防水&WiFi搭載の最強サイバーショット『DSC-TX300V』発表

LINEで送る
Pocket

VZ001260.jpg

ソニーさんから防水機能装備、WiFi搭載、非接触充電対応クレードル同梱、GPSログ取得が可能な新型最強サイバーショット「DSC-TX300V」が発表になりました。

この春のサイバーショット新型モデルの超目玉モデルになりそうなので当店でわかる範囲内で詳しくご案内をしたいと思います。

 

DSC00001.jpg

サイバーショットTシリーズと言えば、いつも2シリーズの製品が登場し高性能な上位機種3桁モデルと、防水機能を搭載したベーシック性能の2桁モデルというラインナップになっていました。

防水モデルのDSC-TX10はプロカメラマンさんにも評判がよく、万が一の時のサブカメラとして持ち歩くのに、やはり防水機能は必須!と、言われたりしていたんですが、どうも私は個人的に上位機種の多機能が欲しくて、防水サイバーショットは試せずにいたんですが、ついに来ました。

上位機種に初の防水機能搭載。さらに待望の無線LAN、WiFi機能を内蔵したモデルが登場しました。

DSC00002.jpg

Wi-Fi対応のワイヤレス通信機能ですが、これは今まであった「Eye-Fi」カードを使った転送機能とはやや違った動作をします。

DSC00003.jpg

できることというのは、サイバーショットからスマートフォンに写真データを転送する、ということなんですが、Eye-Fiカードでは自動で撮影した写真(もしくはプロテクトをした写真)を指定したPCやスマートフォンに無線LANを使って飛ばしてしまうんですが、サイバーショットDSC-TX300Vでは、まず、最初に再生メニューを呼び出して、そこで転送する写真を選ぶか、全部選択をします。

その後再生画面にある「スマートフォン転送」機能を使い、待ち受け状態にします。

そこにスマートフォンからアクセスすると、サイバーショットの中身の写真が見られるようになり、スマートフォンで選択してそれを転送する、というスタイルになります。

DSC00004.jpg

スマートフォン側からどうやってサイバーショットをのぞくのか、というと、ここで専用アプリが登場。「PlayMemories Mobile」というアプリを利用してサイバーショットの写真をスマートフォンにコピーする、という使い方をするそうです。

てっきりAndroid OSだけだと思っていたんですが、今日の発表をみるとiPhoneにもアプリが用意されるみたいですね。

スマートフォンのカメラ性能も向上してきていますが、それよりもさらに一段上の高画質、そして防水機能による安心の撮影状況をサイバーショットが作ってくれる、というイメージです。スマートフォンと仲の良いサイバーショットになりそうです。

DSC00005.jpg

PCとの接続については、まだ実機で試していないんですが、こちらもPlayMemories Homeを使った転送を行うとのこと。

DSC00006.jpg

マルチステーションが本体に付属するんですが、これになんと置くだけで充電ができる非接触充電機能を搭載。

DSC00007.jpg

さらにWiFi機能以外に、ソニーが推進している非接触データ転送規格「Transfer Jet」機能もカメラとマルチステーションに搭載しています。従来はTransfer Jet対応メモリースティックを使うことで、Transfer Jet対応機器と通信が可能、となっていましたが、その機能を内蔵したのはサイバーショットでは初めてのモデル。

ちなみにTransfer Jetステーション「TJS-1」ってソニーストアで13,419円もするんです。これに非接触充電機能も内蔵されたマルチステーションが同梱で49,980円。DSC-TX300Vの価格だけみると49,980円が高く感じらるかもしれませんけど、こうやって考えるとカメラ本体の価格は35,000円前後という見方ができます。そうなると今度は激安カメラに思えてしまうのは私だけでしょうか!?

