ブラビアA2500でF1を観た!

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こんにちは店員佐藤です。まだ風邪っぴきを引きずっています。


で、今日はようやく日曜日に開催されていたF1日本グランプリを事務所のブラビアA2500でハイビジョン観戦することができました。




どうも熱でボーッとしていたのか、自宅のスゴ録での録画に失敗してしまっていて、出勤するまで本戦を見ることができなかったんですが、ようやく実現。さすがに情報遮断も日曜日いっぱいはなんとかなったんですが、昨日はあちこちのblogに「シューマッハ残念だったね」なんてコメントを目にしてしまい、もう、なんとなく結果がわかっちゃっているんですけどねぇ。。。



で、とりあえず、ダイジェストで日本グランプリを、初のハイビジョン中継映像でみたわけですが、最初に驚いたのが。。。フェラーリが赤い!! 本当に赤い!!



もう、コレモンで赤いんです!! さすがブラビアA2500のライブカラークリエーションの威力発揮です。生でF1グランプリを観に行ったことはありませんが、きっと実車もこんなド派手な赤なんでしょうねぇ。



で、さすが! もう何を見てもハイビジョンの高解像度が嬉しくなってしまうんですが、うーん、走行シーンは思ったほどの解像感はありません。


まぁ、なんせ野球中継やサッカー中継と違って、ほとんどフィックスの画がなくて、95%以上は左右にパンニングしているシーンの連続になるので、地上デジタルの17Mbpsのビットレートではこんなもんなんですかね?



ただ、ハイビジョンならではというか、こういうクラッシュシーンというか、サスペンションが壊れてタイヤが暴れ、マシン後部を破壊してしまったシーンとかはこれでもか!っていうくらいのパーツが飛び散り、迫力満点。


以前、ドルビーデジタルとDTSの音声フォーマットの違いでガラスの割れる枚数が違って聞こえる、なんて表現をしたことがありますが、映像版のそれですね。



あとは、ハイビジョンの威力がいかんなく発揮される感じがするのが、こういうピットシーン。普段のSD映像では走行後のタイヤの様子がよく見えないんですけど、ハイビジョンではその差歴然! ほほぅ、アロンソはずいぶんタイヤに与力を残してタイヤ交換に入ってきてなぁ、とか、シューマッハの方は溝が薄くなるまで使ってんだなぁ、とかアナウンサーの情報に頼らずに自分で判断ができてしまいます。


さすがハイビジョン! F1の見方を変えさせてくれますねぇ。



いつもなら「余計なことしないでぇ!!」って感じで、こういう枠組み画面を見ることになりますが、画面がこういう風に小さくされてしまっても、そこはハイビジョン。綺麗に小さくなっているというか、枠の中の映像はこうなってもハイビジョンなので、なんのストレスもありません。



もともと、縦移動がなく、横だけの動きしかないので、16:9のワイド画面もF1レースを見やすくさせてくれる一大要因なんですよね。BSデジタル放送でハイビジョン放送が2000年暮れから始まり、その時からずーっと、F1は絶対にハイビジョン向けのコンテンツなんだから、早くハイビジョン中継して欲しい!って願いまくっていただけに、今回は感動もひとしおです。


最後まで録れていれば。。。


 


はい、そうなんです、ラスト20周くらいのところで映像がプツッと止まってしまっていました。録画容量を使い切ってしまっていたみたいで、ラストまで録れなかったんですよ。。。とほほ。。。


 


で、冷静になってみると、今回のF1中継、満点!ってわけでもありません。


これはどうしようもないことはわかっているんですが、あえて言ってしまうと。。。



この車載映像のシーン。これは当然SD画質で4:3画角になるし、画質も落ちるわけです。ハイビジョンの超高画質から一転、車載映像シーンになると、急に萎えるんですよね。


それでも、車載映像の画質も昔よりかなり上がってきているし、昔は一部のマシンの映像しか見られなかったモノが、現在はほとんどのチームの映像が観られるようになったし、嬉しいのは嬉しいんですけどね。


 


って、ちょっと待てよ。確か、この秋登場の新型ブラビアA2500シリーズ、X2500シリーズには、SD画質をハイビジョンアップコン映像にしているものも、適正に補正してくれるとかいう売り文句がなかったっけ?


