コピーワンス見直しは『コピー9回』へ
先週のニュースになってしまいますが、AV Watchで「コピーワンス見直しは『コピー9回』へ」というニュースが掲載されました。
今すぐにどうこうという話ではなく、これから審議に入るわけですが、現行の地上デジタル放送について(BSデジタルは別だそうです)は、一人3回×3人分の1世代のコピーを許可し10回目のダビングについてはムーブ、という運用ルールを総務省の情報通信審議会から提案されたそうです。
スゴ録などのデジタルレコーダーでの制限もひどいものがありますが、パソコンでのデジタル放送の取扱に関しては、それ以上にひどいモノがあります。当店でも、この夏の新製品TZノートでのデジタルチューナーDT1を使ってのデジタルハイビジョン放送の録画については、いろいろご相談をいただいているんですが、複数PCでの番組のムーブはもちろん、録画した番組のディスクへの書き出しもSD画質のDVDオンリーなど、「これ、できるかな?」というのは、ことごとくダメ。
利便性だけ考えると、デジタル放送ってホントに不便。
で、ニュースを見ると「各業界団体も一定の理解を示す」とはなっているものの、それぞれ海賊版コピーをおそれての意見なんです。消費者の利便性を下げるのが目的ではないようで、これを傍目に見ていると「だったら、いっそのことコピーフリーにして、海賊版コピーをした人の取り締まりを強化すればいいのに!」とか思うんですが、どうなんでしょう!?
今後に期待しています。>日本芸能実演家団体協議会、JEITA、日本音楽事業者協会、映画業界、消費者団体、放送局、民間放送の皆様。(放送局だけかと思ったら、いろんな団体さんが参加されているんですねぇ。)