新サイクルエナジー充電池の開梱レポート

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昨日からソニーの新しい「サイクルエナジー」ブランドの新製品の出荷がスタートしています。当店にも2つの製品が到着していますので、早速、開梱レポートをお届けしたいと思います。

Xperia、ウォークマン、ナブユー、PSPユーザーさんは是非おつきあいくださいませ。

 

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冒頭の写真はポータブル電源の「CP-AL」のものですが、まずは単3電池のサイクルエナジーゴールドの話から。

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今年2月くらいまで販売されていたのが「サイクルエナジーブルー」という充電池。従来の充電池というと繰り返し使えるのは200回くらいで、放電もはげしく半年も放っておいたら空になっているのは当たり前、というものだったんですが、このサイクルエナジー電池は充電回数が約1,000回ほど。そして放電に強く、一度満タンにしたら1年経ってもまだ使える、という性能が特長でした。

なので販売されている電池は満タン充電された状態で出荷されており、必要なときにすぐに使える充電池となっています。

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裏を見てみると充電容量が記載されていて「min.1900mAh」とか「min.2000mAh」などの数値が見えます。おそらくこれは設計上の最小充電容量で新型エナジーゴールドで2100mAhから2000mAhの電池容量が1.2Vの出力で使える、ということになっているみたい。

ちなみにエナジーゴールドの容量表示の隣に白い枠がありますが、ここには油性ペンを使って、使い始めの日付などを書いてください、となっていました。新しい電池と古い電池を混在させて使うと、電池の性能的に負荷がかかり危険らしいんです。私も使用し始めた月ということで、2010.4と記入。

これで使い始めです。

で、何に使うかというと。。。

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そうなんです。4月1日に買ってきた「Xperia」に使いたいと思います。

ご存じの通り、Xperiaはものすごい勢いで電力を消費します。まだ試したことはありませんが、1日使って電源が残っているとは思えないくらいの消費電力。私は毎日自宅と会社と2カ所で充電を行っています。

そのXperia用の補助電源として、今回の大容量化されたという、エナジーゴールド電池を2本だけ購入。

Xperiaは専用充電池で動いているので、さすがに単3電池では使えないんですが、昔、ソニーさんで販売していた「エナジーリンク」という単3電池を電源にしたポータブルUSB電源があって、これに使おうと思って、最大容量の充電池を買っているわけです。

昨日も1日おでかけだったのでエナジーリンクを持ち歩き、旧型のエナジーブルー電池2本を使って給電しています。エナジーブルーを空にして、自宅に帰ったときのXperiaの電池容量は約6割残っていました。優秀、優秀。でも、9時に出て17時半に帰ってきているので、まるまる1日という意味ではまだ容量が足りません。

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ちなみにXperiaの内蔵バッテリーの容量ってどれくらいなのか見てみると。。。これか!「DC 3.6V 1500mAh 5.4Wh」!! えーと、出力電圧3.6Vの時に1時間で1500mAの電流を流せるので1Vでの仕事量としては5.4Whという単位で示せると。

なるほど、電池容量ってこうやって調べるのか。

ということは、サイクルエナジー電池の場合はどれくらいの電池容量になるのか計算してみると。。。

旧型サイクルエナジー電池・・・1.2V 2000mAh=2,400Wh

新型サイクルエナジー電池・・・1.2v 2100mAh=2,520Wh

なるほど、こんな形になるわけです。ポータブル電源になる「エナジーリンク」(生産終了品)で、使う際はこれを2本利用するので、ちょうど、Xperiaの内蔵電池を1度、満タンにするくらいの容量になるわけですね。

 

で、ここで新型のUSB出力機能付きポータブル電源「CP-AL」の登場です。

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こちらの機器なんですが、プレスリリースの時の電池容量には「1,120mAh」しか記載がありませんでした。電圧が書かれていないのでどれくらいの電池容量になるのかわからなかったんです。

