尾瀬の写真の話

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今日、お客様からこんな素敵な贈り物をいただいてしまいました。


私が撮影してきた尾瀬の写真の1枚なんですが、レタッチした上にA3ノビサイズにプリントして額に入れていただき、それを今日いただいてしまったんです。




話の始まりは昨日だったんですが、とある道のスペシャリストの方で、ご相談毎があるとのことでご来店くださり、店内に展示してある尾瀬の写真を見て、ご興味をお持ちくださり、撮影してきた写真を全部見せて欲しいとのこと。


今や当店のα100専用写真チェックマシンと化している「VAIO type L 19型」で写真をご覧になっていきました。写真が大好きなご様子で、デジタル一眼を初めて使っているところなんですとお話ししたら、いろんなアドバイスをくださいました。


今までもいろいろなお客様や、当社社員から批評をもらったりしていたんですが、今回は誰の目にもとまらなかったこの1枚の写真が、一番良いとのこと。



それが、この写真なんですが、私が撮ってきた写真の中で、これが一番貴重だとおっしゃるんです。なんでもない至仏山の1枚のカットに思えるんですが、こうして山の稜線がしっかり出ていて、その山の前にしっかり雲が写り込んでいて、こういう写真は撮ろうと思ってもなかなか撮れないよ、とのこと。


とにかく、そのお客様は雲の形にとてもこだわっていて、そういう観点で行くとこの写真も良いと。。。



それが、今回プリントしてプレゼントしてくださったこの写真なわけですが、これも雲の量が絶妙とのこと。


ほんと、写真って見る方によって、観点が全然違うところが面白かったりします。


というか、本来ならばαを販売している店員の方こそがこういうお話をお客様にするべきところの話なんですが、今回はまったく立場が逆!ってことばかり。控えめに言っているわけではなく、心からこうしてお話をしてくださるお客様に感謝するばかりです。



ちなみに、私が一番のお気に入りにしていた、この写真も3番目に選んでくださいました。木道と白樺が八の字になっているような構図が面白いねぇ。これを狙って撮っているなら大した物だよ。。。とのことですが。。。はい、おっしゃるとおり、これは偶然そういう構図になっているだけの話です。はい。(^_^;)


 


その後、写真データをもらっていってもよいですか?とのことでしたので、メールでデータを送って差し上げたんですが、昨夜、それを早速レタッチして、プリントしてくださったのが冒頭の写真なわけです。



よく見ると、2本の木の間に映っていた人の姿がなかったり、手前にポツポツとあったニッコウキスゲの姿もありません。


尾瀬の写真に人が写っていないというのは逆に不自然になるので、残しておいてもよいんだけど、ただ、傘を差して歩いているというのは、ちょっと似合わないと。。。傘を差している人だけ消してしまい、それ以外のレインコートだけの人は残しておく、というこだわりよう。


す、スゴイ。。。写真ってこういうこだわりを持って撮影するモノなんですね。


大変、勉強になりました。m(_ _)m っていうか、写真の見方について本当に感動しました。こういうこだわりというか、写真だけでなく一般知識も含めてたくさんの引き出しを持つことが大事なんですね。


 


大げさでなく、こうしてデジタル一眼の「α」を購入したことで、普段行きもしなかった尾瀬や富士山にポジティブに行ってみたり、夏休みも毎日「α」を持って近所をブラブラしたり、休みの過ごし方がガラッと変わってしまいました。


それに加えて、私がこれから人生を楽しむ上で必要だったいろんなものがポケットに入ってくる感じで、今回は良い買い物をしたなぁとつくづく思えます。(店員コトー君とも話していたんですが、夏休みにαを持ち帰ったおかげで、通常では考えられないほどあちこち歩き回ったと言っていたし、αを手にすると人は皆、なにか変わってしまうのかも!?)


この感動を、もっとたくさんの方にお伝えしたいんですが、文章力が私の場合追いつきそうもありません。(^_^;) こういう感動をお客様に与えられるようにこれからも勉強の毎日です。


 



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