『残響のテロル』meets ハイレゾ試聴体験 レポート
今週から銀座ソニービルショールームで展開している『「残響のテロル」meets ハイレゾ試聴体験』イベントに私も参加させていただいてきました。
「残響のテロル」は7月10日(水)からフジテレビで放送が始まるアニメの新番組です。従来の人気があったアニメ作品とのコラボレーションではなく、現在進行形というかこれから放送が始まる作品とのタイアップというのはちょっと珍しいかも。
こちらの新作アニメですが、ハイレゾのサントラが販売されるのをきっかけに、先行して銀座ソニービルショールームで試聴イベントをおこなっています。
VAIO(株)製VAIOの見学をしたついでではあるんですが、立ち寄らせていただきました。
3~4フロアの中間にあるハイレゾオーディオの展示スペースがイベント会場になります。半階上が普通のポータブルオーディオのフロアで一段下がったところがハイレゾオーディオのフロアになります。
展示製品のすべてに「残響のテロル」のハイレゾ楽曲がインストールされており、ソニーのハイレゾ機器全てでまだ未発売の「残響のテロル」のサントラが楽しめます。オリジナルサウンドトラックは7月9日(水)に発売されるそうです。
私も試聴をしたい旨申し込むと、他にお客様もいらっしゃらないこともあって「HAP-Z1ES」+「TA-E1ES」というソニー・ハイレゾ・オーディオの最強タッグで聞かせてくださいました。
これに「DMR-1Rmk2」というポリマーフィルム振動板を採用したハイレゾ対応のヘッドホンをつないで聞くのが、この部屋では一番の最高音質環境とのこと。
いやいや、私もソニーショップ店員でお店にはいくつかのハイレゾ製品があるし、普段からハイレゾ音楽は聞き慣れているんですよ。そんなコトをしても感動することなんて。。。と、思ったらこれはすごい。
「HAP-Z1ES」+「TA-E1ES」で鳴らすと、これはまたNW-ZX1で聴くのとも、HAP-S1で聴くのとも全然違う、情報量満載の音がします。NW-ZX1やHAP-S1の音が4Kブラビアの映像だとすると、「HAP-Z1ES」+「TA-E1ES」のその音は85型の直下型LED、X9500Bのそれに相当するような解像感、情報量です。
思わずノリツッコミをしてしまいましたが「HAP-Z1ES」+「TA-E1ES」で音を鳴らすとすごいことになるんですね。「残響のテロル」のサウンドトラックというまったく知らない音源を聴いているのにこんなに感動しちゃうって何でしょうね。
銀座ソニーショールームのアテンダントさんのしたり顔(私がそういう風に感じてしまっているだけで、普通にしてらっしゃるんですが)はごもっともだと思いました。こうして音だけで人を感動させてしまう機器ってあるんですね。
サントラ以外に登場する声優さんのメッセージボイスも聴かせていただけるということで流していただいたんですが、こっちもすごいリアル。
本人が目の前にいるみたい、とかいうレベルではなくて声優さんの口の中で聴いている様なリアル感です。実物よりもいい音に聞こえるんですが、このスペシャルボイスというのも一工夫されています。
DSDで録音ができるリニアPCMレコーダー「PCM-D100」で録音しているんですって。ハイレゾの音ってダイナミックレンジを広げる量子化ビットの優位性があって、それを聞き分けているものだと思っていたんですが、人の声にそんなにダイナミックレンジの広さがあるわけもなく、こういうのってやはり周波数特性の良さから来るんですかね。
ダブルで感動してしまいました。
そして試聴特典として、その場で自分がMy Sony Clubの会員だということを証明するとポスターがもらえるとのことなので、Xperiaを使ってその場で「My Sony アプリ」を使ってログイン後の画面をアテンダントさんに見せます。
これでB2サイズのリバーシブルポスターをいただくことができました。親切に紙袋に入れて渡してくださいます。
放送は7月10日(水)からとのことで、まだ今日の時点ではギリギリ、BDレコーダーやnasneに録画予約ができないんですが、今シーズンはこれを予約して見てみよっと。
このポスターがもしかしたら貴重品になるかもしれないですしね。
★ソニーストア『ソニーで感じるハイレゾ・オーディオ「残響のテロル」meets ハイレゾ試聴体験』