吉田カバンメッセンジャーバッグのオーダーレポート
先週木曜日くらいから具合が悪く金曜日はほとんど惰性だけで過ごしていたんですが、今朝になってオーダー状況をみて、びっくり。この吉田カバンとソニースタイルのコラボレーションでメッセンジャーバッグの販売を先週末からスタートしているんですが、予想以上のオーダー数に驚いています。
確かにビッグニュースではあるので、簡単にですが案内はしていたんですが、まさかこんなにオーダーが多いとは(^_^;)ということで、今回はもうちょっと詳しくご案内をしてみたいと思います。
ソニースタイルとスタイルメンバーさんで話し合って製品企画する「企画会議」でこんか実現したのはメッセンジャーバッグでした。過去にもα100、α700が発売されたときに同様のメッセンジャーバッグを企画していて、通算すると3回目のメッセンジャーバッグ企画になります。
従来はばら売りだったりしていたこともあるんですが、内容はメッセンジャーバッグとインナーケース。
メッセンジャーバッグというのは単なる肩掛けバッグではなくて、自転車で荷物を運ぶ「メッセンジャー」のためのバッグで肩にかけたベルトを金具の調整で思い切り短くすることができたり、大きなフラップで荷物の出し入れがすぐにできるようになっているなど、いろいろな工夫をしているバッグです。
これにカメラ用のインナーケースを用意してそれを入れて使えば、カメラを入れたメッセンジャーバッグ。インナーケースをはずせば普通のメッセンジャーバッグ。インナーケースだけ他で使えばリュックの中にカメラケース、などという使い方ができます。
インナーケースはこのようなサイズ。私が使っているα100の時の初代メッセンジャーバッグではこんな風にセパレートしなかったんですが、今回はそれができるみたいですね。
見本の写真に入っているカメラはフィルムを使うちょっとクラシカルなカメラ。サイズ感がわからないかもしれませんが、大体、α本体とレンズが1本入るくらいのサイズ。目安としてはWズームレンズキットを収納できるようにして開発している、と、初代のメッセンジャーバッグの時に話を伺っているので、今回も同様の感じになっていると思います。
こちらはα100の時の初代メッセンジャーバッグ。かっこつけて写真を撮ってきたんですが、残念ながら頭にアンテナが立ってしまっています。(T_T)
自転車に実際にまたがるときは、ここからさらにベルトを詰めてしまってバッグは背中にぴったりと密着する感じで使います。
私が自転車でどこかに写真を撮りに行ったりしているときは、基本的にこのメッセンジャーバッグを使っています。使用頻度が高いのになかなか写真が見つからないなぁ、と思っていたんですが、このバッグを写すことってほとんどないんです。これをしょったままカメラを取り出して撮影しているんですから。
収納力はそれほど多くはありません。標準ズームレンズを装着している状態でしたら、それと単焦点レンズを2本とか、長い望遠レンズが1本入る程度。
上の写真では85mmのプラナーを入れて、それと50mm単焦点レンズを入れているだけ。焦点距離が長いのと短いのという組み合わせくらいでしか入りません。
バッグの容量自体はかなりあるので、その気になればレンズケースに入れてゴロゴロ持って行くこともできるんですが、もともとメッセンジャーバッグって重たいモノを運ぶためのバッグではなく、書類などの軽いモノを運ぶバッグ。たくさん詰め込むと背中や肩にかなり負担がかかるので、オススメはしません。
重量が軽ければ、こうして普通にショルダーバッグとして使う事もできます。写真は東海道53次を歩いている時のものですが、たくさんのポケットがついているので、そこにガイドブックや予備バッテリーなどを入れておくこともできます。
こうして振り返ってみると、このメッセンジャーバッグ、かなり気に入って私は使っていますね。
その初代α100登場時のメッセンジャーバッグが左で、今回の新型が右。サイズがやや小さくなっています。従来はその気になるとtype ZクラスのノートPCを入れることもできたんですが、今回はそうやってノートPCを持ち運ぶことはあまり考慮していないサイズって感じ。
α本体も進化して小型化されてきているので、それに合わせてメッセンジャーバッグも小さくなった、なんて見方ができるのかも。
新しくバッグ底面にリフレクターがつきました。このバッグ底面ですが、実際に自転車に乗っているときは背中に乗っかっている状態になるわけで、ちょうど後ろ向きになるんです。夜間、夕暮れ時にドライバーからの視認性をあげてくれそうです。
これはなかなか良いアイデアなので、リフレクターテープだけ買ってきて、自分のバッグにつけることができるかな?
それと真似ができない進化がこちら。レインジャケットが付いていて、万一の雨の時はこうしてバッグをすっぽりとカバーするものが付属します。
ふだんはフラップ部のポケットに収納しておくそうです。この手のビニール素材を探して来て自分のメッセンジャーバッグに使えれば良いんですが、こういうぴったりサイズのレインジャケットなんて、まず見つけることはできないし、これはさすがに真似ができません。
うーん、手がこんでいますね。
肩掛けは左右逆にすることができます。「え? 自分で肩にかけるときにすきな方にかければ良いんじゃないの?」というと、そういう風にはできていません。右肩にかけるか、左肩にかけるかは自分で決めておいて、それようにベルトをセッティングする必要があるんです。
ベルトをぎゅっと詰めるときは下側にくるバックルに調節機構がないといけませんし、脇の下をとめるチェストベルトもどちらの肩にかけるかで位置が変わってきます。
このあたりのメッセンジャーバッグの使い方というのは、私も実際に利用するまで何を言っているのかわからなかったんですが、おそらくこれからお使いになる方も、これらの話、何を言っているんだからわからないと思います。でも
、大丈夫。
実際に使ってみると、自然とそういう使い方になってくると思います。
そして今回は色が選べるところも新しくて、用意されているのはブラックとネイビーと2色のコンビ。
この2色コンビだけは限定販売になっていて50個までの数量限定になっています。こうした限定モデルに人気が集中するのは世の常で、今回も7~8割くらいの方がブラック×ネイビーでオーダーをされているようです。3割弱の方がブラックカラーを選択して、ごく一部の方がネイビーカラーを選ばれている状況です。
このネイビーカラーのメッセンジャーバッグとかってあまり見かけないので面白いと言えば面白いんですけどね。
個人的にはα100のときに購入したブラックカラーを気に入って使っているので、出来ればこの赤いレッドタグだけもらえたら良いのに。。。なぁんて思ったりもしています。(^_^;)
メッセンジャーバッグとして考えるとちょっと高いかもしれませんが、しっかりとインナーケースが用意されているので、安心してαを持ち歩くことができます。
ウエストバッグのようにサッとカメラを取り出してサッとしまう、みたいなことはできず、目的地まで荷物を届けるメッセンジャーバッグの性格上、カメラを目的地まで運ぶ、という使い方になってしまうんですが、これで自転車×デジタル一眼“α”の行動範囲が広がることは間違いありません。
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