ハイビジョンハンディカム『HDR-SR12』の開梱&セッティング

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初回出荷日には間に合いませんでしたが、当店にもちょっとだけ遅れて新型ハイビジョンハンディカム「HDR-SR12」が到着しました。

 

今回は当店の展示品としての仕入れではなく、別の部署の機材としての購入。ウチの会社は映像関係の仕事が主で、他の部署でビデオカメラとかを使うケースが多いんです。実使用の前にちょっとだけこちらに借りてきて2週間だけのスピードレビューをしたいと思っています。

丁寧に箱から取り出して。。。

同梱品はこんな感じでした。右上にあるのがバッテリーとハンディカムSR12本体。その隣がハンディカムのステーションで電源入力、AV端子、USB端子などが装着されています。他にACアダプター、リモコン、USBケーブル、D端子+音声と、RCAピンの普通のAVケーブルの2種類が入っています。従来だとD端子接続の場合、音声とD端子ケーブルを別々のケーブルで接続する必要があったんですが、今回のモデルからこれがまとまっています。

HDMI端子を装備していないテレビ、もしくはHDMI端子がすべて埋まっていてD端子経由で映像をテレビに入力する方には、これは非常に便利な改良となっています。

他には2枚のディスク、取説、オプション製品カタログ、本体ボタンのスイッチ早見表などがはいっていました。

昔のハンディカムはこれら電源キットが別売りになっていて、本体が20万円、それにアクセサリーキットが2万円、なんてなっていましたが、今は全部入っています。ただし、バッテリーの充電器は同梱されていないため、本体内充電をすることになります。

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撮影しながら、別のバッテリーを充電したい、と言うときなどは別売りの充電器を購入する必要がありますし、使用頻度が高い場合は、専用の充電器で充電した方が確実。本体内充電をやっていると、なんか充電したつもりが充電できていなかった。。。みたいなことが起こりそうな気がします。

HDR-HC3という2年前のHDVハンディカムから、こうしてバッテリーを本体の中に押し込めてしまうスタイルが採用されていて、この新型SR12でもそれが踏襲されています。付属バッテリーはずいぶん奥行きのあるタイプなんですが装着すると手前側には全然でっぱりません。

ここにDC入力端子があるため、ACアダプターをここに挿せば、それで充電がスタートします。端子カバーは従来はゴムのカバーでビロンとだらしなく開いていたんですが、今回のSR12からはこれらカバー類がすべてスライドするかヒンジ式になっていて、このDC端子もパキッと、気持ちよく開いてくれます。

こういう作りになっていると、DC端子を何度利用してもダメになりそうもなく、耐久性も高そう。こういう細かい点を見ても、今回のSR12って良くできているなぁ、と思えまくってしまいます。

さて、付属のステーションに載っけて、こちらで充電をしましょう。ステーション自体にはランプ類はついていないため、充電しているかどうかは本体のパイロットランプで確認をします。よしよし、オレンジのランプがついてます。

あ、そういえば、初期状態ではどれくらいバッテリーが充電されているものなのかな? ということで、液晶パネルを開いたところにあるバッテリーインフォ機能を使ってみます。このボタンはシンプルボタンのすぐ隣にあるんですが、電源が切れている状態でプッシュすると、即座にバッテリー残量だけ表示してすぐに電源が切れてくれるんです。

えーと、あ、もうほとんどカラッカラの状態でバッテリーは出荷されているんですね。手元に届いてもすぐには使えません。まずはバッテリー充電です。

初回のバッテリー充電には多分2時間くらいはかかると思います。その間に付属ソフトウェアをPCにインストールします。今回からPicture Motion BrowserのVer.3.0が付属。このメジャーバージョンアップ版は私もインストールするのは初めてです。

さて、サイバーショット、デジタル一眼αにも付属する「Picture Motion Browser」ですが、付属する製品によってインストールされるプラグインソフトが違っています。サイバーショットの付属品でインストールしたからいいや、ということはなく、HDR-SR12などのハイビジョンハンディカムを購入したら、付属する最新ソフトもしっかりインストールしましょう。

で、ハンディカム付属の「Picture Motion Browser」ですが、インストールにはちょっと注意が必要です。PCにCD-ROMからプログラムをインストールする前に、こうしてハンディカム本体と、USBケーブルを用意して、PCに接続できる準備をしておくのがスムーズに作業をするコツ。

CD-ROMからのソフトウェアインストールが始まると、すぐにこうしてハンディカムとPCのUSB接続を求められます。手順としてはカメラの電源を入れて、USBケーブルとPCを接続。カメラの画面上にUSB接続の選択画面が出るので、そこで接続を選択。ハンディカムの液晶に「接続中」というメッセージが出たら、そこでようやくPCのインストール作業を続行、ということになります。

ハンディカム用の「Picture Motion Browser
」のインストールの際は、こうしてハンディカム本体をUSB接続する環境が必要になるのでご注意を。

ソフトウェアのインストールが終わったら、あとはハンディカムの時間あわせですね。最初はこうしてエリア設定を行います。海外旅行に持ち出されるケースが多いハンディカムです。エリア設定のあとはサマータイムの有無などの入力があるんですが、いつか、私もこういう時間設定が必要な地域に遊びに行きたいです。

時間設定はなるべく正確に行いましょう。私は機器の時間設定のためだけに、この電波時計を使っています。もうちょっと小さくて薄いヤツにしてもよいかなぁ。。。とは思うんですが、いやいや、まだ元は取っていません。秒数を0に合わせてから「次へ」を押したんですが、この画面の後にもう一度確認画面があります。秒数まで合わせる際は最後にOKの確認画面があることを覚えておいてください。

私のSR12はほんの3秒くらい遅れた設定になってしまいましたが、秒まで合わせて撮影するシーンが来るときは、またそのときに合わせます。

はい、これで撮影準備は終わりました。最後にワイドコンバージョンレンズの「VCL-HG0737C」を装着します。

VCL-HG0737C ワイドコンバージョンレンズ
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重量は165gあり、ちょっと大きくて重いのですが、それでもこれを装着すると広角側が0.7倍に広がるため、室内での撮影、風景の撮影などで広い映像を撮影するときはかなり役に立ちます。というか、私がハンディカムを使う場合はほとんど装着しっぱなし。

テレビ番組でハンディカメラを使った撮影などをしているシーンがよくありますが、そういう場合もこのワイドコンバージョンレンズはほとんどのケースで利用されています。10年以上前の話になりますが、初めて8ミリハンディカムにワイコンを装着して撮影したときは、おお!なんてプロっぽい映像が撮れるんだ!と感激したことがあります。(^_^;)

ワイコンをつけて広角で撮影すると、手ぶれもあまり気にならなくなるし、あまりデメリットもないんです。ただ、カメラが重くなるというデメリットがあるだけなのですが。。。

ほら、よく見ると、ワイコンをつけた方がハンディカム自体もかっこよく見えますよ! なんかプロっぽいぞ!

ということで、当店blogを毎日ご覧になってくださっている方はご察しいただいていると思いますが、明日の朝からは急遽、サイバーショット朝練が、ハイビジョンハンディカム朝練に変更になります。(^_^;) なんか全然一貫していない感じがするんですが、1年間の朝アルバム作成に向けて、静止画もちゃんと撮影してきますよ!

 


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