はい、そんな機能が搭載されています。DRCのモード2というのがそれです。


ついでですので、その効果のほども説明してみたいと思います。



まずは、モード切替のやり方なんですが、最初にメニューを呼び出し、一番下のテレビの設定をするというのを選びます。



で、画質設定の中から「DRC-MFモードの選択」というのを選びます。


ブラビアでは常時DRC-MFという、入力された映像をハイビジョン、SD映像問わずに一旦全部分解してハイビジョン画質に作り替える機能があるんですが、今度の新型ブラビアA2500では、元の撮影画質がSDで、それをハイビジョン信号に単純にアップコンバートされた映像をアップコン用のプログラムで画質補正を行うという機能がついています。


この「DRC-MFモードの選択」という項目でそれを切り替えることができるようになっており、「モード1」というのが、ハイビジョン信号、他向けの通常のDRC-MFになっています。


「モード2」というのが新搭載のSDからのアップコン用のDRC-MFモード。これ、自動切り替えにならないのか?って話ですが、左右に黒みがつくだけでなく、空いているところに模様を入れたり、テロップを入れたりする番組などがあり、アップコン映像の自動判別というのが、今のところできないんだそうで、それでこうして手動切り替えを行うことになってしまうんです。



で、その効果のほどをちょっとお見せしたいと思います。これは現在、夜中にフジテレビで放送しているドラマ「24 Season IV」のワンシーン。効果がわかりやすいようにDRCパレットは「すっきり60・くっきり60」に調整してあります。


 


左がハイビジョン放送向けのモード1、右がアップコン用のモード2です。


ご覧になっている方はご存じの通り、ドラマ24はSD画質をハイビジョン変換したアップコンバートでの放送になっています。それをDRモードで録画しておき、一時停止している映像でモードだけ切り替えて撮影しています。


これくらい、すっきりした映像にしてくれるんです。モード2は。


 


他にも効果はもちろんあって、写真ではわかりにくくなるんですが、こういうシーンで威力を発揮します。


 


うーん、あまり差が出ないんですが、こういう人の顔の質感とかがモード2だとわかりやすいというか、ぶっちゃけるとシワがわかりやすく表現されるんです。


しくみとしては、通常のモード1だと、ビットレートの高いところで画質をいじるんだそうですが、モード2では低ビットレートのところで映像を完結するように作り替えるんだとかで、アップコンによりついてきてしまう余計な信号を削って画質補正を行うんだとか。



この切り替えはワンタッチ一発で行う機能を用意していないので、画質調整項目の深いところにいかないと切り替えができないことが、あり、先ほどのF1中継みたいに頻繁にハイビジョンとアップコンの映像が切り替わるような番組では正直、あまり使えない機能になっています。


その代わり、ドラマ24をはじめ、ちょっと昔のドラマの再放送、また韓流ドラマとかだと、BSデジタルでの放送も多いので、こういうアップコンドラマの視聴時には威力を発揮するんでしょうねぇ。


ちなみに、モード2の弊害として、そのままハイビジョン映像を観ると、解像感が明らかに落ちた映像になってしまいます。要はビットレートの高い信号をあえて無視するしくみになっているので、高精細な画質が損なわれてしまうんですね。


なので、モード2を使い終わったら、またモード1に戻しておかないと「あれ?なんか画質が荒いぞ?」って、ことにもなりかねません。(見慣れてくるとどっちのモードになっているのか、自分で気がつくので問題はないんですけどね。)


 



ちなみに、F1本戦を最後まで録ることはできませんでしたが、予選の方は録れていました。



最終ステージ前にはピットレーンに各マシーンが待機しているシーンとかありますが、これは圧巻ですよねぇ。なんか記念に額かなんかに入れて飾っておきたいくらいの画質で、夢のF1マシンがハイビジョン画質でズラッと並んでいるんです。


惜しむらくは、これ、ブルーレイディスクに記録しておきたかったなぁ。。。きっと再放送はしないし、鈴鹿でのハイビジョンF1中継はこれが最初で最後だったんですもんねぇ。あと2ヶ月早く、ブルーレイレコーダーの「BDZ-V9」が発売されて欲しかったです。。。(T_T)


とりあえずはハードディスクの中に永久保存ですね。(スターウォーズと一緒に。。。)


 



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