『おでかけ撮影セミナー』に行ってきました

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昨日、ソニーITエンターテインメントセミナーさんが開催しているαセミナー、清水徹先生と行く、おでかけ撮影セミナー(羽田空港)へ参加させてもらいに行ってきました。

簡単にセミナーのレポートです。

 

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さて、羽田空港に到着したのは13時半頃です。地元からの直行バスがあるので、それに乗ってサクッと羽田空港へ行くつもりだったんですが、出発便の時間に合わせてバスのダイヤも組まれているようで、セミナー開始の16時近辺に到着する便がなく、えらい早い時間に到着しました。

バスの中でアナウンスしていたんですが、この日の羽田空港はかなり混雑しているらしくバスもいつもなら2階の出発便ロビーに到着するところが一般車で大渋滞しているため、1階の到着便ロビーにバスを着けたりしていました。

活気にあふれた羽田空港、なんか楽しそうです。これから旅行に行くという上機嫌な人たちの姿をみながら2時間ほど時間をお茶をしながら時間をつぶしていました。

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16時なると集合場所にセミナー受講生さんが集合。こういう写真セミナーとかってご年配の方が多い印象なんですが、それが今回はそうでもなくて当店のお客様と同じくらいの年齢層。女性も多く、なんかイメージがいつもと違います。

そうか、風景とか、お花、カメラの操作を覚えるというものではなく今回はテーマが「飛行機」限定になっているので、こうして若い方たちがターゲットになるんですかね。平均年齢が今回はかなり若いセミナーになります。

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集合して、まず最初に旅客機撮影の基本の話を清水先生から教わるんですが、今日は流し撮りをしてみよう、ということで最初にカメラの設定値を細かく指示してもらえます。

シャッタースピード優先モードにして、値は1/125前後。α550だったらISO感度はAUTOでよし。ホワイトバランスを太陽光にして、フォーカスエリアを「ローカル」にします。

フォーカスエリアの「ローカル」は使ったことがないんですが、基本はセンターにしたままでいいそうです。なにかしらの条件で機体を寄せたいときだけ使うか、もしくはフォーカスは無限遠のままで撮影しても大丈夫との話。

そして連写設定を高速連写にして、あとは飛んできた飛行機をフレームの真ん中に入れたまま、バシバシと撮影するのみ。

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そして、おのおの空港の屋上で散らばって撮影開始です。

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空港の展望デッキからの眺めですが、全部が見通せるわけではなく、あちこちにアンテナや電柱が立っているので、それを避けて撮影できる場所を探すのは鉄道撮影と一緒。第2ターミナルでは着陸便の姿が見られるんですが、ちょうど滑走路にタッチする場所が見通せるところを探してそこで撮影を開始。

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今まではなるべくシャッター速度を上げて、だいたい1/500秒くらいでの撮影をするようにしていたんですが、なるほど、1/125秒にちょっと落とすだけで風景が流れます。

調子にのって1/60秒とかに落として撮影してみるとさらに風景が流れるんですが、そうすると機体にぴたっとフォーカスが合った感じのぶれの無い写真の成功率がかなり落ちるみたいです。そうか、次から次へとやってくる飛行機の撮影ですが、これは流し撮り撮影の良い練習場所になります。

ただ、金網があって、写真撮影用にちょっと穴が開いているところからレンズを出して撮影するしか無くて、その制約がちょっと難しくしています。

レンズを振って被写体に合わせて撮影アングルを変えるのは普通ですが、ここではレンズを固定してカメラ側を振ってアングルを変えることになります。機体をフレームの真ん中に入れたままにしておくのが意外と難しくて独特のこつがいります。

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ある程度流し撮り撮影ができるようになってくると、ANA、JAL以外の機体を撮影したくなります。そんなところにポケモンジェットとかくると興奮してしまうのはいつも通り。

世界各国の飛行機がやってくる成田空港と違って、羽田空港の場合はこういうキャラクター系の飛行機がやってくるところが楽しいところ。

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そして、17時で第2ターミナルの撮影を切り上げて、次は夕暮れ時の夕日をバックに撮影ができる第1ターミナルへ向かうところだったんですが、参加者の一人が「17時5分にガンダムジェットが出発する」という情報を提供してくださり、急遽、切り上げ時間を遅らせてガンダムジェットの出発シーンを撮影させてもらうことができました。