販売店向けの製品情報データベースにも記載がなかったので、こうして製品を手にしないとその調べがつかなかったんですが。。。

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やっと、ここに載っていました。電池容量は「3.7V typ1,120mAh min1,060mAh」になっています。ということは3.7V×1120mAh=4.144Whとなります。なんと、意外と大容量です。

ということで、販売終了しているエナジーリンクを交えて話をしているのでややこしいんですが、私の場合の電池容量対決としては。。。(追記:PSPの電池容量も追加記載しました)

 

公称
電圧

公称
容量

 放電容量

 Xperia内蔵電池  3.6V  1500mAh  5.4Wh
 PSP用バッテリー「PSP-S110」  3.6V  1200mAh  4.32Wh
 PSP大容量バッテリー「PSPJ-15020」  3.6V  2200mAh  7.92Wh
       
 旧型サイクルエナジーブルー単3  1.2V  2000mAh  2.4Wh
(2本 4.8Wh)
 新型サイクルエナジーゴールド単3  1.2V  2100mAh  2.52Wh
(2本 5.04Wh)
 ポータブル電源「CP-AL」  3.7V  1120mAh  4.14Wh

と、こんな結果になりました。

Xperiaの内蔵電池容量を元に考えると、どの組み合わせにしてもXperaiの満充電1回分には満たないものの8~9割くらいの電池容量をもったもの、ということになります。

ということを踏まえた上で、ポータブル電源「CP-AL」を開梱してみます。

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パッケージは底面を破くとこうして裏一面が開くタイプになっています。今までとは違ったパッケージになっているので、ご注意を。

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取り出してみた本体のサイズはこんなもの。イメージしていたよりはやや小さく見えます。

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このくびれの部分に秘密があって、こうして上下でボディを分割できるようにしています。この接続端子には特許出願との表示があるんですが、下部にはこうしてシャッターがついていて、そこに端子をつなげると自動でシャッターが開く、という作りになっています。

上部は充電するための電源部でコンセントが折りたたみで中に入っているのが見えます。

下部が出力部。ここに充電池が内蔵されていてUSB端子から電力を供給できます。

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USBはPCなどにも装着されている普通のUSB端子。規格も決まっていてここからは5V、500mAの電力が出力されています。USB充電の可能な機器であれば、Xperia以外にもウォークマン、ナブユーなどの充電が可能。付属のケーブルではできませんが、変換ケーブルを用意すればPSPなどの充電もできます。

試しにXperiaの充電を試してみたところ、はい、問題なく本体を充電できました。

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USB給電はUSB端子になにか挿すと、すぐに出力がスタート。緑色のLEDで電力出力していることを表示します。

表示部は特に何もないのですが、現在のバッテリー容量を表示することもできるそうです。

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本体の右部にボタンがあり、ここを長押しするとオレンジのランプが光って、電池容量がどれくらい残っているのかを教えてくれます。

購入直後でどうなっているのか試してみたら、オレンジランプが2回の点滅。。。ということは、電池容量はほとんどない状態で出荷されているみたいです。満充電までは約3時間。初回充電を現在行っています。

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携帯電話なども充電ができるUSB出力ついているポータブル電源機器。今まではどんな旅でもこのエナジーリンクを持って歩いていたんですけど、新型の「CP-AL」出力部はサイズでその半分くらい。本体の厚みもかなり減っているし、これは久々にキター!という製品かも。

Xperiaの充電も助かるんですが、なんせ、これからは自転車用のナブユーがありますので、そっちへの充電にも使えます。

 

なお、紹介しておいて、大変申し訳ないお話ですが、ソニースタイルでは現在これらの製品はすべて「入荷未定」ステータスになってしまいました。次回入荷までしばらくお待ちくださいますよう、お願いいたします。m(_ _)m 

 

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★ソニースタイル ポータブル電源「CP-AL」のご案内はこちらから

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★ソニースタイル エナジーゴールド充電池「NH-AA-BLK」のご案内はこちらから

 

 

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