ソニー史上最高額のインナーイヤーヘッドホン『XBA-Z5』登場
密閉型インナーイヤーレシーバーも本日4製品登場しています。
昨年モデルのバランスド・アーマチュアとダイナミックユニットをハイブリッドで使用した「XBA-H」シリーズが続々と販売終了になっていましが、その後継モデル3製品と、そして6万円を超えるソニー史上最高額のインナーイヤーヘッドホンになる「XBA-Z5」が発表されました。
昨年モデルの「XBA-H」シリーズでは最上位機種の「XBA-H3」だけがハイレゾ対応ヘッドホンとなっていましが、今回は「XBA-A2」から上はすべてハイレゾ対応ヘッドホンとなっています。
ユニットの構成は昨年モデルのXBA-Hシリーズと一緒なんですが、最上位モデルになるXBA-Z5ではダイナミックドライバーユニットにアルミニウムコートをした液晶ポリマー振動板を採用。トゥイーターの振動板にはマグネシウムを使用。ハウジングも剛性の高いマグネシウムを採用するなど素材にこだわった作りになっています。
新型のバランスド・アーマチュアユニットについては先日発表された「XBA-100」に搭載されていて、ショールームですでに試聴をすることができます。
☆当店blog 14.9.10「新開発リニアドライブバランスド・アーマチュア『XBA-100』展示レポート」
別のモデルではありますが、並んで展示されているXBA-10と比較すると高域にも低域にも伸びのある音がしていた印象があります。よりやわらかい音が出せるようになったバランスド・アーマチュアユニットという印象で、これが搭載されたXBA-Aシリーズも期待をしてしまいます。
販売店向けの新製品内覧会ではPHA-3にバランス接続したXBA-Z5があったので、聞かせていただきましたが、どこまでボリュームを上げても絶対にひずまないぞ！という音で聞こえていました。XBA-H3のハイレゾ音声を慣らしきった感よりもさらに上の音があるのか！という印象なんですが、これがPHA-3のおかげなのか、XBA-Z5のおかげなのか。一緒にまとめて新製品を試してしまうとそういうのがわからなくて。(^^)
XBA-A1、XBA-A2、XBA-A3はそれぞれXBA-Hシリーズの後継モデル。XBA-Z5は新しく出来た最上位モデルという位置づけになります。
ソニーストアではすでに先行予約販売がスタートしているのですが、昨年モデルと違うところは長期保証サービスがヘッドホンにつけられること。ヘッドホンは基本的に消耗品みたいなもので、使えば使うほどへたっていくものなんですが、それにワイド保証をつけられるというのはすごくお得な気がします。
そして、もうひとつ、面白いアクセサリーが登場しています。
XBA-A2以上のモデル、そして昨年モデルのXBA-H2とXBA-H3に使えるBluetoothのワイヤレスレシーバー「MUC-M1BT1」が発表されています。
★ソニーストア ワイヤレスオーディオレシーバー「MUC-M1BT1」のご案内はこちらから
XBA-H2、XBA-H3をお使いの方はご存じの通り、製品には2種類のコードが同梱されていて、ユニットとコードを分離してつけかえることができるようになっています。
Y型のコードなんですが、これにBluetooth通信機能と極小の最低限のバッテリーを搭載したレシーバーになっていて、コードの付け替えは必要なもののここぞと言うときには有線のバランス伝送コードを使ってウォークマンと接続。普段使いはBluetoothで気軽にスマートフォンと接続、なんて使い方ができます。
これはコロンブスの卵というか、最高音質のインナーイヤーヘッドホンをシーンによってお手軽なBluetoothヘッドホンにできてしまうという魔法のコードです。ただ見ての通りバッテリー搭載は最小限にしているようで2時間充電で利用できるのは4時間半。Bluetooth通信ですので当然ハイレゾ音声の伝送はできませんが、aptX対応になっているなど手軽さと高音質をうまくバランスして作られていそうです。
お値段がそれなりですが、これはXBA-Hユーザーさん、XBA-Aユーザーさん大注目アイテムじゃないですか！？
銀座ソニービルショールームでは明日より先行展示開始となっています。モデルをすべて聞き比べてしまうと当然最上位モデルが一番良い音がするわけで、気をつけて試聴をされるようにしてください。(^^)
ワイヤレスオーディオレシーバーとXBA-Z5の組み合わせというちょっともったいない使い方もしてみたいですね。
★ソニーストア 密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-Z5」のご案内はこちらから
★ソニーストア 密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-A3」のご案内はこちらから
★ソニーストア 密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-A2」のご案内はこちらから
★ソニーストア 密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-A1」のご案内はこちらから