DSC00008.jpg

防水性能は「水深5mで連続使用60分」とのこと。これは昨年モデルのDSC-TX10と同じ防水性能目安となります。

耐低温のマイナス10度というのもDSC-TX10と一緒です。以前、冬山に持って行ったことがありますが、動作保証温度ではないものの、サイバーショットってちゃんと動くんですよね。腕時計の表示がのろくなるほどの温度(マイナス10度くらいでそうなります)でも、サイバーショットの液晶は表示が可能(ちなみにTX300Vは有機ELディスプレイでした。私が冬山に持って行ったのはDSC-HX5Vというモデルでした)。ただ、撮影可能枚数は極端に減ります。※3となって、それも記載がありました。

DSC00009.jpg

そして、個人的にはこれが非常にありがたいんですが、GPS機能が搭載されているだけではなく、初の「GPSログ」機能の搭載となっています。

従来のサイバーショットのGPS機能は撮影場所の記録をしてくれていたんですが、このモデルではログが撮れます。持って歩いた時に移動した軌跡を記録してくれるとのこと。GPS-CS1KやGPS-CS3Kの様な働きをしてくれるので、これで私もやっとGPSユニットキットを持ち歩かなくて済むようになります。

ちなみにGPS-CS3Kは単3電池1本で約15時間のログを記録してくれていました。GPSログを記録するだけでも電力を使うので、サイバーショットDSC-TX300Vもログを取ると電力消費をするはずなんです。

どれくらいの電力消費をするのかは今のところ不明です。単3電池1本分ということはないでしょうから、GPSユニットとしてDSC-TX300Vを見たときも最長時間の記録をしてくれるユニットになってくれそうですが。

DSC00010.jpg

そして、記録メディアなんですが、これがメモリースティック マイクロ、もしくはmicroSDカード対応となっています。いつものメモリースティックDuoや、SDカードが利用できません。

ただ、このカメラはWiFi、もしくはTransfer Jetでの転送を前提にしているので、あまりメモリーカードの規格は気にしなくてよいのかも。それこそ、スマートフォン用に使っている32GBのMicroSDカードとかを使い回
してあげることができるので、いざというときにはこっちの方が便利かもしれません。

DSC00011.jpg

デザインはフロントのスライドシャッターがなくなったガラス一面の様なスタイルになっています。なんか、お気に入りのステッカーを貼りたくなるのは私だけでしょうか。

DSC00012.jpg

そして、今年の春のサイバーショットモデルの特徴でもありますが、デジタル一眼カメラNEX-C3で登場した「マイフォトスタイル」がDSC-TX300Vにも搭載されています。

機能を重ねて行くことにより効果をつけていく、好評のシステムがここにも搭載されます。デジタル一眼カメラへのステップアップにもDSC-TX300Vって使えそうです。

DSC00013.jpg

昨年から登場している「ピクチャーエフェクト」機能も「水彩画調」「イラスト調」の新しい効果2種が加わっています。

ゆったりした時間の中での写真撮影に楽しめそうです。

 

ということで駆け足ですが、DSC-TX300Vの大体の機能紹介でした。詳しい情報についてはプレスリリースを読むと一番早く理解ができると思います。

DSC00014.jpg
☆ソニープレスリリース「Wi-Fi機能を搭載し、スマートフォンをはじめとした機器連携機能を強化 新開発有効約1820万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、撮影能力も向上した“サイバーショット”『DSC-TX300V』など2機種発売」

発売は3月9日。ソニーストアではメール登録の受け付けをはじめています。カメラ製品は昨年秋から発売日の1週間前に受注を開始するんですが、このモデルに関しては注目度がかなり上がりそうなので、要注意。もしかしたらレギュラースケジュールではなく、イレギュラーな受注開始になるかもしれません。

まずは、ソニーストアにて「メール登録」をどうぞ。それと同時に「購入宣言」もおすすめします。

 

DSC00016.jpg
★ソニーストア サイバーショット「DSC-TX300V」のメール登録はこちらから

DSC00015.jpg
☆My Sony Club サイバーショット「DSC-TX300V」の購入宣言はこちらから

☆ソニー製品情報サイト「DSC-TX300V」の紹介はこちらから 

 

LINEで送る
Pocket