山ラジオ『ICF-R354M』が新発売
この春、販売終了になっていた山ラジオ「ICF-R100MT」の後継モデルとみられる「ICF-R354M」がソニーから新発売になりました。
7月11日発売予定でソニーの名刺サイズラジオ製品のラインアップに加わっています。
「山ラジオ」って、普通のラジオと違うの?という話ですが、そう、ちょっと違うんです。「山エリアコール」と言って、山の中で使われている中継局の周波数をエリアごとにプリセットした機能が搭載されているんです。
全国を20のエリアに分割していて、山へ行くときにこれらのエリアを入力設定しておきます。
※写真は旧製品の「ICF-R100MT」です。
山の中でラジオを聞くときに、いつもの局の電波が届かなくても山エリアボタンを使うことで放送局が使っている中継局の周波数を次々と読み出してくれる、ということをしてくれます。
※写真は旧製品の「ICF-R100MT」です。
私も愛用させてもらっています。昔、中越地震があったときにたまたま尾瀬にいたんですが携帯電話がつながらず、まったく情報がはいってこなくて下山するまでどこの地震なのかわからなかったことがあって、それ以来、つかわなくてもお守りみたいにして山に入るときに持ち込んでいるんです。
※写真は旧製品の「ICF-R100MT」です。
まだ、仕様しかみていないのでわかりませんが、以前のモデルICF-R100MTでは、防水ジャケットが同梱になっていたのですが、新型の「ICF-R354M」ではこのジャケットケースが付属しないみたいです。
キャリングケースはついてくることになっていますが、それはICF-R100MTでも普段使い用についてきていたんです。付属品がキャリングケース×1になっており、この特徴的な山用ケースの説明がどこにもなく、販売価格も11,800円→9,880円に下がっているところをみると、おそらくケースがなくなったんだと思います。(取説をみても記載がありません。)
そして、新型になってから新しいオプションが登場したというか、以前のモデルでも使えていたんですが、ラジオ用の充電キット「BCA-TRG2KIT」が付属した「ICF-R354MK」が新登場。スタンドタイプの充電キットは知る人ぞ知るアクセサリーだったんですが、今回はセットになったモデルも登場しました。
そして、FM補完放送「ワイドFM」にも対応。
これはAM放送の補完放送で電波の届きにくい場所でAM局をFMで聞けるというもの。今年からスタートしており、現在、徐々にエリアを拡大しているところです。こちらに正式対応したというモデルになります。
これから始まる山の季節のお供にいかがでしょうか?
★ソニーストア 山エリアコール搭載ラジオ「ICF-R354M」のご案内はこちらから
★ソニーストア 山エリアコール搭載ラジオ「ICF-R354MK」のご案内はこちらから
☆当店blog 15.1.27「FM補完放送対応ラジオがソニーから発売」
☆当店blog 13.6.7「山ラジオ『ICF-R100MT』ってご存じですか?」
☆当店blog 11.5.23「山ラジオ『ICF-R100MT』開梱レポート」