ウォークマンA10シリーズのLDAC対応アップデート
ウォークマンA10シリーズのソフトウェアアップデートが13時過ぎより始まりました。高音質コーデック「LDAC」にウォークマンA10シリーズも対応するようになりました。
ウォークマン本体ソフトウェアのアップデートのお知らせはこちらで13時過ぎに公開されてます。予告どおり4月7日のアップデートです。
デジタル一眼"α"本体のソフトウェアアップデートと違い、ウォークマンの場合はいくつものアップデート方法が用意されています。一番簡単なのは音楽転送ソフトの「Media Go」もしくは「x-アプリ」を使ってPCからアップデートを行う方法です。
ウォークマンをPCに接続してMedia Goを起動させると上記の様にアップデートの確認を自動で行ってくれます。そのまま「インストール」ボタンを押せば、自動でウォークマン本体をアップデートしてくれます。失敗もないのでこれが一番のオススメです。
アップデート内容は高音質コーデックの「LDAC」対応のみです。ウォークマンA10のUSB接続先がメモリーカードになっている場合は本体メモリーに切り替えておいて、それから接続をしてください。
アップデートは一瞬で終了。
すぐにLDAC対応のワイヤレススピーカー「SRS-X33」につないでみます。ウォークマンA10はNFC対応になっているのでNFCマークを重ねてあげればこれだけで初期設定もまとめて接続してくれます。
接続時にはすでに「LDAC(標準)」と表示されていますが、ここで注意。
標準の上に「音質優先」の接続モードが用意されているんです。
まずは一度Bluetooth接続を切断して、ホーム画面一番左下の「設定メニュー」>「Bleutooth設定」>「ワイヤレス再生品質」に入ります。
「ワイヤレス再生品質」を開くと、ここで音質設定ができるようになっています。ここで「マニュアル選択」を選ぶと。。。
ここに「LDAC」が3種類とaptX、SBCなどの各種コーデックが自分で選べる様になっているんです。
LDACには「音質優先」「標準」「接続優先」の3種類があってそれぞれが990kbps、660kbps、330kbpsと、転送レートが決まっているんです。音質優先にするとなんとなく音質を優先して接続しているのではなくてきちんとビットレートが変更されます。
音が途切れるようであれば優先モードを下げてくださいということになっていますが、私がお店で試しているところでは簡単に途切れることはないので、ここでは990kbps接続の「LDAC(音質優先)」を選択します。
これでウォークマンA10シリーズとSRS-X33が最高音質でワイヤレス接続できるようになります。
SRS-X33はハイレゾ対応のスピーカーではありませんが、それでもこのビットレートの違いは簡単に聞き分けられるはず。SBCとLDAC(音質優先)の音の違いは簡単に聞き分けられるレベルだし、同じ曲で聞き比べをすればLDAC(音質優先・990kbps)と、LDAC(標準・660kbps)の違いも明らかなので、聞き分けはできると思います。
ウォークマンA10シリーズをお持ちの方は是非お試しになってみてください。
まだLDAC対応機器をお持ちでない方はこの機会に是非、LDAC対応ヘッドホン、スピーカーのご購入をおすすめします。
☆ソニー商品情報『ウォークマン「NW-A16/A17」本体ソフトウェアアップデートのお知らせ(2015年4月7日更新)』
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☆当店blog 15.2.10「LDAC対応『MDR-1ABT』展示&試聴レポート」
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