新型AVマルチアンプ 2014年モデル3機種が発表
先日、ヨーロッパで発表になっていた新型のAVマルチアンプ3機種が日本国内向けに発表になりました。
内容はほぼ同様だと思いますが英語では私もちんぷんかんぷんで自信なく紹介していたモノの詳細が判明。昨年モデルからハイレゾ音源の再生には対応をしていましたが、最上位モデルのSTR-DN1050では新たにDSDファイルの再生にも対応したとのこと。
昨年モデルのDN1040はGUIを搭載していたのですが中級機種のDN840は今時テキスト画面での操作になっていました。それが、今年はDN850の方もGUI(グラフィカルインターフェースメニュー)になったとのこと。
今時、このメニューはしょぼいですよね。4Kパススルーとか4Kアップスケーリング機能とかついているのに、その4Kブラビアに8ビットPC時代の超低解像度テキスト画面での操作です。
これはちょっとどうにかして欲しいと思っていました。どうにかなって本当に良かったです。
そのほか、Wi-Fi対応ではあったもののNFCには対応していなかったものが今年のモデルはすべてNFC対応になっています。
鶏が先か卵が先か、で、NFC搭載スマートフォンの普及が進まないとなかなか周辺機器のNFC搭載も進まないし、その逆もしかりでしたがこの2年くらいで一気にソニー製品はNFC対応がすすみ、今回のAVアンプのNFC対応により、これでNFC対応になっていない機器って無いんじゃないですか?
SRS-X9発売で登場したアプリ「SongPal」に、AVマルチアンプも対応します。このアプリでウォークマン、スマートフォンの音の出口コントロールはすべて集約される感じになってきました。
10年くらい前のコンセプトムービーでなんでもタッチしてデータを移していく、という近未来のソニー製品の姿を見せてもらったことがありますが、こうやって実現していくんですね。
ということで、ソフトウェアの進化が目立つ2014年モデルのAVマルチアンプ。ハードウェア的に見ると大きな進化はなく、こちらのセンタースピーカーリフトアップ機能も昨年モデル同様に搭載されています。高さが10段階となっていますが、これも確か一緒。
先々週、当店店頭でも試してみたんですが、これも効果ありますね。昔、ソニーのカーステレオで同様の機能が搭載されていて音像を上に持ち上げる、というのをやっていたんですが、そのときは音質自体も変わってしまっていたものが、ほとんど変化無くやってのける様になっています。
各モデルの昨年モデルとの違いを見ると価格がかなりアップしているというのも変化点です。昨年モデルでは5%の消費税込みで49,800円、39,800円、29,800円だったものが今年は税別で55,500円、46,500円、36,000円となっています。8%の消費税込みだと59,940円、50,220円、38,880円となり昨年モデルより1万円ほどアップ。
だいぶ価格が高くなった、というよりは昨年モデルが異常に安かった様な気もします。
上位機種2モデルは7月15日発売とかなり先の出荷になります。4Kブラビアの購入を検討されている方も多いと思いますが一緒に検討されてみてはいかがでしょう?
☆ソニープレスリリース「DSDを含むハイレゾ音源の再生対応機種など、音楽も高品位に再生できるマルチチャンネルインテグレートアンプ3機種を発売」
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