ハイビジョンハンディカム2機種登場!
1日遅れになってしまいましたが、ソニーからハイビジョンハンディカム2機種が発表になっていました。
ちょっとだけ、私もモデルを研究してみるのですが。。。
まずは、ハードディスクタイプの「HDR-SR1」です。
片っ端からソニーの新製品が出るたびに欲しがっていたら、いくらお金があっても足りないところなんですけど、このモデルも欲しい!! いきなり出てきましたね!ハードディスクタイプのハイビジョンハンディカムが!!
私もソニーの「DCR-DR100」というSD画質のHDDハンディカムをちょこっとだけ使わせてもらいましたが、ディスク録画ってのはやはり便利なこと、この上ありません。
ウォークマンを思い出してもらいたいんですが、テープ記録だったときは空きがあるところを探して録音して、聴きたい曲があればそこまで早送り、巻き戻しをして。。。って感じでしたが、それがHDDタイプのウォークマンなら録音されている場所、なんて気にせず、空き容量=録音できる残量って感じで、記録場所の管理なんて一切無くなるんですよね。
この便利さがハンディカムで味わえる。しかもハイビジョン画質ですよ!! 猛烈に欲しくなるってわけですよ!!
で、プレスリリースのページからpdfファイルをダウンロードして読んでみると、なになに? ビットレートがXPモードの最高画質で15Mbpsだって? DVテープを使った従来のハイビジョンハンディカム「HDR-HC3」では約25Mbpsとなっており、やはり画質の上ではテープの方が上なのかぁ、15Mbpsのハイビジョン画質ってどんなものなの?とか不安になりそうだったんですが、よく読むと「AVCHD」という新しい圧縮方法を採用したとのこと。
「AVC/H.264」というのは、従来のMPEG2よりも2倍の圧縮効率を誇る高画質な圧縮方式。これを使うことで、デジタル放送やDVハイビジョンハンディカムで採用しているMPEG2よりも高画質に圧縮をするんですって!
その「AVC/H.264」って、本当に圧縮効率が良いの?そんな魔法みたいな技術ってあるの?って感じですが、その高画質の恩恵を簡単に見ることができる方法があります。
PSPの「ImageConverter2plus」です。
以前、当店でもレビューしたことがありますが、確かにこの時の画質の差は一目瞭然。
動画、静止画JPEGなどでは全体をブロックごとに区切って、そこから省けるデータを探して圧縮していくんですが、「AVC/H.264」ではMPEG2よりも小さなブロックにして、そこから圧縮するそうで、計算処理の負担がかかるんですが、データ自体は1.5~2倍程度のさらなる圧縮をかけた感じになります。
なるほど、これを採用させてHDD記録にするわけですね。って、ことはシーンにもよるんでしょうけど、AVCフォーマットで15Mbpsなら、MPEG2の30Mbps相当になる計算。もしかしてHVテープを採用したDVハイビジョンハンディカムよりも高画質な記録ができてしまったりして!!
30GB HDDを搭載し最高画質のXPモード(15Mbps)で約4時間の記録。最低画質のLPモード(5Mbps)で約11時間の録画ができるそうです。5MbpsのAVC圧縮によるハイビジョン画質がどんなものなのか、非常に興味があるものの、60分DVテープ4本分の記録時間が最高画質で使えるなら、良いんじゃないですか!!
発売は10月10日と、メチャメチャ先の話になるんですが、次の物欲ポケットにはコイツが真っ先に入ってしまいます。
物欲ポケットに入れるついでで、まずはソニースタイルの先行予約エントリーですね。
受注開始時に優先して購入案内をしてもらえるだけでなく、α100の時などはレンジ価格決定や、吉田カバンの制作予定など、最新ニュースをもらうこともできるので「買わないけどね」って方もエントリーをしておくと、ちょっと早めにシークレット情報がもらえるかもしれません。
そして、もう1台。DVDに記録するAVCHD DVDハイビジョンハンディカム「HDR-UX1」です。
DVDにハイビジョン映像を記録するってのは、実は今回が初めてではなく、VAIOの「Click to DVD」で先に実現してしまっていたりするんですよね。ただ、12cmのDVD-Rに約20分程度の記録ができず、しかも再生できるのはハイビジョン対応のVAIOだけ、って制限があったりしたんですが、それを今度は規格化してハンディカムに採用した形になります。
このモデルでも圧縮方式に「AVCHD」を採用することにより、なんと、8cmDVDに片面一層記録で約15分、二層片面記録で約27分を実現。通常のDVDよりも直径の小さい8cm DVDでこれだけの時間の記録が最高画質で記録できるなんて、やっぱスゴイ!!
DVDハンディカムの便利なところは、ディスクへのランダムアクセスが出来ることもあるんですが、撮ったものを、そのまま自宅のスゴ録で見られてしまうってこと。ここに尽きます!
赤ちゃんやペットがいるご家庭で、毎日ちょこっとだけDVDに録画しておき、見たいときにはそのディスクをそのままスゴ録に入れてしまえばすぐに再生が可能。見終わったらまたハンディカムにディスクを入れて続きを録画、なんてことができてしまいます。
で、長期保存版にするなら一度データをパソコンに移して12cmDVDにライブラリー化(もしくは今後、本格普及が始まるブルーレイディスクにでも)してしまえば、録画に使った8cmDVD-RWはまた再利用って感じで、経済性もかなり高そう!
まさに赤ちゃんのいるご家庭必殺のハンディカムなんです。
ウチに赤ちゃんがいたら、間違いなくこの「HDR-UX1」しか、購入検討に値しません!
で、現実的な話にもどすと「HDR-UX1」で録画したAVCHD方式のDVDディスクですが、今のところ再生機器がないんですよね。なんだ、それじゃ、楽しみ半分じゃないか、っていうとそうではなく、なんとPS3が再生対応してくれるそうじゃないですか!! って、ことは今後発売になるハイビジョンスゴ録とか、ブルーレイスゴ録とかも、再生対応になる可能性が高いですねぇ。
今月の雑誌「日経トレンディ」で新製品特集をしていたのを買ってきて読んでいたんですが『画質で選ぶならハイビジョンハンディカム「HDR-HC3」しかないんですが、画質にこだわらないんだったらDVDビデオカメラやHDDビデオカメラも使いやすいですよ』なんて、苦しいコトを書いていました。
ですが、もう画質にこだわってもDVD方式やHDD方式が選べるようになってしまうんです。しかもどのモデルも全部ソニー製!
なんか、ソニーのハイビジョンハンディカムがスゴいことになってきましたよ!
あとは、その注目のAVCHDの画質をこの目で撮って、再生して、試してみたい!! 早く出荷にならないかなぁ!! 秋のソニー新製品発表の第一弾はいきなりこれですから、この秋の新製品群の登場がますます楽しみです!
★HDDハイビジョンハンディカム「HDR-SR1」の詳細はこちらから
★DVDハイビジョンハンディカム「HDR-UX1」の詳細はこちらから
ちなみに、これらをソニースタイルで購入するなら「AV15%OFFクーポン」を使ってオトクに購入することを超お勧め! 秋のクーポンゲットは、今からスタートすれば楽勝で手に入ります。入手方法は当店の「スタメンプログラム100%活用法」で解説しているので、是非、そちらをご参考に!