『ソニーではじめる、ハイレゾオーディオ』イベントレポート

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本日もたくさんのご来店、ありがとうございました。たくさんのお客様がご来店くださっている中、すみません、中抜けして銀座ソニービルショールームさんに行って私も「ソニーではじめる、ハイレゾオーディオ」のイベントに参加させてもらってきましたので、そのレポートです。

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毎週開催されるイベントであればよかったんですが、今回のこのイベントは12月7日だけの限定イベント。

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ハイレゾ関連商品の開発担当者さんがお見えになるトークセミナーとのことだったので、私も参加させていただいてきました。

毎度のことですが私が参加した13時の回はいつも通り満席の立ち見も出ている状況でした。

先に木曜日から始まったソニービルショールームの「ソニーではじめる、ハイレゾオーディオ」のイベントブースですが、こちらも凝った作りになっています。

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1Fから2Fにつながるイベントスペースが今はハイレゾオーディオ製品の展示一色。1.5Fの最初の方のスペースでは「ハイレゾとはなんぞや?」というものの説明スペースになっています。

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最初のところにハイレゾオーディオで実現する再生音域の説明をしています。そうそう、人間の可聴域というのは20Hzから20,000Hzといわれているんですが、これが若い人の話。

人間は年齢とともに可聴域が狭まっていくんです。20歳をピークにあとは下降線をたどっていくんですが、今、自分はどれくらいの音までが聞こえているんでしょうね。

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というところに、こんな機会が用意されています。スライダーを動かすことで周波数を変化できて、これで自分が聞こえる周波数をチェックしてみてください、というものが置いてあります。

私が挑戦したところでは14,500Hzまでは聞き撮れるんですが14,600Hzはもう聞こえません。これが私の今の限界みたいです。うわー、もうだいぶ損をしている感じ。

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ちなみに、こちらはAndroidアプリで似たようなものを探してみた結果なんですが、こちらでも大体の可聴域の測定ができます。

今日はご来店のお客様にこれを試していただいてみたりしていたんですが、やはり若いお客さんは可聴域が広いですね。ずいぶんと自分の耳が劣化していることがわかってしまいました。

まぁ、それでもハイレゾの音が聞き分けられるということは音は耳だけで聞くのではなく、顔や頬、骨の共鳴で聞いているということになるわけですけどね。

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ほかにも音を「見てみよう」ということで、こんな機械を用意して音波を見える形にしてくれていたり、科学研究館みたいなことをしてくれています。

ここで音についての理解を深めてさらに上の階段にあがると。。。

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さすが土曜日は人でいっぱいです。こちらに実際のハイレゾ対応のソニー製品が展示されていて試聴ができるようになっています。

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USB DACとハイレゾ対応ヘッドホンの展示など、製品を自分で操作して試聴することができます。今日は混んでいるので、私がこのあたりを試すのはまた平日に来ることにしました。

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13時からはたった1日のセミナーイベントがスタート。マーケティング担当のクボタさんからハイレゾオーディオの概要が説明されます。

ここで音楽というのは耳で聞くものではなく、体で感じるものなんだという話をうかがいます。

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こちらの方はHDDオーディオ「HAP-S1」とUSB DAC「UDA-1」の設計担当、音質担当をされたニシノソノさん。

優しい口調で今回の製品の開発のポイントを説明してくれているんですが、専門用語が多く私はタジタジ。

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ある程度、知識を持っている方がお集まりになっているので、これで話は通じているんでしょうけど、オーディオ信号の基準点ってなんだろうなぁ。。。おそらくアースのことを言っているんでしょうけど、もうちょっと勉強してからでないと話が難しいですね。

ただ、コンデンサーなどでこの製品のためだけに開発したものを使っているなど、手がかかっていることは十分わかりました。

そしてここからが圧倒的だったんですが、今回はハイレゾ対応のコンポの話だけではなく、ハイレゾ対応ウォークマン、ハイレゾ対応ヘッドホンの商品担当の方も出てきて、一挙にそれらの製品についての案内までされます。

すごいボリュームの開発者トークセミナーでした。

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最後はリニアPCMレコーダー「PCM-D100」の開発者であるハシモト氏も登壇。

初のDSD録音が可能なレコーダーなんですが、生録だけではなくこういうことに使ってみてはどうでしょう?ということで紹介されたのがアナログのレコードのレコーディングです。

レコードプレーヤーからフォノアンプを通してラインでPCM-D100に信号を入れて、アナログのレコードの音声をDSD録音してみよう、という話。

実際にご自身で録音された楽曲を再生して聞かせていただきましたが、なるほど、アナログとデジタルの良さを持ったDSDフォーマットの良さはこういうところで発揮されるんですね。

これはちょっと思いつきませんでした。

1時間のセミナーは盛りだくさんのうちにあっという間に終了。

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帰りにイベントスペースの中にある小部屋で「ハイレゾ体験プログラム」なるものがあり、こちらにたまたまタイミング良く潜り込めたのでハイレゾ体験をさせてもらってきました。

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全6人のスペースで、ここでHAP-S1、SS-HA1の試聴体験ができます。体験会は15分ほどの時間がかかります。

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紹介してくださったのはセミナーイベントで司会をされていたアテンダントさん。ここでガムラン、ゴスペル、クリスマスソングのジャズライブの音源を聞かせていただき、CD音質とハイレゾ音質の比較などもさせてもらえました。

ここのミニ試聴会の音が一番ハイレゾをわかりやすく説明してくれているかも。

貴重な体験をさせてもらえるイベントでした。

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☆銀座ソニービルショールーム「ソニーではじめる、ハイレゾ・オーディオ」

銀座ソニービルさんのレベルの高いイベントにはさすがにかないませんが、こういう音楽を楽しむ気持ちは当店でもお客様にお伝えしたいなぁ。

今回もとても勉強になりました。

なお、聴力テストアプリについてはご来店いただいたお客様にも当店でお試しいただいています。これからご来店くださる皆様、お声掛けいただければいつでもテストできますので是非挑戦してみてくださいませ。

 

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☆当店blog 13.10.24「ハイレゾコンポ『HAP-S1』+『SS-HA1』実機開梱&セッティングレポート」 

 

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