ハイエンドヘッドホン『MDR-Z7』先行予約販売開始

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今日はウォークマンと一緒にハイレゾ対応のヘッドホン類も一緒に発表&先行予約販売開始になってます。注目の製品から私も詳しくじっくり見ていきたいのですが、まずはこれ。新開発のアルミニウムコートLCP振動板採用のオーバーヘッドタイプのハイエンドヘッドホン「MDR-Z7」です。

ソニーストア価格で55,500円のヘッドホンになります。

 

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☆ソニープレスリリース「低域から超高域100kHzまで対応し、音の広がりや空気感までも再現する最上位機種などハイレゾ対応6機種を含む計7機種のヘッドホンを発売」
 

詳細はプレスリリースでご覧いただくとして、ついにソニーもこうしたハイエンドオーディオの世界に殴り込みをかけてきました。普及型製品などを一番多く手がけてきて、ハイエンドの世界は中小メーカーだけのもの、というイメージでしたがついに量産メーカーがハイエンドオーディオもやるぞ的な旗揚げがきた感じ。

バブル期の話になりますが、ホンダがNSXを出して、日本車もヨーロッパメーカーしか出せなかったスーパーカーの世界に足を踏み出したときと似たような嬉しさがあります。

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さて「MDR-Z7」の特徴ですが、新開発の70mmドライバーを搭載したのが最大の特徴。従来の「MDR-1R」が40mmドライバーだったので相当なサイズアップになりますが、これにより音の波面が球面から平面に近い物になり高いリニアリティを再現するとか。

振動板材料として理想的な特性をもつものの研究所レベルでしか使われることのない稀少素材、液晶ポリマーフィルムですが、これにアルミニウムの薄膜をコーティング。色づけのないクリアな中高音の再生ができるとなっています。

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そして、これが今回のハイレゾオーディオのキーワードになるのですが「バランス接続」に対応します。

「バランス接続」というのは、左右の音のプラスとマイナスにそれぞれ1本ずつのラインを使って4本のコードで接続すること。え?普通そういうことなんじゃないの?というところですが、通常の接続では左右の音のプラスは別々の線を使うんですがマイナスは一緒にして3本のラインでつなぐことが普通なんです。

長くコードをひき磁力の影響を受けやすいスタジオなどのプロフェッショナルの現場ではこうしたバランス接続のマイクなどを使うのですが、こうした民生品の高級オーディオの世界でもバランス接続が利用できるようになります。

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専用というわけではありませんが、同時に発表されたポータブルアンプのニューモデル「PHA-3」にもバランス出力に対応しており、通常のヘッドホン端子に加えて左右のヘッドホン別にジャックを用意。

MDR-Z7とポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」を使うことで、バランス出力による音楽再生が実現できるようになっています。

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★ソニーストア ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」のご案内はこちら

IFA 2014で発表になった際はAC電源による駆動専用となっていたようですが日本で発表されてみたらそれはちゃんとバッテリーを内蔵しておりポータブルで利用できる仕様になっていましたので、ご安心を。

 

MDR-Z7には無酸素銅に銀コーティングを施した芯線を最小した銀コートOFC線を採用してますが、さらにケーブルにこだわる方向けにKIMBER KABLE社との技術融合にて別売りのケーブルも発売されます。

伝送ロスやノイズを低減するソニー独自の編み方であるツイストペア構造や、太さの異なる複数種類の素線を最適な比率で撚りあわせることで、送電ロスを最小限に抑えつつ帯域別のコントロールを実現したマルチゲージコンダクターを採用したヘッドホンケーブルとなっています。

ケーブルは3種類用意され、バランス接続のための2mケーブル、、ステレオ標準プラグを採用した3mケーブルステレオミニプラグを採用した1.2mケーブルがラインナップされます。

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★ソニーストア ヘッドホンケーブル「MUC-B20BL1」のご案内はこちらから

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★ソニーストア ヘッドホンケーブル「MUC-B30UM1」のご案内はこちらから

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★ソニーストア ヘッドホンケーブル「MUC-B12SM1」のご案内はこちらから

 

そして、ソニーストアではハイエンドヘッドホン用にオリジナルのセット商品も今回は用意をしています。

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★ソニーストア ハイエンドヘッドホン極上リスニングセットのご案内はこちらから

「ハイエンドヘッドホン極上リスニングセット」として、ソニーストア限定のパッケージを用意。ヘッドホン本体と別売りケーブル、ヘッドホンスタンドをセットにしてお得な価格でお買い求めいただけるようになっています。

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★ソニーストア ヘッドホンスタンド「CC-DST-HP1AW」のご案内はこちらから

ヘッドホンスタンドは別売りでも用意されていて、こちらは単品で購入すると7,500円となっています。これがセットで購入すると5,000円で購入できる計算になるので2,500円お得になります。

なるほど、ヘッドホンスタンドとは、またまた良い物用意してきましたね。

銀座ソニービルショールームでは明日9月26日から先行展示がスタートするそうです。おそらくPHA-3とのセット展示になっているでしょうし、ハイレゾウォークマンに試聴用の楽曲を詰め込んで行きたいところですね!

 

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★ソニーストア ステレオヘッドホン「MDR-Z7」のご案内はこちらから

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★ソニーストア「MDR-Z7」オリジナルセットのご案内はこちらから

★ソニーストア ハイエンドヘッドホン極上リスニングセットのご案内はこちらから

☆ソニープレスリリース「低域から超高域100kHzまで対応し、音の広がりや空気感までも再現する最上位機種などハイレゾ対応6機種を含む計7機種のヘッドホンを発売」 

 

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