しいんですよ。
別に音を聴いたわけでもないんですが、従来機種RHT-G1000の時は前面パネルに動作状態を知らせる表示窓がありましたが、このモデルでは、それがありません。
で、どこにあるのかというと、上面パネルなんです。一見黒い板に見えて、実は透けて見える部分があり、上方から見ると斜め下方向に向かってうっすらと表示が見える、っていう仕組みになっています。
G1000と違い左右にスピーカーボックスが配置されず、底面にアンプ部、ウーファー部を移動したようで収納力もアップ。ソニースタイル価格110,000円とのことですが、コレも注目です。
その他、フラッグシップモデルのX2500にも新カラーとしてピアノブラックのモデルが追加登場しており、X2550シリーズとして販売がスタートするそうです。
このタイミングで、BRAVIAの発表はさすが！ とか思ったんですが、発売日はJ3000が4/25。J5000が5/25。まだソニースタイルでも受注はスタートしていませんので、ソニースタイル7周年記念クーポンの使い道に出来ないのが、かなり残念ですね。(^_^)v
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