なるほど、私はその存在すら知らなかったんですが、ガンダムがANAの機体に収納されているという図がボディサイドに描かれているジェットがあるそうです。

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7月31日のこの日を最後に不定期便になってしまうそうで、定期便としてはこれが最後の姿。貴重な写真を撮らせてもらうことができました。

情報提供くださった方、本当にありがとうございました。

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第2ターミナルから第1ターミナルへは地下通路を使って移動します。てっきりシャトルバスで移動するものとばかり思っていたんですが、京急さんの地下通路とかが走っていて、しかも動く歩道になっているので短時間で移動ができました。

あいにくの曇り空であまり夕日には機体ができないんですが、夕暮れ色に染まってきている滑走路で、ここからが本番、という雰囲気になってきています。

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撮影に使っているレンズはほとんどが18-250mmのズームレンズです。この写真はお得意のレフレックス500mmで撮影したものですが、ズームレンズでないと画角が自由に決められない上に、旅客機って意外とでかいのでそれほど焦点距離が長くなくてもなんとかなってしまいます。

70-300mmのGレンズがあると、一番楽しいでしょうね。

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飛行機によって離陸していくポイントが違うんですが、うまくいくと、こうして川崎の工場地帯を背景にした写真が撮影可能。ワンポイントでここを狙っていくといかにも「羽田空港」という写真になりそうです。

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暗くなってくると工場地帯に明かりがついてきて、雰囲気のある写真になるんですが、あまりにも暗いとISO感度をあげていかないといけないので、かなりノイジーになってきます。

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なので、すっかり日が暮れたところからは無理に飛行機を狙わずに、空港に留まっている飛行機を夜景撮影の様に狙います。

清水先生のアドバイスそのまんま。

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空港の誘導路に光る、いろいろな光がとても幻想的に見えます。

こんな感じで移りゆく空の色を見ながらの空港撮影セミナーは終了しました。

なお、私は今回、2000枚の写真を撮ってきています。連写で撮影すると撮影枚数がかなり増えるんですが、ここまで撮ったことは今までにありません。最高でも1日に600~700枚くらいの撮影だったはず。

写真ってこんなに1日で撮れるものなんですねぇ。

何度もこういう計算をしてしまうんですが、これもデジタルだから可能なわけで、これがフィルムだったら。。。36枚撮りでフィルム1,000円、現像料が500円、プリントが30円×36枚として。。。約14万円ですか!? 8,000円の参加費でも全然安く感じられてしまいます。

それと、2000枚の写真があると。。。失敗した写真、だめな写真を削除していくというのでは全然間に合わなくて、それよりは撮った写真の中からどの写真が良いものになるのかを選抜する、という作業になります。どう違うの?と、思われるかもしれませんが、私は今まで撮ってきた写真をすべてみて、失敗しているもの、使えないものをどんどん削除して、良いものだけを残してblogなどに使ったりホームページで紹介したり、というやり方をしていたんです。

それではとても間に合わないので、今回はサムネールを見て構図が気に入ったものだけをピックアップ、そこから代表的なシーンのものをピックアップという選び方を初めてしました。同じようだけどちょっと違うんです。こういう写真の選び方ができるようになったのも、今回の収穫です。

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清水先生ですが、受講者に撮影地の最初と最後にいろいろお話をしてくださるほか、撮影中もずーっと受講者さんのところを回って一人一人に声をかけられていました。こちらから何も話をしなければ、お話を聞くだけになってしまうんですが、それではもったいないですよね。

私は声をかけていただくたびに、その時間のその場所でのおすすめの撮影アングルってどこですか?というのを聞いて、それで上記の撮影をさせてもらっていました。先生の選んでくださった構図が実は多いんです。(^_^)v

 

綺麗にぴったりと止めて撮影することばかりやっていましたが、これで次からは動きのある写真が撮れるし、それと3時間、ほとんど流し撮りばかりやっていたので、かなりこれで流し撮りに自信が持てるようになりました。

こういう写真セミナーっていいなぁ。

 

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☆ITエンターテインメントセミナー「清水徹先生と行くおでかけ撮影セミナー」

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それと、今回のαセミナーを参考にさせていただきながら、当店でもα体験会・ハートバスツアーを8/29に開催します。是非、一緒にこういう体験をNEXでやってみませんか? 参加してくださる方を現在募集中です。

詳しくは下記のページにて。

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☆当店ホームページ 夏のα体験会 ハートバスツアー「東京タテ・ヨコ・マル」のご案内はこちらから

 

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