新型ウォークマン『NW-S754K』ファーストインプレッション
本当は来週あたりに記事を書こうと思っていたんですが、金曜日の朝10時から受注開始になるとのことで、いそいで紹介したいと思います。新型ウォークマンのSシリーズです。
ボディカラーは全8色、それに加えてソニースタイル限定のプリンセスライラックというスペシャルカラーが用意されています。プリンセスライラックは今年の流行色みたいですし、今回の一番人気はおそらく間違いないでしょうねぇ。
こういうソニースタイルさんでの限定カラーモデルを見ると、デザインだけではなくカラーも製品の魅力なんだなぁ、と改めて感じさせられます。
で、今回ご覧いただけるのはその全9色の中から4色です。ブラック、グリーン、ビビッドピンク、ブルーをお借りしました。
イエローに見えるカラーですが、これがグリーンです。正面と裏ではやや色の印象が違って見えます。
会社の若い女の子がたまにお店に遊びに来てくれて、いろいろ言っていってくれるんですが、今回のこれらのモデル「カラーがかき氷みたいですねぇ♪」とのこと。なるほど、メタリックなところがかき氷カラーとも見えます。さしずめこのブルーモデルはブルーハワイでしょうか。
こちらは「イチゴ」ですね。下半分はビビッドピンクですが、ディスプレイ周りは実は完全なレッド調です。
操作する指先から波紋が広がるようなデザイン、というのを踏襲していますが、そうか、ここのメタリック感もかき氷風です。
そららのカラーモデルはモックアップだったんですが、こちらのブラックは動作する実機です。あまり時間もなく、それほど使い込めていないんですが、簡単に操作を紹介させてください。
一番感動したのが実はこれ。キクタンというコンテンツです。リズムに合わせてひたすら英語の発音と日本語を繰り返しラップ調で話しているんですが、そうか、今時の若い子達はこういうことをして英単語を暗記するんだ! これは楽しそう。20年以上前の話になりますが、その頃に発明してくれていたら、きっと私は英語嫌いにならずに済んだのでは!?
歌詞ピタという歌詞表示の機能は昨年から搭載されていますが、こういう使い方に進化してくれると良いですねぇ。今からでも遅くない!ってことで、これで英単語を暗記するところからまた英語の勉強をしてみようかしらん。
今年モデルの特徴でもあるのが「おまかせチャンネル」の復活。
Eシリーズでは全画面表示でチャンネルが変わっていましたが、表示エリアにゆとりがあるSシリーズの場合、こうしてスクロールの際もワイド映像が流れるようになります。
縦スクロールでチャンネル変更、横スクロールで曲送り戻しというのも一緒で使いやすいポイント。ネットジュークでなければ楽しめなかった機能がウォークマンだけで出来てしまいます。
そして、これも今年のウォークマンの最大の目玉機能。カラオケ機能の強化です。強と弱が選べるようになっていて、私が聞いたところではそれほど大きな違いは感じられません。ただ、従来のボーカルキャンセル機能と比べるとボーカルの消え方が見事。
わずかにエコーの音が聞こえてはきますが、これは「カラオケ」と呼んで問題ナイでしょう、というレベルだと思います。見本に鳴らした音とかここでお聴かせしたいんですが、なにか問題になりそうなのでやめておきます。
カラオケモードにするとキーコントロールもできます。キーの上げ下げは再生中に上下ボタンを押すだけ。スピードが変わることなく音程だけ変化するのが不思議です。
ちょい聴きmoraも搭載されています。
ここではデモ用にプログラムを組んでくれているようで、邦楽、洋楽、ロック特集などのジャンルが用意されていてどんなイメージでお試し曲の再生ができるのかがわかります。アイコン一つでずいぶん雰囲気が変わりますね。
これがその曲の再生をするところ。ダウンロードランキングから気に入った曲をそのままダウンロード購入の予約をするもよし。。。CD派の方はここで気に入った曲を覚えておいて、そのままCDショップやツタヤさんにレンタルしにいくも良し。ですね。
どうも世代によって、レンタルCDを借りてくるか、ダウンロード購入してしまうか、CDを買っちゃうか、というのが分かれているようで、それぞれの使い方をするとよいと思います。
そして、これも新機能。アラーム設定。実は日曜日のインディジャパン観戦ですが、このウォークマンSシリーズに起こしてもらいました。
ね、アラームの時刻設定が朝の5時になっています。ウォークマン単体ではスピーカーを内蔵していないのでS750Kシリーズに付属のスピーカースタンドにセットする必要があるんですが、それでお気に入りの曲で起きることができました。
ま、単なるアラーム再生なので特筆すべきことはないんですが、内蔵されたアラーム音か、それとも自分でセットした曲の再生をする、という設定ができます。
付属するヘッドホンは従来のA840シリーズに付属していたものと同じタイプになります。ドライバーが縦位置になるもので、個人的にはもっとも好きなタイプのヘッドホン。私の耳ではこのタイプのものが一番当たるところが少なくてすっきりします。
その効果のほども、デジタルノイズキャンセリングになっているので、ヒスノイズも聞こえず、ボリュームがグッとあがる感もなく、非常に自然に使えます。
ということでスタンダードなウォークマンSシリーズの紹介でした。
ソニースタイルでは「選べるヘッドホン」ということでヘッドホンのカスタマイズサービスをしていたり、ディズニーキャラクターのデザイン刻印をしてくれたり、また限定カラーのソニースタイルオリジナルモデルを用意していたりします。
受注開始は9月24日の朝10時です。是非、それまでに購入予定のモデルを組み立てておいてください。
ソニースタイル ウォークマンS750シリーズ オリジナルモデルのご案内はこちらから
★ソニースタイル ウォークマンS750シリーズ Disneyハートコレクションのご案内
メークボーイ
2010年9月22日 @ PM 7:52
SシリーズはS700F/S600シリーズから続いていた「NCなしのスタンダードとNCありのハイエンドのダブルラインアップ」ではなく、NCありモデルに集約されていますね。
かつてのカセット時代はラジオなしとラジオ付きの両方あったことも多く(レコーディングモデルもあった)、それを思い浮かべます。
購入予定はないですが、金曜朝から土曜夕方まで家におりませんので、もしこの状況で購入するとなればどういう心境になるのか…
キャビア
2010年9月22日 @ PM 8:07
こんばんは。いつも詳細なレポート楽しみにしています。
閲覧に登録が必要なサイトなのですが、日経パソコンさんの
サイトにあるSシリーズのレビューで、以下のような記載があります。他のレビュー記事で触れられているは見た事がありません。屋外で見やすいのなら良いなと思います。
お手数ですが、確認出来るようでしたら教えていただけないでしょうか。
以下、引用です。
「屋外でも見やすいTruBlack技術を採用した液晶を採用したことで画質は大幅に向上した。それだけでなく、液晶を覆うパーツもアクリルガラスから、より見やすい強化ガラスに変更している」
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20100917/1027535/?P=5
店員佐藤
2010年9月22日 @ PM 8:36
♪メークボーイさん、こんにちは。
上のクラスの機能がドンドン下のクラスにお下がりで
搭載されるようになってきています。スタンダードなのに
ほぼ全部載せになってきましたね。
店員佐藤
2010年9月22日 @ PM 8:38
♪キャビアさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
なるほど、道理で。。。液晶がずいぶん輝度差があるというか
キレイに見えました。比較するものがないんですが、言われてみると
確かに見やすかったように思えます。すでに実機が帰ってしまったので
確かめようがないんですが。。。m(_ _)m
taiseiko
2010年9月23日 @ PM 1:14
Sシリーズなかなか良い進化ですよね。
私も実機をソニーストアで見てきましたが、前モデルの奇抜さもなくなって、デザインも好感触です。
おまかせチャンネルやブックマークの復活は従来のユーザーにも対応して欲しい気もします。無かったのが不思議なぐらいですので。
店員佐藤
2010年9月23日 @ PM 11:13
♪taiseikoさん、こんにちは
コメントありがとうございます。
そういえば先行機種では機能が搭載になっていなかったんですね。
ドラッグ&ドロップ対応にするために大幅にソフトウェアを変更して
いたらしいので、その影響ですかねぇ。
うちだ
2010年9月24日 @ AM 10:29
ウォークマンsシリーズの選べるヘッドホンとノーマルの値段がおかしくないですか?容量によって値段があべこべの用な気がしています
うちだ
2010年9月24日 @ PM 1:06
いまサイトを見たら値段が訂正されていました
店員佐藤
2010年9月24日 @ PM 7:16
♪うちださん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
すみません、今日は朝から外出していてチェックが
できませんでした。ソニースタイルさんの方で訂正を
されていましたか?
また、今後もなにかありましたらお知らせくださいませ。
メークボーイ
2010年10月2日 @ PM 11:26
しかし、これだけのコンパクトサイズにHDDウォークマンを超える容量が入るとは、HDDウォークマン販売当時からは信じられなかったですね。
S756/S746は実質約29GBなので、HD5の実質約19GBは軽く超え、HD5Hの実質約28GBよりわずかながら多く入ります。しかもそれが2万を切る価格で手に入るとなればなおさらです。HD5Hは37,800円でしたので、HD5Hの約半額で手に入る計算です。